
(2015年12月4日)
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2015年12月4日(金)の昼食にバイキングに行きました。その時、焼きサバにレモンの果実を絞ってかけたところ、種が4個入っていました。それを捨てずに植えてみます。レモンは種から育てても同じ品質の果実が生るので、期待が持てます。しかし、寒さに弱いので発芽しても枯れてしまう可能性があります。地植えすると寒さに耐えられないので、鉢植えにする必要があると思われます。まずは発芽するかどうかです。一般には種の皮を剝くと発芽しやすいといわれています。それを水を含んだ脱脂綿に乗せておけば発芽するようですが、私はベランダで土の上に置くことを選択しました。世界一りんごの種を蒔いた鉢にレモンの種を4個置きました。うち2個は皮を剝きました。残りの2個は皮を剝いていません。
テレビでレモンの種から栽培する方法を見た時は、皮を剝いた種を水を含ませた脱脂綿の上で発芽させていました。皮を剝いた方がカビも生えないし、発芽も1週間ぐらい早いとのことでした。私は外で土の上で発芽させることにしました。以前、接ぎ木の苗を畑に植えた時は、冬の寒さで枯れてしまいました。今回、もし発芽したら、鉢植えにして、冬は室内に移動して育てるという方法をとる予定でしたが、結局、2015年末の種は発芽しませんでした。
1回目の挑戦から1年5ヶ月経った2017年5月15日、包丁で半分に切れた種2個と、完全な形の種1個を植えてみました。切れてない方の種は外側の白い皮を剝きました。このレモンの種はファミレスのジョイフル芦北店で唐揚げ定食を食べた時に付いていたレモンに入っていた種です。芽が出て来るかどうか確かめてみます。
種からの栽培とは別に2017年5月17日にレモンの接ぎ木苗を買ってきました。1本の苗木に花が咲きそうだったからです。自家受粉して実が生ったら種をとって発芽実験を行います。まあ、実際は苗木の体力次第ですから、そうそううまくはいかないのでしょうが・・・。
2017年6月5日現在、2個に発芽の兆候が見られました。ついに発芽に漕ぎ着けそうです。
2017年6月11日現在、発芽しかかっているのが2本あります。しかし、そのうちの1本は地上に露出していて、根が出てきていません。
2017年6月14日現在、発芽したといえるのは1本です。必ずしも皮を剝かなくても発芽するようです。私のやり方ではむしろ皮を剝かない方法がうまくいくような気がしています。
2017年6月27日現在、2本目も生長しています。大きめの鉢2個に植え替える必要がありそうです。
お手製レモンの果実なら、農薬の心配がありませんので、丸かじりも可能です。そうすると、中果皮のところのビタミンCも摂れますし、内果皮の内側の砂瓤(さじょう)の中に豊富に含まれるクエン酸も無駄なく摂取できます。私が趣味ですけど放置してできる果樹栽培を追求している理由の一つは、加工してない生の果実(特にみかん類)を安心して食べたいからです。私の場合は子供の頃から温州みかんをはじめとしてハッサクや文旦などに囲まれて育ってきたためか、肌トラブルはほとんどありません。また、皮ごと食べるのでお通じもよく、便秘とは無縁です。なので、私にとっては柑橘類は必需品なのですが、自然災害や異常気象などで収穫できなかった場合は困ります。
2017年7月13日、百均で買ってきた黄色の鉢に植え替えました。
2017年7月26日、2本とも生長しています。小さい方も木の形になってきました。そのうち、鉢を大きな鉢に替える必要があります。その時、1本ずつにするか考えます。このまま鉢植えで栽培する可能性が高いですが、地植えするにしてもある程度まで大きくしなければならないので、少なくとも1〜2年は鉢植えになるかもしれません。
2017年10月7日、鉢を大きいものに替えました。
2017年12月4日、朝に4℃くらいだったようですが、レモンの実生苗の先端が萎れていました。しかし、陽当たりの良い場所に置いていたら午後には復活していました。2018年3月26日に長さを測ってみたら60cmぐらいになっていました。支えないと倒れてしまいます。上の方を切り戻して分岐させる方法もあります。しばらく様子をみて決めます。
2019年1月31日現在、長い方は枯れて短い方の1本が伸びて大きくなっています。