クランベリーの鉢植え栽培
Growing Cranberry in a Pot
栽培しやすさ | ★★★☆☆ |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
クランベリー、ツツジ科、常緑小低木で、別名オオミノツルコケモモといいます。原産地は北アメリカ東部。栽培適地は中部以北の冷涼地となっています。九州南部はどうでしょう。
クランベリーが地植えでうまくいかなかったので、鉢植えに切り替えました。これから様子を観察していきます。復活してほしいです。

クランベリーの小さな株を見つけました。草と間違って抜かれたようです。
(2014年4月6日)

クランベリーの小さな株を鉢に植え替えます。
(2014年4月6日)

市販の土(種子の発芽用)を使いました。
(2014年4月6日)

水をやりました。少し陥没しました。
(2014年4月6日)

最後に、畑の黒土を被せました。
(2014年4月6日)
1ヶ月経った2014年5月5日の様子では、枯れてしまいそうです。

1本だけ生きていますが、残りは枯れてしまいました。
(2014年5月5日)
1ヶ月経った2014年8月13日の様子では、何とか持ち直しそうな雰囲気は感じられます。

復活しそうな雰囲気になってきました。
(2014年8月13日)

8月の時点よりも大きくなっています。
(2014年9月9日)

少しずつ大きくなっています。
このまま再起してほしいです。
(2014年10月14日)

あまり変化ないですが、少し大きくなっています。
(2014年11月8日)

冬の寒さで紅葉しています。
(2015年1月31日)

葉っぱは緑に戻りました。隣りに何か花が咲く植物が生えていました。抜くのも可愛そうなのでそのままにしておきます。
(2015年3月29日)

紅葉も解けて新緑になっていました。だいぶ生長してきました。
(2015年5月3日)

1ヶ月前よりもだいぶ伸びました。
(2015年5月30日)

自立できないほどに伸びています。肥料が効いたものと考えられます。
(2015年5月31日)
雑草と間違われて地面から引っこ抜かれ、枯れる寸前だった2014年4月6日時点での2本の枝が、ここまで復活して伸びてくれました。

あの細い1本1本がここまで急に復活するとは想像できませんでした。
(2015年7月5日)

蔓が地を這うみたいに伸びていきます。今後、鉢ごと吊るすなり考えないといけません。
(2015年7月5日)

葉っぱが少し減ったような・・・
(2015年8月14日)

2株あったうちの1株は枯れてしまいましたが、残った方はけっこう伸びています。
(2015年10月17日)

寒さのため紅葉しています。
(2016年1月3日)

1月より2月の方が紅葉の色が濃いです。
(2016年2月7日)

だいぶ生長しました。
(2016年7月2日)

鉢から溢れ出て地面に広がっているので、吊るすことにしました。百均から買ってきました。
(2016年9月25日)

こんな感じです。けっこう伸びていました。
(2016年9月25日)

冬に紅葉しました。
(2017年1月3日)

近くで見ると蔓も紅葉しています。クランベリーは置くタイプの鉢より吊るすタイプの方がよいというのがわかります。
(2017年1月3日)

4月になって紅葉がだいぶ解けてきています。
(2017年4月2日)

葉っぱが緑に戻りました。
(2017年5月5日)

5月に枯れてしまいました。雨が降らなかったためでしょう。突然終わってしまいました。でも、念のため、もう少し放置してみます。
(2017年6月4日)
よくまあここまで復活してくれたものです。というよりここまでなるとは思っていませんでした。一時はだめかと思っていました。ここまで生長した原因に心当たりがるとすれば、肥料をけっこう多めに与えたことです。クミアイの粒粒の肥料です。家にあったのを鉢の中に蒔いた時に、少し多めだったかなと思った記憶があります。
あとは、枯らさないようにすることと、花が咲いて実が生ってくれるかどうかです。
これまでのまとめと今後の予定
これまでの経過でわかったことをまとめます。
1. 黒土でも育ちます。
2. 全農の尿素入り窒素加里化成2号という追肥専用肥料を与えたところ、著しい生長を見せました。
3. 想像以上に蔓ものであることがわかりました。
4. 吊るすタイプのコンテナが置くタイプより断然適しています。
5. 4月になると紅葉が解けてきます。これから緑色になっていきます。
今後は、花を咲かせて実が生るようにもっていきたいと思います。大したものではありませんが、これらの知見があなたのクランベリー栽培に少しでも役立てば幸いです。
2017年6月4日現在、クランベリーが枯れていました。突然の終焉でした。