これまで作ってきた歴代のHTMLサイトを見て思ったこと

こんにちは。熊の実です。

私は2011年秋からHTMLとCSSを勉強し始めてHTMLサイトを作ってアップしています。途中2013年あたりでやめたこともあったのですが、2014年3月からまた始めて現在に至ります。

今やWordpress全盛の時代でHTMLサイトなんて非効率で時代遅れのように思われるかもしれませんが、私はいまだにDreamweaver CS5を使って手打ちでHTMLファイルを作って、Dreamweaver CS5をFTPツールとしてレンタルサーバにアップロードしています。

なぜ今さらHTMLサイトなのかといえば、趣味の要素が大きいのですが、HTMLファイルはいつでもブラウザで見れますので、自分の足跡をローカルディスク上とオンライン上に残している感じでしょうか。また、表示速度が速いです。

手打ちといっても、一度ファイルが完成してしまえば、そのファイルを複製して文章や写真など特定の箇所だけ上書きして1記事1ファイルで増やしていけばいいので、そんなに手間というほどの手間でもないです。ただ、さすがにファイル数が数百にもなってくると、例えばユニバーサルメニューなどでちょっとした書き換え箇所が出て来た時にすべてのHTMLファイルを1個1個書き換えなければならない時がとても大変です。でも、自分で作った分、1個1個のファイルの中身がどうなっているかはっきりわかっていて、決してブラックボックスにはなっていないので、細部まで手が届いている安心感はあります。

また、(妄想ですけど)もしWordpressがこの世からなくなったとしても(そんなことはないと思いますが)、最低でも原始的なHTMLサイトに戻すことはできます。

それでも、Wordpressを使ってみると、ちょっと弄っただけで一括で変換できたり、便利なプラグインがあったりするので、HTMLファイルではもはや太刀打ちできないなと感じることも多々あります。ただ、Wordpressって手元に1ページがあるわけではないんですよね。データベースから呼び出して組み立てている感じですね。

まあ、HTMLファイルとWordpress両方うまく使い分ければいいだけの話ですが・・・・。

これまで試行錯誤して作ってきたHTMLサイト

私は古いファイルも外付けハードディスクにバックアップしてとっています。MacBook Proのハードディスクには常に最新の日付のフォルダが1個あって、それを外付けハードディスクにバックアップして元のフォルダの日付を書き換えていけば、古いデータは外付けハードディスクに蓄積されていき、最新のデータ(サーバにアップロードしている最新のデータの大元)はパソコン本体に常に1つのフォルダだけ存在する形です。

これまでに作った歴代のHTMLサイトを外付けハードディスク5個を引っ張り出してきて見てみました。それを見て思ったのは、年月を重ねるたびにサイトがそれなりにサイトらしくなってきているということです。初期の頃は目も当てられないようなものを作っています。今となってはなつかしいですが。下記に11個のスクリーンショットを示します。時系列順です。

バージョン1
バージョン1
バージョン2
バージョン2
バージョン3
バージョン3
バージョン4
バージョン4
バージョン5
バージョン5
バージョン
バージョン6
バージョン7
バージョン7
バージョン8
バージョン8
バージョン9
バージョン9
スマホバージョン1
スマホバージョン1
スマホバージョン2
スマホバージョン2

これらのテンプレートは1つのサイト内にほとんど残しています。なので、記事のテンプレートを見れば、自分の歴史の中でいつ頃の記事なのかというのがすぐわかります。サイトの統一感という意味ではマイナスかもしれないですが、せっかく作ったのにもったいないというのと、自分の足跡であるというのもあって、これまで作ってきたテンプレートは8割は使っています。2割ほど没にしたものもあります。

バージョン9はレスポンシブですが、それよりも古いテンプレートはレスポンシブではありません。これではスマホでのユーザビリティーに問題があるので、PCサイトからスマホサイトに転送設定にして両方使っています。最後の2つがスマホサイトの2バージョンです。もちろん最近作った記事のテンプレートはレスポンシブのバージョン9です。

Dreamweaver CS5はいつまで使えるのか

私はMacBook Pro MB911J/Aを使っていましたが、その時のOSのSnow Leopardがお気に入りでした。でも、もはや古くなってしまいました。もう1台、新しい方のMacBook Pro MD101J/Aを買って、現在はOSはMountain Lionで使っています。現在の最新のOSはSierraですが、Dreamweaver CS5が使えません。では使えるOSはどこまで遡ればいいのかというと、1つ前のEl Capitanということです。現在ではSnow LeopardはEl Capitanにオンラインでアップグレードできます。そこで、MB911J/AにEl Capitanを入れました。そしてJava SE 6も途中でインストールできました。私はEl Capitanは好きではありませんが、Sierraの1つ前のOSにアップグレードしたことにより、まだしばらくはDreamweaver CS5が使えることになります。Dreamweaver CS5はテキストエディターとしてだけでなく、サーバにアップロードする時のFTPツールとしても使っています。Dreamweaver CS5が使えなくなる頃には、私自身がWordpressに完全に移行している可能性もゼロではありませんが、おそらくまだまだHTMLサイトも続けている可能性が高いです。一度Wordpressの味をしめるとさすがにHTMLサイトの更新が面倒に感じることもありますが、サイトの引越などは圧倒的にHTMLサイトの方が簡単だし、仕組みがわかりやすいと思います。

WordPressサイトとHTMLサイトの比較

WordPressサイトとHTMLサイトは一長一短があります。私なりに感じていることを少し挙げてみます。

HTMLサイトのメリット:
表示速度が速い
引越が簡単
データが手元にあるので安心
パソコンさえあればネット環境がなくても記事作成はできる

HTMLサイトのデメリット:
たくさんのファイルの手直し作業がかなり面倒
テキストエディターとFTPソフトが別途必要

WordPressのメリット:
記事作成が簡単
手直しが簡単
基本的にオンラインで作業(オフラインでもできる方法はありますが)
テキストエディターとFTPソフトが必要ない

WordPressのデメリット:
表示速度がもっさりして遅い
引越がかなり面倒で難しい
何かトラブった時にかなり大変そう
バックアップをとっても、CMSがないと見れない(HTMLファイルはブラウザがあれば見れる)

まとめ

私がいまだHTMLサイトにこだわっている理由は、一言で言えば好きだからです。誰も持っていないテンプレートで自分のサイトを運営しているというところだと思われます。私はブログでよく紹介されている「賢威」や「SIRIUS」には興味はなかったので自分で作ったHTMLサイトを使ってきましたが、最近、TCDのWordpressテーマを見た時に初めてWordpressを使ってみたいと思いました。それで、今は2つ購入して使い始めています。これから先は、お手製HTMLサイトとWordpressをバランスよく使っていこうと思っています。リスク分散にもなるかもしれません。

それでは、また。







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