上記の会話の中では仮定法現在が使われています。「I recommend (that) you (should) rest up before you return home.」の箇所です。イギリス英語ではshouldが使われます。その場合は仮定法現在ではないですが、shouldが省略されて動詞の原形がきている時は仮定法現在です。仮定法過去とか、仮定法過去完了を習ったことはありますが、仮定法現在は学校では習いませんでした。この仮定法現在は、特別な動詞が来た時だけに限定されるようです。その動詞は、上記のrecommendのほかに、demand, require, insist, suggest, propose, adviseなどです。It is + 形容詞 + that + S + V(原型)の構文では、形容詞としてnecessary, essential, important, desirableなどが来た場合が仮定法現在になります。形容詞や動詞が要求、提案、必要、願望などを表わす場合です。実際は動詞の原形でなく、私たちが実際に習った活用形が使われる場合もあるようです。いずれにしても、動詞を原形にできる場合は、意味が「〜すべきだ」ととれる場合であると覚えておけばよいと思います。その場合は助動詞のshould(〜すべきだ)も使ってもよいわけです。