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トップページ > 庭の花 > トケイソウ アメシストの栽培

トケイソウ(パッシフローラ) アメシストの栽培

Passiflora Amethyst

。2017年4月26日、近所のホームセンター DAIKI ペット&グリーンからトケイソウ アメシストの3号ポット苗を1本買ってきました。税込み300円でした。

アメジストと呼ばれることが多いようですが、それは英語の発音によるのだと思います。つまり、アメシストとアメジストは同じものです。欧米では古くから栽培されている交配種で、交配親はケルメシナとトケイソウのカエルレアです。花は3月から11月の間に咲き、温度を保てれば1年中花が咲きます。茎が細く、小さなうちから花が咲くことも可能なので、5号鉢ぐらいであんどん仕立てでもできます。

クダモノトケイソウ(パッションフルーツ)ではないので実が生るわけではありませんが、パッションフルーツの花がとても珍しい花だったので、それに似ているアメシストの花も見てみたいと思いました。ツルはパッションフルーツのツルが細くなった感じで、葉っぱの形は三裂型でパッションフルーツの葉っぱに似ています。葉っぱは長さ8cm、幅12cmほどになります。ちなみに、トケイソウとパッシフローラは同じ意味のようです。


Passiflora Amethyst

トケイソウ アメシストの苗が税込みで300円でした。
(2017.04.26)

Passiflora Amethyst

先端付近は少し垂れていますが、問題なさそうです。
(2017.04.26)

Passiflora Amethyst

DCMブランドの「花と野菜のかる〜い培養土」も買ってきました。これを充塡して5号鉢に植え替えました。
(2017.04.26)

Passiflora Amethyst

タグに印刷してある花。クダモノトケイソウの花は基本的に白でしたが、アメシストの花は紫系なので楽しみです。
(2017.04.26)

Passiflora Amethyst

タグの裏側。ポイントは日なたに置くことと、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えることです。耐寒性はそこそこあるようですが、まずは真夏を乗り切れるかが問題です。
(2017.04.26)

Passiflora Amethyst

植え替え完了。このあと水を遣りました。
(2017.04.26)

Passiflora Amethyst

ベランダのほかの鉢と一緒に置いています。
(2017.04.26)

Passiflora Amethyst

2週間前よりかなり伸びました。周辺のアボカドの鉢植えに巻き付いています。このままではいけないので、対策をとることにしました。
(2017.05.11)

Passiflora Amethyst

ベランダの柵に釣り糸を結んで、鉢に立てた木に結びました。そして、トケイソウアメジストの蔓を誘導しました。巻きひげを釣り糸に絡ませました。これでも暫定処置です。そのうち、もっと大きな鉢に植え替えて、しっかり釣り糸で誘導するか、パッションフルーツのようにあんどん仕立てにするか決めたいと思います。
(2017.05.11)

Passiflora Amethyst

大きなプランターに植え替えることにしました。鉢から出すと、根がけっこう張っていました。
(2017.05.30)

Passiflora Amethyst

植え替えました。
(2017.05.30)

Passiflora Amethyst

根元付近の生長具合。
(2017.05.30)

Passiflora Amethyst

上の方はけっこう伸びました。釣り糸でさらに誘導しています(写真には写っていません)。
(2017.05.30)

Passiflora Amethyst

黒い手摺りは炎天下で焼けて、ツルがかれてしまいます。そこで、手摺りに触れないように誘導するように釣り糸を張りました。
(2017.05.30)

Passiflora Amethyst

釣り糸で誘導しています。半月でだいぶ伸びてきました。この生長の速さならグリーンカーテンができるのも納得です。
(2017.06.14)

Passiflora Amethyst

まだ花芽は出てきていません。このまま伸びてアパートの壁に達したら、折り返しです。そのために2本目の釣り糸を上に張っています。
(2017.06.14)

Passiflora Amethyst

分岐したツルの上の方に花芽がついていました。
(2017.07.08)

Passiflora Amethyst

先端付近にもいくつかついています。花が咲くのも近そうです。この品種は実にはなりません。花だけです。
(2017.07.08)

Passiflora Amethyst

1週間前と比べて、つぼみ3個がだいぶ生長してきました。上に向くのですね。
(2017.07.15)

Passiflora Amethyst

もう1ヶ所にもつぼみが3個あります。そのうちの1個。
(2017.07.15)

Passiflora Amethyst

そのもう1ヶ所のつぼみ2個目。
(2017.07.15)

Passiflora Amethyst

開きそうな感じになてきています。
(2017.07.19 9:01)

Passiflora Amethyst

気づいたら開き始めていました。ほんの10分ぐらいの間です。咲き始めを見逃しました。
(2017.07.19 9:18)

Passiflora Amethyst

萼(がく)5枚と花びら5枚が交互になっていますが、最後の花びらが先端が丸まっていて、めしべがぴったりはまっています。これは人為的に外してやることにしました。
(2017.07.19 9:28)

Passiflora Amethyst

綿棒で外しました。花びらがゆっくり下がってきました。
(2017.07.19 9:38)

Passiflora Amethyst

萼と花びらが下に垂れています。
(2017.07.19 11:15)

