↑上のアイキャッチ画像は2020年4月29日の18:01に撮影した2020年に観察した5匹目と6匹目の野生のスッポン。5匹目(小さい方)が通り過ぎた時に突然砂の中から姿を現わして追いかけようとしているところです。
2020年になって近所で遭遇した5匹目と6匹目の野生のスッポンの記録です。2020年4月29日17:48頃に通りかかった用水路で大きなスッポンが泳いでいるのが見えました。そのスッポンは私に気付いて砂に潜って隠れました。しばらく観察していましたが、動きませんでした。甲羅の頂部らしき部分が砂から露出しているようにも見えましたが、確証はありませんでした。
そして16分後の18:14に同じ場所を帰路に就きながら通ったところ、1匹のスッポンが泳いでいました。さっきいたスッポンより一回り小さいスッポンです。私は写真を数枚撮った後に、動画撮影を開始しました。これが功を奏して、偶然が多数重なった動画が撮影できました。以下に2020年4月29日17:48〜18:06までの写真と動画を紹介します。
CONTENTS
夕方の用水路で1匹の大きなスッポンが砂に隠れた直後からの写真と動画(2020年4月29日)
大きな1匹のスッポンが夕方に用水路の底砂に隠れました。まだ泡が立っていて、砂が舞って濁っています。(2020年4月29日17:47撮影)
濁った水が流れてしまった後に2メートルぐらい川下側のところからスッポンが砂に潜った場所を撮影しました。この写真の中央にスッポンの甲羅の頂部が露出しているのがわかります。このスッポンが2020年になってから観察した野生のスッポンの5匹目になります。(2020年4月29日17:49撮影)
甲羅が露出している部分を切り取ってさらに拡大。(2020年4月29日17:49撮影)
大きなスッポンが砂の中に隠れて擬態しているところ。(2020年4月29日17:48撮影)(2020年4月29日公開)
砂に隠れていた大きなスッポンが通りかかったスッポンを追いかける様子(2020年4月29日)
14分前に大きなスッポンが砂に潜った場所を見たところ、ちょうど別のスッポンが泳いで通りました。このスッポンは2020年になってから観察した野生のスッポンの6匹目になります。(2020年4月29日18:01撮影)
スッポンの部分を切り取って拡大しました。(2020年4月29日18:01撮影)
2枚目を撮影。なめらかな泳ぎで進んでいます。(2020年4月29日18:01撮影)
スッポンの部分を切り取って拡大しました。(2020年4月29日18:01撮影)
砂から甲羅の頂部が出ている大きなスッポンの上をもう1匹のスッポンが通り過ぎようとしています。(2020年4月29日18:01撮影)
もう1匹のスッポンが通り過ぎました。(2020年4月29日18:01撮影)
砂の中の大きなスッポンが砂から頭を出しました。もう1匹のスッポンの方を見ています。(2020年4月29日18:01撮影)
首を伸ばしてもう1匹のスッポンの方を見ています。(2020年4月29日18:01撮影)
砂の中の甲羅が少し動きました。追いかけようとしているようです。(2020年4月29日18:01撮影)
追いかけ始めました。(2020年4月29日18:01撮影)
砂からほぼ出てきました。(2020年4月29日18:01撮影)
本格的に追いかけ始めました。(2020年4月29日18:01撮影)
加速しました。(2020年4月29日18:01撮影)
通り過ぎたスッポンに追いつく勢いです。(2020年4月29日18:01撮影)
追いつこうとしています。(2020年4月29日18:02撮影)
追いついて何をしようとしているのでしょうか。噛み付こうとしているわけではなさそうです。(2020年4月29日18:02撮影)
大きなスッポンが小さい方のスッポンを追いかけているところに突然現れた大きなライギョ(2020年4月29日)
少しスピードを緩めたかと思ったら、目の前に大きなライギョがいました。(2020年4月29日18:02撮影)
体長40cmはありそうな大きなライギョです。(2020年4月29日18:02撮影)
小さい方のスッポンは大きなライギョを気にすることなく通り過ぎてしまいましたが、大きい方のスッポンはライギョと対峙する形となりました。(2020年4月29日18:02撮影)
小さい方のスッポンは前に進んでいます。大きい方のスッポンは水面に顔を上げました。もしかしたら私の方も気にしているのかもしれません。(2020年4月29日18:02撮影)
