レストランで注文したものが違ったり、出て来るのが遅かったりした時の会話の一例です。
nomi
Excuse me!
waiting staff
Yes?
nomi
There seems to be a mix-up here. I ordered clam chowder, not onion soup.
waiting staff
Oh, OK. I’ll fix that right away.
nomi
And also, I ordered my steak well-done, but it seems to be rare. Could you have it cooked a little more?
waiting staff
Sure.
nomi
Also, my friend here ordered more than 20 minutes ago, but the order hasn’t come yet.
waiting staff
Oh, really? I’ll have the chef hurry it up.
和訳すると以下のようになります。
nomi
すみませんが。
waiting staff
はい?
nomi
これ、間違いじゃないですか。私が注文したのがクラムチャウダーで、オニオンスープではありません。
waiting staff
あー、そうでしたね。すぐ、用意させます。
nomi
それに、ステーキですが、ウェルダンでお願いしたのですが、レアのようですね。もう少し火を通していただけませんか。
waiting staff
もちろんですとも。
nomi
ここにいる私の友人は20分前に注文したんですけど、まだ、注文したものが来ていません。
waiting staff
えっ、そうですか。コック長に急がせます。
キーワードをまとめます。
会話の中のキーワード
(食事などを)用意する、(食物を)調理する |
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関連用語
日本語ではクレームはサービスに対する苦情や改善要求のことですが、英語の「claim」は「(当然のこととして)要求する、要求する、請求する、返還を要求する、(要求によって)獲得する、(矛盾や異議があっても自信をもって)(…を)主張する、主張する、言い張る、引く、値する」です。claim には「苦情をいう」という意味はありません。
ステーキはsteakであって、stakeではありません。stakeは「(境界標識・植物の支え棒などとして地面に突き刺して用いる先のとがった)くい、棒、(昔の)火刑柱、火刑、火あぶり、賭(か)け、(競馬などの)賭け金、賞金、特別賞金競馬、ステークス」などの意味があります。ちなみにstakeholderは「賭(か)け金の保管人、ステークホルダー、利害関係者」です。
fixは「(食事などを)用意する、(食物を)調理する」ですが、上記の会話では「(ごたごたを)解決する、始末する」でもよいと思います。
会話の中に「have + 目的語 + 過去分詞」と「have + 目的語 + 原形不定詞」の2文がありますが、前者は「〜される、〜してもらう」の受け身の意味、後者は「〜させる、〜してもらう」の使役の意味になります。前者は「itにcookされる」、後者は「chefにhurry upさせる」と考えるとわかります。
それでは、また。