Passiflora Amethyst

おしべとめしべが接触しそうな感じになってきました。綿棒で人工授粉しました。
(2017.07.19 12:14)

Passiflora Amethyst

開花してから6時間後にはめしべがおしべの高さより下がっていました。
(2017.07.19 15:13)

Passiflora Amethyst

めしべがひっかかっていた部分。
(2017.07.19 17:00)

Passiflora Amethyst

萼と花びらが上がってきました。閉じていく段階に入ったようです。
(2017.07.19 19:20)

Passiflora Amethyst

翌朝には閉じていました。咲く前と間違えそうです。
(2017.07.20 7:30)

Passiflora Amethyst

めしべが立体障害になって花びらが閉じきれません。
(2017.07.20 7:36)

まとめと今後の予定

土はDCMブランドの「花と野菜のかる〜い培養土」を用いました。実が生らないので花だけ観賞する形になりますが、グリーンカーテンにもなりそうなので、しばらく栽培して様子を見てから判断しようと思います。

問題はベランダの温度が異常に上がることです。大きな硝子なので、太陽光の反射で温度が上がり、植物に当たると葉っぱが焼けるほどです。ベランダの手すりも触れないくらい熱くなるので植物も枯れてしまいます。そのあたりのことも含めて考えていこうと思います。

アメシストの花は直径11cm前後で、紫から青紫です。パッションフルーツ(クダモノトケイソウ)の花は花びら5枚と萼5枚が交互に並んでいて白色ですが、アメシストの花は花びら5枚と萼5枚が交互に並んでいて紫から青紫ということでしょうか。ぜひ実物で確認してみたいです。

トケイソウは一般には挿し木で増やすことができますが、種が採れたら実生で育てることもできそうです。ただ、実生苗の場合は発芽から1年半〜2年経たないと花が咲かないようです。そういう意味では挿し木苗の方が早いようです。

熱帯植物は生長が速いので、あっという間に蔓が伸びてきました。そこで、2017年5月11日に釣り糸で誘導しました。今後あんどん仕立てにするか、グリーンカーテンにするか、現在思案中です。問題は真夏のベランダの温度が尋常じゃないくらい上がるので、植物が枯れないように室内に入れなければならないことです。そういう意味では移動できるあんどん仕立てが無難ですが、グリーンカーテンも捨て難いです。決めるまでにはもう少しの猶予があります。

2017年5月29日に大きなプランターに植え替えました。また、釣り糸でツルの誘導先を作りました。花が咲くまでもう少しかかりそうです。このトケイソウはパッションフルーツではないので実は生らないですが、花が咲くのが楽しみです。

2017年7月8日に分岐したツルの先端付近に蕾のようなものがついているのを発見しました。ツルの先端付近にも数個ありました。花が咲くのも近そうです。ただし、このパッシフローラ アメシストはクダモノトケイゾウではなくトケイソウなので、実は生りません。それでも花が珍しいので、見るのが楽しみです。

2017年7月15日現在、つぼみが合計6個、大きくなってきています。もうじき咲きそうです。クダモノトケイソウの方も花芽が確認できました。

2017年7月19日に花が咲きました。9:01の時点では蕾でしたが、そのあと時刻はわかりませんが咲き始めて、9:18時点では半分ぐらい開いていました。気づくのが遅れました。そのあと9:28にはほぼ水平になるまで咲きましたが、雨が降ってきたため、水滴の重さで若干下がっている感じです。最後の1枚の花びらの先端がめしべの先端3本にひっかかって外れませんでした。そこで、綿棒を使って人為的に外してやりました。9:38にはほぼ下がってきました。11:15には花びらと萼(がく)が下に垂れ下がった感じになっていて、めしべの付いた部分が開いてY字型になっていました。12:14にはおしべとめしべが接触できるくらい接近していました。15:13時点ではめしべがおしべより下がっていました。この花は種ができるのでしょうか。ひとまず、午後に綿棒でおしべの花粉をめしべに付けました。実が生ってくれたら楽しいのですが、この品種は花だけなので観賞までです。まだ大きな蕾が5個残っています。

2017年7月20日朝現在、花が閉じていました。パッションフルーツエドゥリスの花の場合より閉じた時の見た目がきれいです。花の寿命はハイビスカスと同程度といえますが、その日のうちに閉じてしまうオクラの花と比べると長いです。今日咲きそうな蕾が3個あります(8:50)。その10分後には3つとも咲きました(9:00)。3輪ともやはり最後の花びらがひっかかっています。昨日の1輪と今朝の3輪で同様の結果になったことから、昨日ひっかかっていたのはたまたまそうなったのではなく、そういうものなのだということがわかりました。悔やまれるのは実が生らないことです。

Passiflora Amethyst

なぜか萎れてきました。
(2017.08.05 18:30)

Passiflora Amethyst

先端の方も萎れています。
(2017.08.05 18:30)

Passiflora Amethyst

台風に備えるためベランダを片づけました。その時に処分しました。まあ、花は見ることができたので良しとしましょう。枯れて来た原因は不明です。水切れではありません。
(2017.08.06 7:01)






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