小さい方のスッポンは行ってしまいました。(2020年4月29日18:02撮影)
ライギョと大きい方のスッポンだけになりました。(2020年4月29日18:02撮影)
コイが現れました。(2020年4月29日18:02撮影)
ライギョが左の方に動き始めました。(2020年4月29日18:02撮影)
ライギョはスッポンとコイの間を抜けていきました。(2020年4月29日18:02撮影)
ライギョは左に進路を変えました。(2020年4月29日18:02撮影)
ライギョはコイの目の前を横切っていきました。(2020年4月29日18:02撮影)
ライギョは行ってしまいました。コイとスッポンが残りましたが、スッポンはこちらを気にしているように見えます。このあと、スッポンは右方向に数メートル泳いだ後にこちらを見てから砂に潜って隠れました。(2020年4月29日18:02撮影)
以上の一連の流れは下の動画で確認できます。
大きなスッポン(2020年に観察した5匹目)が砂の中から突然出てきてそこを通り過ぎていったもう1匹のスッポン(2020年に観察した6匹目)を背後から追いかけていく様子を動画に収めることができました。そのあと、この5匹目のスッポンは追いかけるのをやめて40cm以上はあろうかという大きなライギョと対峙することになります。そこに1匹の大きなコイも現れます。すべて偶然の出来事ですが、けっこうシュールな場面が撮影できました。この動画の後半はこの大きなスッポンが少し左側に移動してから砂に潜って安定化する様子が映っています。このスッポンは首を伸ばした時に左側が膨らんでいます。(2020年4月29日18:04撮影)(2020年4月29日公開)
この写真の中央から少し上のところ(砂が新しいところ)に2020年に見つけた5匹目のスッポンが潜っています。(2020年4月29日18:06撮影)
まとめ(2020年4月29日現在)
2020年4月29日夕方に5匹目と6匹目の野生のスッポンを観察することができました。しかも、砂に潜っている5匹目のスッポンが、そこを通りかかった6匹目のスッポンをいきなり追いかけていくという奇妙な行動を撮影することができました。そして、そこに40cm以上はあろうかという大きなライギョが現れて対峙するというおまけまで付きました。そこには大きなコイも現れて、ライギョはそのコイの横を通って逃げて行きました。私が帰路につくタイミングで14分後に再び訪れた時にちょうどスッポンが通ったのも偶然で、そこに14分前に隠れていたスッポンがいきなり出てきて追いかけるというのも偶然で、さらにそこに大きなライギョが現れてスッポンと向き合っているという、複数の偶然が重なった時でした。これは狙ってできるものではなく、10年に一度と言っても過言ではないくらいの僥倖でした。
2日連続で夕方に用水路の砂にいた1匹の大きなスッポン(2020年4月30日)
2日連続でいた2020年に観察した5匹目のスッポン。(2020年4月30日18:11撮影)
スッポンの部分を拡大。(2020年4月30日18:11撮影)
昨日の夕方に用水路にいた大きなスッポン(2020年に観察した5匹目)が今日もほぼ同じ場所にいました。私に気づくと砂に潜ってしまいました。首の左側が膨れているので昨日いた2020年5匹目のスッポンと同一個体です。(2020年4月30日18:12撮影)(2020年4月30日公開)
この写真のほぼ中央のところの砂の中にスッポンが潜っています。(2020年4月30日18:12撮影)
スッポンが潜っている部分を拡大しましたが、昨日のように甲羅が見えていることはありませんでした。(2020年4月30日18:12撮影)
自然の一発撮り動画の包括的な解釈 このミニサイトは私が趣味でデジカメで録った個別の動画をトピック(ジャンル)ごとにまとめたものです。それによって断片的な動画であっても包括的な解釈に役立ちます。動画はこれからも随時追加していきます。 録画の日時に基づいて時系列で並べたリスト...
↑上のアイキャッチ画像は2020年7月8日14:53に撮影したアルビノシナスッポン。2020年2月生まれで2020年6月20日に購入した飼育19日目の赤ちゃんスッポン。購入時は甲長5.1cmで月齢4ヶ月。 下記のリンクにて、なぜか相対パスではアクセスできなくなっています(プラグインのせいかもし...