レストランで不平を言っている時の会話
レストランで注文したものが違ったり、出て来るのが遅かったりした時の会話の一例です。
There seems to be a mix-up here. I ordered clam chowder, not onion soup.
Oh, OK. I’ll fix that right away.
And also, I ordered my steak well-done, but it seems to be rare. Could you have it cooked a little more?
Also, my friend here ordered more than 20 minutes ago, but the order hasn’t come yet.
Oh, really? I’ll have the chef hurry it up.
和訳すると以下のようになります。
これ、間違いじゃないですか。私が注文したのがクラムチャウダーで、オニオンスープではありません。
それに、ステーキですが、ウェルダンでお願いしたのですが、レアのようですね。もう少し火を通していただけませんか。
ここにいる私の友人は20分前に注文したんですけど、まだ、注文したものが来ていません。
キーワードをまとめます。
会話の中のキーワード
番号 |
英語 |
日本語 |
1 |
Excuse me. |
すみません。ごめんなさい。 |
2 |
seem |
〜のように思われる |
3 |
mix-up |
(手違いによる)混乱 |
4 |
order |
注文する |
5 |
clam chowder |
二枚貝を使ったチャウダー |
6 |
onion soup |
タマネギのスープ |
7 |
fix |
(ごたごたを)解決する、始末する
(食事などを)用意する、(食物を)調理する |
8 |
right away |
すぐに |
9 |
steak |
ステーキ |
10 |
well-done |
(ステーキが)よく焼けた |
11 |
rare |
(ステーキが)生焼けの |
12 |
chef |
コック(長) |
13 |
really |
本当に |
14 |
hurry up |
急ぐ |
関連用語
番号 |
英語 |
日本語 |
1 |
medium rare |
中程度に生焼けの |
2 |
complain |
不平を言う |
3 |
reorder |
再注文する |
4 |
salt and pepper |
塩・胡椒 |
日本語ではクレームはサービスに対する苦情や改善要求のことですが、英語の「claim」は「(当然のこととして)要求する、要求する、請求する、返還を要求する、(要求によって)獲得する、(矛盾や異議があっても自信をもって)(…を)主張する、主張する、言い張る、引く、値する」です。claim には「苦情をいう」という意味はありません。
ステーキはsteakであって、stakeではありません。stakeは「(境界標識・植物の支え棒などとして地面に突き刺して用いる先のとがった)くい、棒、(昔の)火刑柱、火刑、火あぶり、賭(か)け、(競馬などの)賭け金、賞金、特別賞金競馬、ステークス」などの意味があります。ちなみにstakeholderは「賭(か)け金の保管人、ステークホルダー、利害関係者」です。
fixは「(食事などを)用意する、(食物を)調理する」ですが、上記の会話では「(ごたごたを)解決する、始末する」でもよいと思います。
会話の中に「have + 目的語 + 過去分詞」と「have + 目的語 + 原形不定詞」の2文がありますが、前者は「〜される、〜してもらう」の受け身の意味、後者は「〜させる、〜してもらう」の使役の意味になります。前者は「itにcookされる」、後者は「chefにhurry upさせる」と考えるとわかります。
それでは、また。