こんにちは。熊の実です。
2017年2月に郵便受けに入っていた、熊本地震後に熊本県が作成して配布した防災ハンドブックを読んでみました。防災全般で全部で40ページあります。今、日本中で地震の不安があるので、要点だけは共有したいと思い下記に書いています。
表1 地震が来たらやるべきこと
表2 地震発生時のNG行為(順不同)
このパンフレットにはほかにも「風水害から身を守る」、「土砂災害から身を守る」、「高潮災害から身を守る」、「火山(噴火)から身を守る」、「津波災害から身を守る」、「竜巻・落雷から身を守る」、「地域を守る!自主防災組織」、「備えて安心 非常用品」、「最新の防災情報を入手する」、「もしもの時に」という項目でまとめられています。これらの中で、この記事で共有できるものに「備えて安心 非常用品」を下記に示します。
備えて安心 非常用品
非常用品は日頃から用意しておきましょう。いざ、急いで避難しなければならない時、何をどれだけ持って行くか咄嗟に判断できないからです。
熊本地震でも電気・ガス・水道などのライフライン被害や物資供給の停滞が発生していました。自宅の倒壊を免れた人は、発生後も自宅で当面生活できるように、日頃から自宅で生活する上で必要な物を備えておくことが重要です。
これまでの災害用備蓄は普段使わない物(乾パンや懐中電灯)を用意するイメージでしたが、「日常備蓄」なら簡単で無駄にならない備蓄ができます。日頃利用している食料品や生活必需品を少し多めに購入しておくことです。
非常持ち出し品
避難する時にさっと持ち出せるようにリュックサックに入れて用意しておきます。玄関など、避難時にすぐに持ち出せる場所に置いておきます。
表3 非常持ち出し品リスト
備蓄品
救助が届くまでの最低3日間ほどを自給自足できるように準備しておきます。災害後に取り出しやすく、また運びやすいようにケースにまとめ、倉庫、物置、キッチン、押し入れなど、いくつかに小分けして備蓄しておきましょう。
表4 備蓄品リスト
まとめ
上記のことが役に立つような場面に出くわさないのが一番ですが、もし、起こってしまったら、その時に適切に対処できるように今から心と物を準備する上で参考になると思います。目を通した上で、プリントアウトして部屋のどこかに貼っておくとか、避難用品と一緒に入れておくとよいかもしれません。
また、このパンフレットが配布される前に私自身の経験から書いた記事もありますので、少しは参考になるかもしれません。
こんにちは。熊の実です。 先日、2017年1月14日と16日で、熊本に大きな地震が来てから9ヶ月でした。この9ヶ月はとても長く感じられました。 2016年4月14日と16日の大きな揺れからの1ヶ月の間には、度重なる余震があったことでテレビのテロップに出る震度の数字と体感した揺れが自分の中...
それでは、また。