2016年5月5日14:11

2つ目の花が咲きそうです。だいぶ蕾が大きくなってきました。
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2つ目のパッションフルーツの花が2016年5月7日に咲きました。今回は綿棒で人工授粉しました。授粉後数日の間にだんだん重たくなってきたように見えました。4日後には結果しているのが確認できました。
2つ目の花が咲きそうです。だいぶ蕾が大きくなってきました。
先端が白っぽくなってくると、いつ咲いてもおかしくないようです。一日花なので朝に咲いて夕方には閉じて来ます。ただし、1個目の花は夜も咲いたままで翌日の朝まで咲いていました。気候によるのかもしれません。
2時間50分の間に咲いてしまいました。まさか今日咲くとは思わず、油断していました。またしても咲く過程の細かい観察ができませんでした。
少し斜めから見ると、雌しべがY字型になっていることがわかります。
午後には雌しべが下がって来て、雄しべに接触していました。南米とかではこれで昆虫を媒介して自然に受粉するのでしょう。
もっとはっきりと写しました。雄しべは黒板消しのようです。
雄しべの花粉を綿棒にとりました。かなり豊富に付いていました。これを雌しべに軽く塗りました。
夕方にもまだ開いたままでした。
翌朝は閉じていました。
少し重たくなってきたように見えます。
さらに重たくなってきたのでしょうか。
指で花びらをのけてみると、中に生長中の実が確認できました。授粉は成功しました。ただ、自然に授粉したのか、人工授粉のおかげなのかはわかりません。
1つ目の花は咲く気配もなくいきなり開花してしまいました。今回の2つ目の開花では咲くプロセスも観察するつもりだったのですが、やはり、開花のタイミングの見極めが難しく、観察をし損ねました。朝6:50の時点では咲く気配はなかったのですが、10:39に気づいた時は咲いてしまっていました。ただ、この2回を通じてわかったことは、咲く前の蕾は先端が少し白っぽくなってくるということです。少し広がると中の花びらの白が見えてくるのでしょう。9時台、10時台には特に注意して観察しておく必要がありありそうです。
ほかに今回わかったことは、最初は雌しべがY字型に立っていたのですが、やがて萎れるように曲がってきて、雄しべに接触しそうな距離まで近づいたということです。それでも念のために綿棒で雄しべの花粉をとって雌しべに付けました。これをやらなくても結果したのかどうかはわかりませんが、いずれにしても1回目は花が1週間後に落ちてしまったのに、2回目は実が生りました。順調に大きくなれば収穫できるでしょう。楽しみです。3つ目の花も5月10日に咲きましたが、激しい雨の中で開花したので、人工授粉しようとしても綿棒に花粉が付きませんでした。綿棒に2つ目の花の花粉が残っていたので、それを付けてみました。