MacBook Proのキーボード入力がうまくいかなくなった時の対処法

こんにちは、熊の実です。

私は2012年発売のMacBook Pro MD101J/Aを使っています。2018年春頃からキーボードの上から3行目のアルファベットqwertyuiopのうち、母音のe, u, i, oが何度押しても反応しないことが多くなりました。r, t, yも反応しなくなることが多くなりました。こtれらの症状は一時的で、ちゃんと入力できることもありました。しかし、圧倒的に使えないことの方が多い状態でした。キーの下にホコリが入ったのではないかと思い、ダストブロワーで吹いたりしてみましたが、直りませんでした。

キーを押した時に入力できたりできなかったりすることや、1個ではなく複数のキーが効かなくなることから、どうやらホコリのせいではなく、Mac本体が熱くなってきた時に起こる症状のようです。実際に、ダストブロワーを吹きかけるとキーに空気中の水が氷として付着するくらいキーボードが冷やされてしまうのですが、その時に一時的にキー入力できるようになることもありました。しかし、しばらくして熱をもってくるとできなくなりました。よって、電気系統のどこかがおかしくなっていて、熱くなってくるとその症状がでるように思われました。それでもだましだまし使い続けました。ちなみに上から3行目以外の他のキーは問題なく使えました。結局、夏頃にこれらの問題のキーはほぼ効かなくなってしまうのですが、その前に、MacBook Pro MD101J/Aの中古品を買って完全移行することを検討しました。

キーボードを交換するか、MacBook Pro MD101J/Aの中古品を買うか

当初はキーボードを交換することも考えましたが、何となく気が進みませんでした。それよりもMacBook Pro MD101J/Aの中古品を買うことを選択しました。そして、北海道の札幌市にあるパソコンショップDO-MUのホームページで中古MacBook Proをチェックしていたところ、ほぼ無傷の中古品が4月末に出ていました。そのまま1週間ほど逡巡していたのですが、その間に誰も買わなかったので、思い切って5月1日にWEBで注文しました。税込74,800円です。商品は5月4日夕方に佐川急便さんが届けてくれました。

届いたMacBook Pro MD101J/Aの中古品のOSをHigh Sierraにアップデート

さっそく届いたMacBook Pro MD101J/Aの中古品のOSをオンラインでHigh Sierraにしました。届いた中古MacBook Pro MD101J/AのOSはMountain Lionでした。現在調子の悪い1台目のMacBook Pro MD101J/AはMavericksからSierra経由でHigh Sierraにしたのですが、今回の2台目MD101J/AはMountain LionからHigh Sierraにアップデートしました。1台目のMD101J/Aのメモリーは16GBにしていますが、2台目は購入時に4GBです。1台目が壊れた時にメモリーを取り出して移すことを考えているので、今回は増設はしませんでした。同じ機種を2台使うと、こういう時に便利です。

Norton Internet Securityのライセンスの移行

私の使っているNorton Internet Securityはパソコン3台までライセンスがあります。現在、1台目のMacBook Pro MD101J/Aと、妻のMacBook Pro MD101J/Aと、私の古いMacBook Pro MB991J/Aの3台にインストールしています。そこで、最も古い2009年発売のMB991J/Aのライセンスを解除して、今回購入した2台目のMacBook Pro MD101J/Aに移しました。ちなみにMB991J/Aは古いので、OSはSierraへもHigh Sierraへもアップデートできませんでした。現在はEl Capitanを入れています。これがこの機種のインストール可能な上限のOSです。

Office 2011のライセンスの移行

MicrosoftのOffice 2011はパソコン3台までライセンスがあります。現在、1台目のMacBook Pro MD101J/Aと、妻のMacBook Pro MD101J/Aと、私の古いMacBook Pro MB991J/Aの3台にインストールしています。しかし、現在はライセンス解除のサーバがないため、ライセンス解除ができません。よって、今のところ、2台目のMacBook Pro MD101J/AではOffice 2011は使えない状態です。1台目のMacBook Pro MD101J/Aが使えなくなったら、2台目のMacBook Pro MD101J/Aに新しいライセンスキーを購入してOffice 2011を入れようと思っています。

2台目のMacBook Pro MD101J/Aに完全移行できなかった

上記のように、メモリーが4GBであることと、Office 2011のWord, Excel, Power Pointが使えないことから、調子の悪い1台目のMacBook Pro MD101J/Aから1台目のMacBook Pro MD101J/Aへの完全移行はできませんでした。それならどうするか考えたところ、実家に置いているデスクトップ用のUSBのキーボードを1台目のMacBook Pro MD101J/Aに繋いで使ってみることにしました。

