LPレコードのクリーニング
Cleaning of Long Playing Record Disk Using Glue for Wood
必要な注意深さ | ★★★★★ |
手先の器用さ | ★★★★★ |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
中古LPレコードを買ってきました。しかし、あまりに埃がついていてプチプチとノイズがするので、ホームセンターで木工用ボンドを買ってきました。そして、ラップを敷いて、上記の手順でLPレコードに木工用ボンドを塗って、完全に乾いてから剥がして、クリーニングしました。プレーヤーで再生してみると、無事にクリーニングできていました。ただ、静電気が強いです。説明しきれないノウハウがありますが、常識的な線で自分で工夫する必要があります。くれぐれもレーベルにつかないようにしてください。右利きの人は右手の人差し指で塗っていくとよいです。その際に、レーベル付近は常に人差し指の左側で輪郭を作っていくとギザギザにならずスムーズな輪郭になり、レーベルにボンドがつくことも防げます。つまり、自分がレコードのまわりを回転しながら塗っていくわけです。ジャーニーのLPレコードの場合も同様に行いました。しかし、大切なレコード盤ですので、真似される方はくれぐれも自己責任でお願いします。

最近買った中島みゆきのLPレコード
(2013年3月17日8:37)

A面に木工用ボンドを塗りました。木工用ボンドが乾いたところは透明になってきます。全部透明になってからB面の作業に移ります。
(2013年3月17日8:54)

A面が乾きましたので、裏返してB面に木工用ボンドを同様に塗りました。
(2013年3月17日17:53)

だいぶ透明になってきました。この数時間後に透明になりました。
(2013年3月17日21:18)

B面もほぼ乾きました。
(2013年3月18日9:12)

フィルム端からゆっくりと剥がします。写真ではたまたまB面から始めましたが、早く塗った側から剥がす方がよいと思います。
(2013年3月18日9:14)

フィルム内周(レーベル付近)に達するまでゆっくりと剥がします。
(2013年3月18日9:18)

そのあとは溝に沿って剥がしていきます。
(2013年3月18日9:19)

もう少しです。
(2013年3月18日9:20)

B面がほぼ終わりです。
そのままもう片面(A面)に移ります。
(2013年3月18日9:23)

同様に剥がしていきます。
(2013年3月18日9:31)

溝に沿って剥がしていきます。
(2013年3月18日9:33)

剥がした木工用ボンドのフィルム
(2013年3月18日9:37)

手で丸めて捨てました。
(2013年3月19日7:01)