英語学習のモチベーションを与えてくれた洋楽の歌詞

こんにちは。熊の実です。

今日は、英語学習のモチベーションを与えた洋楽と私の青春時代を振り返ってみたいと思います。

ビートルズが1970年頃に解散したのを私は7歳だったので全然わかっていませんでした。小学1年生です。ビートルズに興味を持ったのは、中学生になって英語を勉強し始めてからです。バリバリの現役時代を知りません。巨人の長島選手もあまり記憶にありません。

子供の頃に「平凡」「明星」という雑誌があって、「明星」の方をお小遣いで買って見ていました。アイドルが載っていたからです。それに別冊として当時のヒット曲の載った小さな本が付いていて、その背表紙にビートルズのアルバム集の広告が載っていました。印象的だったのは、「ラバーソウル」のジャケットのマッシュルームカットです。子供心にだんだん刷り込まれていったように思います。曲名もいっぱい書いてあって、今でも思い出すのはビートルズを良く知らない私でも知っていた最も有名な「へイ・ジュード」のほかに、「のっぽのサリー」とか、「ガール」とか、「ひとりぼっちのあいつ」とか「シー・ラブズ・ユー」とか、「レット・イット・ビー」とかが印象に残っています。「シー・ラブズ・ユー」は、テレビのCMで、女の人が「シー・ラブズ・ユー」の音楽に合わせてジーンズをはくというのがあったのを覚えています。また、当時、日曜洋画劇場の予告CMで、エンドロールみたいな字幕が画面に映りながら、インストゥルメンタルの「ヒア・ゼア・アンド・エブリホエア」がかかっていたのを鮮明に覚えています。

そうこうしているうちに、中学生になり、新聞配達のバイト代で「ザ・ビートルズ1967-1970」(通称:青盤)を買ってみました。そしたら、これが今後の私の人生を変えたと言っても過言ではありません。最初は何てことなかったのですが、何回も聴いているうちにはまってしまいました。そして、そのLPに付いていたディスコグラフィーを見ながら、他のLPレコードも欲しいなーとながめていたのを思い出します。当時の月の新聞配達代は5000円近くありましたので、川内市(今の薩摩川内市)に電車で行き、富士音響という店で月に2枚ペースで買うことができました(いつからかわかりませんがもうその店はありません)。その時の優先順位に上記の曲名が大きな影響を及ぼしたのは言うまでもありません。アルバムは「Let It Be」、「Rubber Soul」、「Revolver」、「Abbey Road」、「A Hard Day’s Night」、「The Beatles(ホワイトアルバム)」などを買っていきました。そして、英語の勉強を頑張って自力でビートルズの歌詞を理解したいというのはすごい動機付けになりました。「カーペンターズ」や「オリビア・ニュートン・ジョン」なども聴きましたが、長続きはしませんでした。高校になってクィーンも少々聴きましたが(アルバム「JAZZ」の頃です)、ビートルズは今でも聴いています。同じアルバムを日本盤、英国盤、アメリカ盤と持っていたり、LPのみならずCDもあります。これが今日に至っているので、中学生の時の「ザ・ビートルズ1967-1970」(通称:青盤)を買っていなかったら、私のその後の人生はまた違ったものになっていたでしょう。

大学生になって、熊本市に出て来ました。熊本市にはWoodstockというレコード店があって、輸入盤があったので、ビートルズの輸入盤(英国盤)を買って集めていきました。英国盤を持っているのに、アメリカ盤を見つけると買ってしまったり、同じ英国盤でもジャケットの色合いやレコードの厚さが違っていたりしたら2枚目を買ったり、もう他の人が見たら病気かもしれません(笑)。そのくらい収集するのが好きなのです。オーディオにも凝りました。あまり高価なものではありませんが、レコードプレーヤーやスピーカーも当時としてはまあまあのものを買いました。学生寮に入っていたので、寮費は安かったし、奨学金と親からの仕送りもあったし、家庭教師のアルバイトをしていたので、買うこともできました。その当時は若くてわかりませんでしたが、今思うと、仕送りしてくれていた親の愛情に涙が出て来ます。勉強は頑張りました。学生寮だからといって留年もせず、クラスで3位以内には入っていました。

当時はバブルの時代でした。私はビートルズのほかに、TOTOやカルチャークラブやフォリナーもLPを買ったりしました。TOTOは高校3年の時に地元で買った「TOTO IV」がとても気に入ってファンになりました。2000円でした。特に「AFRICA」が好きです。でも、カルチャークラブやフォリナーのLPレコードはそれぞれ1〜2枚程度です。FOREIGNERの「AGENT PROVOCATEUR」に入っている「I Wanna Know What Love Is」がとても好きでした。こういったちょっとした曲名も英語の勉強にはいいですね。

そんなこんなの積み重ねで英語はずっと得意科目でした。今となってはとても懐かしい青春時代です。

これらのレコードは今でも大切に持っています。CDもあります。英語の勉強はまだまだ続けていきます。

それでは、また。











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