MacBook Pro (MD101J/A) のメモリー増設/交換(4GB→16GB)
Replacement of Memory Board of MacBook Pro (MacBook Pro 2.5GHz Dual-Core Intel Core i5 13インチ 第3世代 – Mid2012) on My Own
以下に書いてあることを参考にしてMacBook Proのメモリーの増設/交換をご自分で行われる場合、それによって生じるいかなる結果につきましても本サイト管理者は一切責任を負いませんので、くれぐれも自己責任において行っていただきますようよろしくお願い致します。
メモリーの準備
私の使っているMacBook Pro (MD101J/A 13インチは、システムは当然Mountain Lionなのですが、何だかSnow LeopardのMB991J/Aに比べて動きがのろいような気がしています。そこで、メモリーを4GBから16GBに増設することにしました。当初は8GBのつもりで某店から通販で購入したのですが、当方の勘違いで注文してしまい、8GBが1枚しか入っていませんでした(4GBが2枚入っているつもりでした)ので、仕方なく返品させてもらいました。当然品物の送料と返金時の振込手数料は自己負担です。インターネットで2枚組のつもりで購入したのが間違いでした(こういう場合は電話で注文して詳細は口頭で確認した方が無難と痛感!)。そこで、2013年8月29日(木)昼前に東京のCaravan YUからメモリ(シリコンパワー SP016GBSTU160N22 メモリモジュール 204Pin SO-DIMM DDR3-1600(PC3-12800) 8GB×2枚組)をネット通販で購入手続きしました。29日夕方に荷物を発送したというメールが届きました。インターネットで商品の流れを追跡できますが、31日(土)の朝の時点で配達店から配達に出発したと表示されていました。9時15分頃に佐川急便が配達してくれました。これからさっそく交換です。
メモリーは8GBで十分で、16GBも要らないとは思いましたが、まあいいかという感じです。ネットで調べても問題ないようですし。まあ、成りゆき上、仕方ありません。交換作業が終わったら、そのプロセスと結果について以下に記述したいと思います。
メモリーの増設
MacBook Pro本体の裏の蓋を小さなプラスドライバーで慎重に外しました。ネジは全部で10本、そのうち長いのが3本です。なくしたら大変なので、セロハンテープをA4用紙に粘着面を表にして貼り付けて、はずしたネジを本体のネジの場所と同じ場所に張り付けました。
MD101J/Aの本体の裏(ネジ10カ所)
(2013年8月31日)
10本のネジをはずした順番にセロハンテープに
つけました。
(2013年8月31日)
2カ所の爪を左右に広げるとメモリーが
持ち上がります。固いので慎重に抜き取ります。
2枚目も同様に抜き取ります。
(2013年8月31日)
2枚のメモリーを取り外しました。
(2013年8月31日)
購入した2枚のメモリー。裏側のくぼみに沿って
カッターナイフで切って開けました。
(2013年8月31日)
1枚目を挿入してゆっくり奥に押して入ったら
上から下に押して固定します。
(2013年8月31日)
2枚目をゆっくり奥に押して入ったら上から下に
押して固定します。
(2013年8月31日)
写真中央にある突起物でメモリーを左右で
固定しています。
(2013年8月31日)
メモリー交換完了。このあと蓋をしてネジ10本で
固定すれば終了。
(2013年8月31日)
結論として、今まで行った作業の中では最も簡単でした。新しいメモリーは16GBは「このMacについて」でチェックするとちゃんと認識されていました。
16GBとなっています。
(2013年8月31日)
アクティビティモニタでシステムメモリを
チェックすると、
かなり余裕があります。
メモリーは8GBで十分ですね。
(2013年8月31日)
Word, Excel, PowerPoint, Mail, Safari, Adobe Illustrator CS5, Photoshop, DreamweaverCS5, Chromeを同時に立ち上げてみました。すると、メモリーは「確保中:4.33GB」となっていて、スペックのメモリー4GBをオーバーしていました。普段はこのようにたくさんのソフトを同時に立ち上げることはありませんが、少なくとも言えることは、4GBではやはりきつかったのでは・・・・・ということです。やはり、このあたりが動作が遅かった原因ではないかと思われます。
取り付け時に間違いやすいポイント
メモリー1枚目は爪の下に通して奥に挿入しますが、2枚目も爪の下に通すと、最後に奥に入りません。ですからこれは間違いです。この時点でおかしいと気づけば、もう一度慎重に抜いて、今度は爪の下を通さずに奥に挿入しなおすことができます。くれぐれも間違ったままで無理に押し込もうとしないことです。終始慎重に優しく行わないと、壊れてしまう危険性大です。
総括
メモリー増設はバッテリー交換と同様、思ったより簡単にできました。メモリー16GBは無駄に大きすぎると思いますが、サクサク動くようになったので、目的は達成されました。ネットで調べてみると、16GBでもトラブルなく使えている人々がおられますので、たぶん大丈夫と思っていますが、使って様子を見てみます。