トップページ > 熱帯果樹の最短収穫 > アボカドの形と表面の観察 > アボカドの種の観察と播種 > アボカドNo.6の実生栽培

種の皮がひび割れているアボカド(No.6)の実生の栽培

このアボカドはメキシコ産となっています。そんなに大きくなく、熟成が進むと黒くなってきました。割ってみると、種が丸く、大きめで、皮は剥がれやすかったです。もともとひび割れていたからだと思います。用いたアボカドの中ではけっこう変わり種なので、ぜひ実生で育ててみたい、発芽してほしい種の1つです。

アボカドの種を蒔いた条件

項 目
内 容
アボカドの原産国
メキシコ
用いた土
タネのタキイの野菜と花の培養土
コンテナ
プラスチック鉢
場 所
ベランダ
植えた日時
2016年9月26日
水遣り
1日1回
肥 料
液肥(花工場)
消毒・農薬
なし

2016年9月26日

アボカド
アボカドNo.6

表面がかなり黒くなってきました。だいぶ軟らかくなってきています。

2016年9月26日

アボカド
アボカドNo.6

種はまん丸でひび割れています。

2016年9月26日

アボカドの種
アボカドNo.6

濡れてる時が色が濃くなります。

2016年9月26日

アボカドの種
アボカドNo.6

皮は割と簡単に剥がれます。

2016年9月26日

アボカドの種の皮
アボカドNo.6

剥がした皮。

2016年9月26日

アボカドの種
アボカドNo.6

だんだん茶色に変わってきます。酸化されて茶色になる物質が含まれているようです。

2016年9月26日

アボカドの種
アボカドNo.6

鉢の中に入れた培養土に半分ぐらい埋めました。

2016年9月26日

アボカドの種
アボカドNo.6

種の皮もちぎって置きました。

2016年10月9日

アボカドの種
アボカドNo.6

は種してから13日経過。特に変化は見られません。No.1のように半年かかった例もあるので、このアボカドの発芽は気長に待ちます。

2016年10月10日

アボカドの種
アボカドNo.6

マクロで撮影してみましたが、割れ目の広がりは見られません。

2016年10月13日

アボカドの種
アボカドNo.6

割れ目が広がってきました。根が出始めている可能性が高いです。

2016年11月6日

アボカドの種
アボカドNo.6

割れ目がかなり広がってきました。奥の方に芽のようなものが確認できますが、写真には撮れませんでした。

2016年11月7日

アボカドの種
アボカドNo.6

中に芽が見えました。

2016年11月25日

アボカドの種
アボカドNo.6

赤い芽です。

2016年11月26日

アボカドの種
アボカドNo.6

もうすぐ表面に出て来そうです。

2017年1月13日

アボカドの種
アボカドNo.6

亀裂が大きくなっています。

2017年4月28日

アボカドの種
アボカドNo.6

左からNo.4, No.5, No.6, No.9のアボカドの種。芽は冬の寒さで枯れてしまいましたが、根はけっこう張っていました。これらを1つの鉢にまとめました。土は「花と野菜のかる〜い培養土」を使いました。

2017年4月28日

アボカドの種
アボカドNo.6

1つの鉢にまとめた冬の寒さで芽が枯れたアボカドの種。左上から反時計回りにNo.4, No.6, No.9, No.5。土はDCMブランドの「花と野菜のかる〜い培養土」。

2017年4月28日

アボカドの種
アボカドNo.6

ベランダに置いた4個寄せ植えのアボカドの種。左上から反時計回りにNo.5, No.4, No.6, No.9。芽は出て来ない可能性もあります。

2017年5月29日

アボカドの種
アボカドNo.6

フェイジョアの実生を植えている鉢の中身をこの鉢に移す必要が生じたので、根鉢事ごとプランターに移しました。No.6は左上。しばらくはこのまま様子を見ます。

2017年5月30日

アボカドの種
アボカドNo.6

左上のNo.6はほとんど変化がないのでそろそろ処分します。

2017年5月30日

アボカドの種
アボカドNo.6

一度新芽の先端がつぶれると次の芽が出てきにくいようです。

2017年5月30日

アボカドの種
アボカドNo.6

分解しました。これでNo.6の種の栽培は終了です。


これまでのまとめと今後の予定

このメキシコ産のアボカドNo.6はNo.5よりも変わった感じの種だと個人的には感じています。見た目ではNo.7の種の表面がひび割れたらNo.6の種と同じようになるような感じです。しかし、元々の果実の形や表面の様子はほかのアボカドとはかなり違っていたので、このNo.6のアボカドには最も注目しています。まだ発芽していない7個の中で最も実生を育ててみたいのがこのNo.6です。

2016年11月6日現在、かなり割れ目が広がってきているので、芽が表面に出て来る日も近いと思います。

2017年4月28日現在、このままでは埒があかないと思い、No.4, No.5, No.9とともに1つの鉢にまとめました。根が太くなって来ると割れ目が広がってくることがわかります。発芽は厳しいかもしれません。

2017年5月30日、No.4, No.5, No.6, No.9の4個は処分しました。これでこれら4個の栽培は終了です。これら4個でわかったことは、一度発芽してから芽が潰れると、再び発芽するのは難しいということです。よって、植える季節は重要です。冬に植えても寒さで枯れてしまうので、高い確率で失敗するといえます。







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