テレビで紹介されていた「自宅でできる眼トレーニング方法」

こんにちは。熊の実です。

先日、目をよくする方法が「みやね屋」でやっていました。ビデオにとっていたのでまとめました。Rサイエンスクリニック広尾の院長で、アンチエイジングドクターの医学博士 日比野佐和子氏が説明していました。大阪大学医学部大学院特任准教授もされています。その内容を要点だけですが備忘録として書き留めておきたいと思います。

近視、遠視、老眼の違い

近視は屈折異常で、焦点が網膜の手前にある状態。近くはよく見えるが遠くは見えにくい。
遠視は屈折異常で、焦点が網膜の後ろにある状態。近くも遠くも見えにくい。
老眼は調節異常で、水晶体の調整力が低下した状態。近くが見えにくい。

スマホ老眼

近年急増しているのがスマホ老眼。スマートフォンなどから発する光を目の近くで長時間見続けることで発症します。早ければ10代から発症するといわれています。

これによって、本物の老眼が早まる。ドライアイ、眼精疲労。ブルーライトが原因の網膜障害で加齢黄斑変性などのリスクが高まる可能性。

老化の原因は糖化と酸化

糖化は体が老けることで、酸化は体が錆びること。糖化をできるだけ防ぐには血糖値が急激に上がらないようにしなければならず、一日ちょこっとずつ5食がいいという話でした。

そういう意味では朝食を抜いたりするのは良くなさそうです。

自宅でできる眼トレーニング(老眼をよくする方法)

まず一つ目の方法は、それは近くと遠くを交互に見るというものです。30回を1日3回行います。

もう一つは円周を8等分にします。東西南北をさらに北東とか南東とかに分けると8等分になりますが、それです。円周上に点を8個書いておき、それを壁などに貼りつけておき、上から右回りに1秒ずつ8回点を見る。右回りのあとに左回りに同様に見て行きます。この右回り左回りセットを1日3回行うというものです。簡単な方法ですが、効果が実感できるようになると言っていました。

眼に良い食材

アンチエイジングドクターの医学博士 日比野佐和子氏が紹介していた眼に良い食材は、くるみ、ブルーベリー、ほうれん草、トマト、蕎麦、赤ワイン(アントシアニン)です。眼をいきいきと輝かせる成分を持っていて、全身の糖化と酸化も防ぐというものです。

しかし、食の基本はバランスよく、腹八分目。一日ちょこっとずつ5食が理想と言われていました。つまり、そういう意味では間食は重要ということになります。

老眼の予備軍の“眼の疲れ”の解消法

「清明」というツボ(両目の目頭の高さの鼻のところ。疲れ目の解消と目元のシワ取りに効果)を痛気持ちいい強さで両指で3〜5秒押す。
「四白」というツボ(涙袋の下あたりで、眼精疲労の解消と目元の痙攣の解消に効果)を痛気持ちいい(いたきもちいい)強さで指で3〜5秒押す。
「瞳子りょう(←難しい漢字)」というツボ(目尻の付近で、目元のシワ取りと頭痛の改善に効果)を痛気持ちいい強さで指で3〜5秒押す。

老眼にまつわる噂

それから、老眼鏡をかけたら老眼が悪化するというのは「ウソ」で、目薬は効果的かというと「一時的には効果あり」で、ガムを噛むと老眼予防になるというのは「ホント」、視力が良い人ほど老眼になりやすいというのは「ウソ」ということでした。面白い話で参考になりました。皆さんにも役立つ情報だと思いますので、ぜひ参考にされてみてください。

これらに関する本を出版されているようです。詳細は成書を参照ください。私はアフィリエイトはしていませんので、ここにはリンクはありません。

それでは、また。







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