2016年4月24日22:25

夜の時点ではまだフルに開いていました。
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パッションフルーツの花が2016年4月24日に咲きましたが、一晩明けて朝には少し閉じていました。そのあともだんだん閉じてきました。その変化を追いました。
夜の時点ではまだフルに開いていました。
朝になっても、この時点では閉じ始めてはいませんでした。
副花冠の紫色と白の組み合わせはきれいです。
直前の写真の3時間後には閉じ始めていました。花びらと萼の区別がつきにくいですが、白・緑・白のストライプになっているのが萼片で、白いのが花弁と思われます。
めしべはY字型になっています。雄しべは掃除機の先端とか、黒板消しに似ています。
閉じて来ると副花冠が納まりが悪く、見た目には今ひとつの感じです。
中の雌しべと雄しべには目立った変化は見られません。
だいぶ閉じてきました。
付け根の部分。
一日花のようなので、さすがに咲いてから丸2日となると形がかなり崩れてきました。
副花冠が垂れてきました。朝よりもさらに閉じてきました。
もうあまり変化しなくなりました。
→ 花が開く過程の動画もあります。
だんだん閉じていく過程で、花弁と萼片がはっきりわかるようになりました。ただ、萼片より花弁が内側にあるのに、閉じる時は萼片の方が閉じ方が早く、位置関係が逆になっています。これは副花冠が障害になっていて、萼片の方が副花冠を押し込む力が強いことによると考えられます。そのように見えます。花弁は白っぽく、萼片は緑色です。
この品種は自家受粉する品種だと思われます。これから実になっていく過程が楽しみです。
このあと、1週間後に落ちてしまいました。うまく受粉できていなかったのではないかと思われます。今度花が咲いたら人工受粉してみます。