MacBook Pro MB991J/Aのバッテリー交換によるトラックパッド復活

この記事を参考にされる場合は、くれぐれも自己責任でお願いします。

こんにちは。熊の実です。

2009MidのMacBook Pro MB991J/Aのリチウムイオンバッテリーが劣化により膨張して、トラックパッドが圧迫された結果、カチカチとクリックできなくなっていました。

原因がバッテリーの膨張だと断定した根拠

1. パソコンを使用前の冷たい状態では固いながらも何とかクリックできます。しかし、使用中に熱をもって膨張してくると全くクリックできなくなります。
2. リチウムイオンバッテリーを固定してあるネジをゆるめてからトラックパッドをクリックすると、カチカチとクリックできます。
3. 電池を外すとカチカチとクリックできます。

一度、数年前に大手通販会社でリチウムイオンバッテリーの比較的安いもの(7000円ぐらい)を購入したのですが、いきなり電源が落ちてしまうという不良品でした。充電しても直りませんでした。安かろう悪かろうです。それで、MB991J/Aに元から入っていたバッテリーをもう一度入れ直して現在に至ります。でも、写真でもわかるように、バッテリーが膨らんでいます(2017年5月6日撮影)。もっと膨らんだバッテリーを見たこともありますが、こんな微妙な膨張でもトラックパッドはクリックできなくなりました。

膨張したリチウムイオンバッテリー

トラックパッドが使えないのにそれで支障はないかというと、マジックマウスを使っているから特に支障はありません。しかし、いつまでもこのままで置いておくと、そのうちMB991J/Aに合うバッテリーも市場から消えるのではないかと思いました。

通算2度目の購入

MB991J/A用のリチウムイオンバッテリーの購入は2度目になりますが、2017年4月29日の夕方に通販で秋葉館から購入することにしました。配達日は5月6日(土)の午前中に指定しました。1週間あるので納品は余裕だと思います。これでもし直れば中古MacBook Proを買う価格の10分の1ぐらいで済むので、かなり安上がりです。最近増設したメモリーとあわせると中古MacBook Proの5分の1ぐらいで済みます。

商品到着

3連休明けの5月6日(土)の午前中に佐川急便で届きました。送料、代引き手数料込みで9,828円でした。さっそく取り付けてみました。段ボール箱は底面から開けてみました。底面側にもスポンジがあるのかと思いましたが、底に沈んでいたようです。

MacBook Pro用のバッテリー

交換手順

まずは、届いた段ボール箱の中に発泡スチロール(ポリウレタンかも)とともに入っていた商品の箱を取り出して、開けてみました。

MacBook Pro用のバッテリーの入った箱MacBook Pro用のバッテリーの入った箱
MacBook Pro用のバッテリー小さな特殊なドライバーが2本入っていました。私はドライバーセットを持っているので、これらはなくて良いと思いました。その分、安くなってくれた方がいいです。
MacBook Pro用のバッテリーの保証書と領収証説明書と保証書が入っています。

ネジがなくならないようにメンディングテープかセロテープを使うと便利です。

MacBook Pro用のバッテリーの入った箱本体の裏側。これからネジを外します。ネジがなくなったり、順番が狂ったりしないように、メンディングテープをA4用紙に粘着面を上にして固定し、そこに外したネジを順次くっつけていきました。上下左右のネジの数とネジ穴の数が一致しているのがわかります。
MacBook Pro用のバッテリーこれからバッテリーを外します。
MacBook Pro用のバッテリーの入った箱左側の固定ネジのところはバッテリーの膨張のためプラスチックが欠けています。左右2個のネジを外します。なくさないようにテープにくっつけておきます。
MacBook Pro用のバッテリー本体とバッテリーの接続部分を慎重に抜き取りました。
MacBook Pro用のバッテリー少し固かったです。工具を使わずに片側に爪をひっかけて左右交互に少しずつ慎重に抜き取りました。
MacBook Pro用のバッテリーバッテリーを外しました。写真左下がトラックパッドです。ここが圧迫されて写真の裏側からクリックしてもカチカチと音がしなくなっていました。
MacBook Pro用のバッテリーここに新しいバッテリーをはめ込みます。
MacBook Pro用のバッテリーバッテリーと本体を接続します。基板には触らないように注意しました。
MacBook Pro用のバッテリー左右をネジで固定しました。
MacBook Pro用のバッテリートラックパッドがクリックできるかチェックしました。カチカチと音がしました。トラックパッドが圧迫されてだめになっている可能性もあったのですが、大丈夫でした。
MacBook Pro用のバッテリー本体の裏側に蓋をして、位置が違わないようにネジで固定していきました。最初は軽く全部のネジを軽くしめて、それからしかkり固定していきました。あまり強くねじ込むと壊れるかもしれないので、ほどほどでやめました。
MacBook Pro用のバッテリー立ち上げてみました。バッテリーの残量は59%となっています。
MacBook Pro用のバッテリーバッテリー残量が3%になるまで放電する必要があるようです。
MacBook Pro用のバッテリー時刻が合っていないという警告が出ていたので、「システム環境設定」の中の「日付と時刻」を開きました。2001年1月1日の9:05でした。
MacBook Pro用のバッテリー手動で合わせようとしていたら自動で日付と時刻が合いました。このあとバッテリー残量が3%になるまで放電して充電しました。
まとめ

MacBook Pro MB991J/Aのバッテリーを秋葉館から通販で購入して交換しました。以前、大手通販会社から安いのを購入したものは不良品でしたが、今回のものは大丈夫でした。やはり信頼のおける店から買った方がよいと思いました。これまでは劣化したバッテリーが膨らんでトラックパッドを圧迫していましたが、今回の交換によりトラックパッドは快適にクリックできるようになり、MacBook Pro MB991J/Aがほぼ完全復活しました。OSはEl Capitanを入れているし、最近、メモリーも8GBに増設したので、2万円ちょっとかかりましたが、中古Macで10万円前後かかることを考えると、5分の1で済んだことは上出来です。MB991J/Aはまだまだ現役でいけそうです。

それでは、また。







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