渋柿で干し柿作り
Preparation of dried persimmons from sour persimmons
つくりやすさ | ★★★☆☆ |
おすすめ度 | ★★★★★ |
2011年10月26日に買ってきた渋柿
(2011年10月28日現在)。
紐で吊るしやすいようにT字型に切ってある
渋柿の付け根
(2011年10月28日現在)。
ネットをかぶせる前の紐で吊るした渋柿
(2011年10月31日現在)。
ネットをかぶて吊るした渋柿
(2011年10月31日現在)。
道の駅で買ってきた渋柿
(2012年10月21日)。
道の駅で買ってきた渋柿
(2012年10月21日)。
10月21日の渋柿が干し柿になりました。
とても甘くておいしいです。
(2012年11月18日)。
2012年11月18日にも別の種類の渋柿を買ってきました。27個入って498円でした。皮を剥いて天日干しを始めました。1ヶ月後が楽しみです。
道の駅で別の種類の渋柿を買ってきて
干し柿用に皮を剥きました。
(2012年11月18日)。
また、2012年11月21日にも別の種類の渋柿を買ってきました。44個入りで398円でした。夜に皮を剥いてベランダの物干竿に吊るしました。虫除けのため、柿が入っていた赤いネットを被せました。
しかし、ネットが柿に密着しているので虫が柿に接することができるため、まだ不十分です。ネットと柿の間に間隔ができるようなもっと大きなネットがないかホームセンターか100均で探してみます。
11月22日(木)に青色の収納ネットを買ってきて夜に被せました。
11月25日(日)夕方、軟らかくなって紐がくい込んできていた柿を食べてみたらとても美味しくなっていました。結局4個も食べました。まだ4日にならないのにもう渋みがとれて甘くて美味しくなっています。残り40個です。
11月26日(月)夕方、2個食べました。残り38個です。
近くのスーパーで渋柿を買ってきました。
398円でした。
(2012年11月21日夜)。
近くのスーパーで渋柿を買ってきました。
44個入っていました。
(2012年11月21日夜)。
44個全部皮を包丁で剥きました。
(2012年11月21日夜)。
皮を剥いた32個
(2012年11月21日夜)。
皮を剥いた12個
(2012年11月21日夜)。
10cm間隔ぐらいで紐で結んで物干竿に吊るし、
柿が入っていたネットを被せました。
(2012年11月22日朝)。
さらに百均から22日に買ってきた青色の収納ネットを外側から被せました。
(2012年11月24日朝撮影)。
雨が降ってきたので大きなポリ袋の両端をハサミで切って外側から被せました。
(2012年11月24日朝)。
雨が降ってきたので大きなポリ袋の両端をハサミで切って外側から被せました。
(2012年11月24日朝)。
晴れたのでビニールを外しました。
(2012年11月25日朝)。
軟らかくなって紐がくい込んできていた柿を
4個食べました。まだ4日にならないのにもう
渋みがとれて甘くて美味しい干し柿でした。
残り40個。(2012年11月25日夕方)。
11月26日夕方に2個食べたので
残り38個になりました。
(2012年11月27日朝撮影)。
11月27日(火)夕方、さらに50個入りを1袋買ってきました。
11月27日夕方にさらに50個入りの渋柿を
買ってきました。今年はこれで終了。
(2012年11月27日夜撮影)。
皮を剥いた50個入りの渋柿を
隣(左側)に吊るしました。
(2012年11月28日朝撮影)。
皮を剥いた50個入りの渋柿を
隣(左側)に吊るしました。
(2012年11月28日朝撮影)。
11月21日に吊るした方。
(2012年11月30日朝撮影)。
12月1日(土)の夕方にスーパーで愛宕柿というとても大きい渋柿を見つけてしまいました。どうしてもその柿で干し柿を作ってみたいと思い、10個入りを1袋買って帰りました。翌日、皮を剥いて愛宕柿の干し柿作りを始めました。12月13日には横野柿の干し柿を始めました。
2014年の干し柿作りもあります。
11月27日に吊るした方。
(2012年11月30日朝撮影)。
だいぶ小さくなりました。
食べたので数はかなり減りました。
(2012年12月14日朝撮影)。
柿の渋味成分
柿の渋味成分はタンニンというポリフェノールです。渋柿をかじって渋いと感じるのは、水に溶けるタンニンのせいです。これが凝集してゴマのようになってると渋く感じず、本来の甘さを感じます。なので、甘柿はゴマが入っていて、甘いわけです。一方、渋柿は、あおし柿にすることによって、タンニンを水に溶けない形に変えます。この時、アルデヒドという化学物質が発生し、タンニンの水酸基と反応することによって、水に溶けなくなるわけです。
ということは、加齢臭の原因物質のアルデヒドとも反応することになります。加齢臭の原因物質の正式名称は2-ノネナールといいます。炭素数が9個のアルデヒドで、アルデヒド基(-CHO)の隣りの炭素と3個目の炭素の間にC=C二重結合があることが、その名称からわかるわけです。このおやじ臭の原因物質が柿の水溶性タンニンと結合すると、おやじ臭が消えるわけです。タンニンの石けんがあれば、それで体を洗うことによって、皮膚に残ったタンニンが随時発生したノネナールと反応してデオドラント効果が発現するわけです。渋柿はそのままでは食べられませんが、私たちの生活にこんな形でも役立っています。