1台目のMacBook Pro MD101J/AにUSBのキーボードを繋いでみた

MacBook Pro MD101J/AにつないだキーボードMacBook Pro MD101J/AにキーボードをUSBでつないでいます。(2018年8月25日撮影)

盆休みに帰省した時に1台目のMacBook Pro MD101J/AにUSBのキーボードを繋いで試してみたところ、うまく機能することがわかりました。よって、当面はUSBのキーボードでいくことにしました。ただし、本体のUSB端子をキーボードで1個使ってしまうため、デジカメをUSBでMD101J/Aに繋いで、その写真をUSB経由で外付けハードディスクに直接移すことができません。その時はキーボードのUSBを抜いて作業しています。

まとめ

キーボードの調子が悪い1台目のMacBook Pro MD101J/Aの本体にUSBでデスクトップのMacのキーボードを繋いでみたところ、問題なく入力できました。よって、当面はこの方法で1台目のMacBook Pro MD101J/Aが使えることがわかりました。USBではなく無線のキーボードを購入して使えば本体のUSB端子が2つとも自由に使えるでしょう。そうなれば、私の場合はデジカメから写真データを外付けハードディスクに直接コピーすることがスムーズにできるようになるのですが、現在はキーボードのUSBをその都度抜いてデジカメを繋いで行っています。少し不便ですが、まあ許容範囲です。そのうちこのMacBook Pro MD101J/Aが使えなくなったら、購入した中古の2台目のMD101J/Aの方を使おうと思っています。その時、Office 2011のライセンスを1台目のMD101J/Aから2台目のMD101J/Aへ移す必要があるのですが、現在はライセンス認証解除のサーバがなくなっているため、ライセンスは1台目のMD101J/Aから2台目に移すことができないという問題にぶち当たります。その時は2台目にOffice 2011の新しいライセンスキーをオンラインで購入して使おうと考えています。こんな感じで古い機種でも工夫することによってできるだけ使い倒そうと思っています。

以上です。

それでは、また。

2019年10月には正常な状態に戻った!

2018年春頃からキーボードの上から3行目のアルファベットqwertyuiopのうち、母音のe, u, i, oが正常に作動しなくなったので、ずっとUSBでキーボードを繋いで使っていましたが、たまたま2019年10月下旬にキーボードのqwertyuiopを押してみたら、すべて正常に入力されることに気づきました。それでも正常に戻ったとは信じられず、立ち上げ直後だけ正常で、数時間後にはまたおかしくなるのではないかと疑いました。ずっと使っているとまた入力できなくなる現象が現れるのではないかと思っていました。しかし、検証した結果、そういうことはありませんでした。何と、直っていました!

何が原因で直ったのか、心当たりを箇条書きで示してみると、

(1)OSがHigh Sierraにアップデートされている

(2)2019年10月19日に1台目のMacBook Pro(MD101J/A)のバッテリーが膨らんでトラックパッドがクリックできないどころか、底面が膨らんできていて本体がグラグラ動くことに気づいたので、古いMacBook Pro(MB991J/A)のバッテリーと交換した

(3)上記(2)のバッテリー交換の時、MD101J/Aのヒンジ付近に綿ぼこりがたくさん詰まっていたので、綿棒で巻き取るようにゆっくり引っ張り出して掃除した

心当たりとしては上記3つが挙げられました。上記(1)〜(3)のどれも確証はありませんが、個人的には(2)のバッテリー交換が最も可能性が高いのではないかと思っています。とにかくMac内部でパンパンに膨れていて、バッテリー付近の底面のネジを簡単には外せなかったし、バッテリー付近のネジを外した時にはバッテリーを本体にネジ止めしてあるプラスチックの箇所が「バキッ」と折れてしまったほどです。それくらい底面の板で無理矢理押さえつけられていたバッテリーが、底面の板を外すことで急に解放されて膨らんだ結果です。バッテリーのプラスチックが折れてしまうほどストレスがかかっていたということになります。

ただ、2018年春頃にバッテリーが膨らんでいる症状があったかといえば、ありませんでした。トラックパッドは正常にクリックできていました。そういう意味では上記(3)が効いたのかもしれません。しかし、直った直接の原因が(3)であったとしても、(2)のバッテリー交換がきっかけになったということは間違いありません。

もし、同じような現象で悩んでいる人がいましたら、参考になるかもしれません。







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