トップページ > 熱帯果樹の最短収穫 > アボカドの形と表面の観察 > アボカドの種の観察と播種 > ニュージーランド産のアボカドの実生の栽培

ニュージーランド産のアボカド(No.12)の水栽培

ニュージーランド産のアボカド通算2個目(No.12)を水栽培で発芽させる試みです。根が出て発芽したら鉢に土を入れて植えようと思います。

アボカドの水耕栽培の条件

項 目
内 容
アボカドの原産国
ニュージーランド
用いた土
土ではなく水道水
コンテナ
キッチンばさみで1リットルのPETボトルを半分の高さで切り離し、上部を逆さにして組み立てた容器を使って水栽培に使用しました。
場 所
アパートの室内の窓辺。
水耕栽培開始日時
2016年10月26日
水の交換
1日1回

2016年10月26日

アボカド
アボカドNo.12

ニュージーランド産のアボカド2個目です。128円+税でした。

2016年10月26日

アボカド
アボカドNo.12

まだ若干固かったのですが、割ってみるといい感じでした。

2016年10月26日

アボカド
アボカドNo.12

種は卵形で普通の感じでした。

2016年10月26日

アボカド
アボカドNo.12

真球状に近い種もけっこうありますが、この種はどんぐりの形をしています。

2016年10月26日

アボカド
アボカドNo.12

皮は割と簡単に剝けました。

2016年10月26日

アボカド
アボカドNo.12

包丁の傷が茶色に変色しています。

2016年10月26日

アボカド
アボカドNo.12

底面は若干盛り上がっているように見えます。少し削って水栽培する方法もありますが、削らずにそのまま使うことにしました。

2016年10月26日

アボカド
アボカドNo.12

PETボトルで作った容器です。種を載せるだけです。

2016年10月26日

アボカド
アボカドNo.12

空気で酸化されて赤くなってきます。きれいな色素です。メラニン色素という説もあります。

2016年11月15日

アボカド
アボカドNo.12

頂部はあまり変化はありません。

2016年11月15日

アボカド
アボカドNo.12

底部は割れています。中に芯が見えます。そこから根と芽が出て来ると思われます。今のところ根と芽ははっきりとは確認できませんが、実物を観察すると何かあるのはわかります。

2016年11月15日

アボカド
アボカドNo.12

いちばん下ではなく、底部から4分の1ぐらいの高さのところに芯があるのがわかります。根らしきものが見えます。

2016年11月24日

アボカド
アボカドNo.12

底部を上にして撮影。根が出てきています。反対側に芽も出てきているようです。赤い部分が芽の付け根のようです。底部の緑色が9日前より濃くなってきました。

2016年11月24日

アボカド
アボカドNo.12

頂部を上にして撮影。頂部がくっついているので、芽がまっすぐ伸びることができません。そこで、隙間にカッターの刃を入れて頂部に向かって切りました。これで2枚の子葉(大きな種の果肉)の頂部が離れました。芽が伸びる時にはもっと隙間ができるでしょう。

2016年11月26日

アボカド
アボカドNo.12

カッターで切り離した頂部の亀裂はまだ広がっていません。

2016年11月26日

アボカド
アボカドNo.12

根が伸びてきました。

2016年11月26日

アボカド
アボカドNo.12

角度によっては表面に出てきているぼがわかります。

2016年11月28日

アボカド
アボカドNo.12

根の先端が底面から出てきました。

2016年12月1日

アボカド
アボカドNo.12

PETボトルの上部だけ持ち上げてみました。根が下に伸びているのが確認できます。

2016年12月8日

アボカド
アボカドNo.12

1週間前より1cmぐらい伸びています。

2016年12月8日

アボカド
アボカドNo.12

伸びて種本体と同じくらいの長さになっています。

2016年12月8日

アボカド
アボカドNo.12

陶器製の鉢に野菜と花の培養土を入れて中央に穴を掘って植えました。このあと水を十分に遣りました。

2017年1月13日

アボカド
アボカドNo.12

特に変化はありません。

2017年1月17日

アボカド
アボカドNo.12

おとといの氷点下の寒さのためか、赤くなってきました。

2017年4月27日

アボカド
アボカドNo.12

種の半分は腐ってしまいました。これは子葉に相当するものと思われます。でも、実生苗の生長には支障ないようです。芽が1cmほど出ています。

2017年5月11日

アボカド
アボカドNo.12

植え替える直前のNo.12。芽はさほど伸びていません。

2017年5月11日

PETボトルにセットしたアボカドの種
アボカドNo.12

上段真ん中がNo.12。上段左端がNo.16。上段右端がNo.17

2017年5月11日

アボカド
アボカドNo.12

右端の列の真ん中がNo.12。その上がNo.16。右端の列のいちばん下がNo.17

2017年12月2日

アボカド
アボカドNo.12

斜めから撮影した寄せ植え。この時点では枯れていません。

2018年1月26日

アボカド
アボカドNo.12

斜めから撮影した寄せ植え。全部枯れています。寒さに耐えられませんでした。

2018年1月26日

アボカド
アボカドNo.12

正面から撮影。


まとめと今後の予定

ニュージーランド産のアボカド通算2個目になります。水耕栽培で種から発芽させてみようと思い、始めました。種の頂上付近がポツポツと赤っぽく変色してきました。しかし、No.13と比べるとかなり少ないです。まずはひび割れが開いてきて、次に根が出てきて、最後に芽が出て来ると思われます。その様子は土の中に埋まっている種ではよくわかりませんが、水の中ならよくわかると思います。楽しみです。

2016年11月15日、水を交換する時に種を手に取って確認すると、底部が割れていて、中に根が出そうになっているのが確認できました(写真ではわかりにくいです)。水栽培のメリットは種の発育状況を手で触って近くで目視できる点ですね。

2016年11月24日、頂部をカッターで切り離しました。これで種が開くことができるので、芽がまっすぐ伸びることも可能になります。

2016年11月28日、根が伸び始めました。水栽培のメリットは土の中で起こっていることが目視できる点ですね。

2016年12月8日、根が伸びてきているので、鉢植えに切り替えました。

2017年4月27日現在、芽が表面に出てきていました。この種は赤っぽくなっていましたが、赤くなると腐りやすいのかもしれません。

2017年5月11日、一回り大きなプランターに植え替えました。根はけっこう張っていました。根の張り方の順番はNo.17>No.12>No.16でした。

2018年1月26日現在、寄せ植えはすべて枯れてしまっています。やはりうちの辺りの気候では栽培できないようです。







このエントリーをはてなブックマークに追加
  1. トップページ
  2. グァバ
  3. アボカド(1)
  4. アボカド(2)
  5. アボカド(3)
  6. アボカド(4)
  7. アボカド(5)
  8. アボカド(6)
  9. アボカド(7)
  10. アボカド(8)
  11. アボカド(9)
  12. アボカド(10)
  13. アボカド(11)
  14. アボカド(12)水栽培
  15. アボカド(13)水栽培
  16. アボカド(14)
  17. アボカド(15)水栽培
  18. アボカド(16)水栽培
  19. アボカド(17)水栽培
  20. アボカド(18)
  21. アボカド(19)
  22. アボカド(20)水栽培
  23. アボカド(21)水栽培
  24. アボカド(22)水栽培
  25. アボカド(23)水栽培
  26. アボカド(24)水栽培
  27. パッションフルーツ
  28. フェイジョア
  29. パパイヤ
  30. サクララン
  31. スターフルーツ
  32. アテモヤ
  33. ミニパイン
  34. ゆうな
  35. ココヤシの実
  36. バンシルー(1)
  37. バンシルー(2)

このページの上へ戻る