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地中に埋まっていたシークヮーサーの種が発芽しました
Shekwasha seeds in the soil have sprouted.
鉢からプランターに移植した種は発芽しませんでしたが、移植せずに残っていた(埋まっていた)種から発芽しました。この原因は、移植した種は土の表面で乾燥状態にあったためではないかと思われます。土に埋まっていた種は移植していないのですが、結果的に6本発芽しています。これらのことから、種を蒔いたあとの状態、つまり、種の蒔き方は非常に重要であるといえます。ちなみに皮の表皮は剥がさずに植え付けました。いつかレモンの種の皮を剝いて蒔けば発芽しやすいとテレビで紹介がありました。今回、シークヮーサーの種には何もしなくて、そのままの状態で土に種の上部がやっと隠れる程度の深さで埋めていました。その結果、土の表面に乗っかっただけの種は発芽しなかったにもかかわらず、土を軽くかぶせていた種は発芽しました。
鉢植えの方は4月3日に一回り大きな鉢に植え替えました。その鉢の根元に残っていたシークヮーサーの種から2本発芽していました。
(2017年4月15日)
少なくとも6本の発芽が見られました。もしかしたら7本かもしれません。この小さい鉢に一時的に移植しましたが、しばらく栽培して少し成長したところで大きな鉢に移植する予定です。
(2017年4月18日)
6本あったのに、現在生き残っているのはたったの2本です。2本だけでもいいから無事に生長してくれればいいです。最悪でも1本は残ってほしいです。
(2017年4月26日)
一回り大きな鉢に植え替えました。2本のほかに先端が潰れた芽も一応埋めておきました。もしかしたら種の別のところから芽が出て来ないでしょうか。
(2017年4月28日)
鉢植えシークヮーサーの根元にさらに1本発芽しました。これはしばらくこのままで育てることにします。植え替えで枯れることもありますから。
(2017年4月29日)
6本移植して残った1本も生長点がつぶれているような感じです。発芽後、あまり早い時期に移植すると枯れやすいような気がします。
(2017年5月7日)
接ぎ木苗の根元に7本目が出てきて、順調に育っています。これはもう少しこのまま生長するのを待ちます。なぜならば、前の6本の結果から、あまり早い時期に移植すると枯れてしまうことが示唆されるからです。
(2017年5月7日)
実は4日前にプランターの端っこで発芽が確認できました。掘り起こしたらしっかりした苗でした。長い根が確認できます。時系列順では前後しますが、これを9本目とします。
(2017年5月11日)
プランターからNo.1を植えている鉢に移植しました。この鉢をAとします。中央の殻をかぶっている芽がNo.9。右下がNo.1で、一応枯れてはいませんが、生長点がつぶれているような感じです。もっとじっくり育ててから移植すべきでした。その失敗を踏まえて、No.7とNo.8には慎重になっています。
(2017年5月11日)
No.10は複数本あるようです。多胚性なので1粒の種から数本のクローン、すなわち均質な苗が育成できます。
(2017年5月22日)
掘り起こしたらNo.10のところに3本ありました(上3本)。つまり、No.11, No.12までです。No.7(いちばん下)とNo.8(下から2番目)も掘り起こしました。こういう時はブラックモンブランの棒が便利です。
(2017年5月22日)
1つの鉢に5本植えました。この鉢をBとします。仮にこれらが枯れてもNo.9が根付いたので大丈夫です。中央がNo.7, その右がNo.8, 残り3本がNo.8からみて時計回りにNo.10, No.11, No.12とします。
(2017年5月22日)
鉢Bは5本全部生きています。中央がNo.7, その上がNo.8, 残り3本がNo.8からみて時計回りにNo.10, No.11, No.12。
(2017年6月11日)
経過と今後の予定
2017年3月20日、いっこうに種が発芽しないのでサラダ菜の種を蒔いたプランターに移してたっぷり水をやりました。まずは発芽するかどうかですが、発芽したらしばらくそのままで行きますが、いずれ植え替えは必須です。
2017年4月15日現在、プランターの方ではなく、鉢の方で移しきれなかった種から2本発芽していました。もうしばらく様子を見てから植え替えようと思います。
2017年4月18日現在、6本の発芽が確認できました。これらを別の鉢に移植しました。しばらくしたら大きめの鉢に移す予定なので一時的な移植となります。
シークヮーサーの種が発芽するまでのプロセス
2017年4月26日現在、6本あったのが2本しかまともに育っていません。つまり、先端が枯れたりしています。生き残ったのは2本です。このうち1本は順調に育っているようです。もう1本は予断を許さない状況です。
2017年4月28日、一回り大きな鉢に植え替えました。これで様子を見ます。
2017年4月29日、もう1本発芽しました(7本目)。枯らさないために、この場所でこのまましばらく様子を見ます。
2017年5月15日、通算8本目が出てきていました。No.7が生長しているのを見てわかったのは、発芽後、すぐには植え替えない方がいいということです。また、プランターに蒔いていた種からけっこうしっかりした苗1本が見つかりました。これをNo.9とします。現在までに5本枯れたので、残っているのはNo.1とNo.7とNo.8とNo.9の4本です。移植は慎重に行わなければなりません。No.9のように根がしっかり生長していれば移植しても大丈夫と思われます。
2017年5月22日、No.7, No.8とNo.10を植え替えました。No.10を掘り返してみると、さらに2本あったのでNo.11, No.12としました。この5本のうち、No.7とNo.8は大丈夫かもしれませんが、No.10〜No.12はまだ小さいので枯れる確率は高いです。しかし、このまま接ぎ木苗の鉢に植えていると根が深くなるので、掘り起こす時に接ぎ木苗の根を傷めてしまったり、掘り起こせなくなったりすると思い、移植しました。もし今日移植した5本全部枯れたとしてもNo.9が安定しているのでに踏み切りました。失敗しても実験結果としては意味があります。
2017年6月11日現在、7本全部生きています。
2017年6月28日現在、鉢Aに3本目、4本目の芽が出てきているのが確認できました。これで鉢Aが4本、鉢Bが5本になりました。
結論として、シークヮーサーの種を発芽させること自体はさほど難しくないといえます。
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