2016年8月11日

アボカドの皮はワニの皮のようです。
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アボカドは代表的なトロピカルフルーツの一つで、
発芽させる方法は、爪楊枝を突き刺して水栽培する方法や、土に埋めて発芽させる方法があります。
食べた時の食感や、触った時のぬめりから、いかにも脂肪酸が含まれている感じがします。不飽和脂肪酸は身体にいいので、アボカドは非常に有用なフルーツといえます。
主な脂肪酸(いわゆる油)はω-9系のオレイン酸や、ω-6系のリノール酸、ω-3系のリノレン酸といった良質な不飽和脂肪酸を含んでいます(酸と言ってもR-COOHの形ではなく、脂肪酸エステルR-COO-R'の形です。もし、酸R-COOHの形で含まれていたら酢(酢酸CH3COOH)を含む料理を食べる時みたいに刺激臭があるでしょう)。アボカド中の脂肪の含有量は全体の20%にもなるといわれています。また、老化防止になるといわれるビタミンA, C, Eや、カリウム(K)、マグネシウム(Mg)、リン(P)などのミネラルも含んでいる、非常に栄養のバランスの良いフルーツといえます。ただ、脂肪酸をたくさん含んでいるためカロリーが高めなので、食べ過ぎには注意しましょう。
アボカドの皮はワニの皮のようです。
内側のヌルヌルは脂肪酸がたくさん含まれている感じです。
皮はキッチンバサミで切ってプランターの土になってもらいます。
皮を剝いていないパッションフルーツの種。平たい面を下にしています。
平たい面を横にしています。
手で皮を剝きました。タマネギの皮に少し似ています。
皮をひととおり剝きました。
少し平たい面を横にしています。包丁の傷が茶色になっています。
表面がだんだん茶色になってきました。酸化されているのでしょう。
平たい面を下にして鉢の中に置きました。
皮もリサイクルして鉢の中に置きました。
種が若干割れてきました。発芽するかもしれません。
根が張っているのは確実です。動かしても動きません。
アボカドは見た目は悪いですが、とても栄養価の高い有用な果物です。こういうのが自分のうちで採れたらいいですが、トロピカルフルーツなので寒い地方では枯れてしまいます。一時的にはマイナス5℃まで持つそうですが、一般には地植えは難しいといわれています。そういう場合は鉢植えにして、寒くなったら室内に移動すればいいです。花が咲いても結実率はかなり低いようです。花の数の0.01%ぐらいという話もあります。
冷凍庫に入れると発芽率が下がるというデータもあるようです。今回私の植えたアボカドは、食用として使った半分を保存のため冷蔵庫に入れていたので、もしかしたら発芽しにくい可能性もあるかもしれません。それも含めて、どういう結果になるか、見て行きたいと思います。
2016年9月5日現在、種の割れ目が若干広がったように見えます。動かそうとしてもがっちり固定されている感じなので、根が張っているかもしれません。