ジョン・レノンの追悼曲の中で最も感動的なHere Today

こんにちは。熊の実です。

今日はポール・マッカートニーとジョン・レノンのことについて昔を思い出して書いてみようと思います。ジョン・レノンの追悼曲がいろいろある中で、個人的に最も感動的だと思うのがポール・マッカートニーの「Here Today」です。

私が高校生の時の1980年12月8日(日本時間で12月9日)、思わぬ訃報が報道されました。ジョン・レノン射殺され死亡。犯人はマーク・デービッド・チャップマンというもの。

まだニューアルバム「ダブル・ファンタジー」を買ってそんなに経っていない時期で、「Just Like Starting Over」がヒット中の時でした。当時のことは鮮明に覚えています。せっかくジョンとヨーコがstarting overしようと(やりなおそうと)していたのに・・・・

1980年9月25日にレッド・ツェッペリンのジョン.ボーナムが32歳の若さで急死したばかりだったのに・・・・

今思えば、当時まだ高校生でその後の人生に比べればあまり心配事もなく、好きな音楽を聴いていられた日々でした。懐かしくもあります。戻れるなら戻って、別の道を選びたい気もします。

それはそうと、

その後、ジョン・レノンの追悼曲がたくさん発表されました。私が持っているものだけでも、Paul McCartneyの「Here Today」, ジョージハリスンの「All Those Years Ago」, クィーンの「Life Is Real」, サザンールスターズのアルバム『人気者で行こう』の中の最後の曲「Dear John」です。ほかにもあるだろう中で、私がCDで持っているのはこれだけです。でも、Paul McCartneyの「Here Today」が収録されているアルバム「Tug Of War」だけはCDのみならずLPレコードも持っています。この4曲の中で圧倒的に泣けるのは「Here Today」ですね。PaulとJohnの関係性を考えれば、もう言葉も要らないくらい自明のことなのですが、こんな別れ方になるなんて思ってもいなかったでしょうね。喧嘩もしていたけれども、この曲が本音ですね。

ギターの音色が何とも言えないくらい物悲しい感じで泣けます。このアルバムはプロデューサーがジョージ・マーティン氏に戻っています。ビートルズ色が出ているのはそのためです。2人でジョンの死を悲しんで泣いたとか。

TUG OF WARのジャケットの裏面

以下に私なりの和訳を示します。英文法的には仮定法過去の勉強になります。英語の歌詞は著作権の関係もあり個人ブログでは載せられませんので別途参照ください(無料ブログなどではその運営会社が著作権料をまとめて支払っているので個人ユーザーが個別に許諾を得ることは必要ないようです)。

Here Today

僕たち本当に仲が良かったね
って僕が言ったら
君はなんて答えるだろう
今日 君がここにいたなら
もし君がいたなら

ああ 君のことがわかるんだ
たぶん君は笑ってこう言うだろうね
僕たち随分違った考え方をしていたね
今日 君がここにいてくれたなら
もし君がいてくれたら

でもね 僕といえば
以前のことをまだ覚えてるよ
もう泣くのを我慢するのはやめるよ
君のことが恋しいよ

君と会ったのはいつ頃だったかな
君はこう言うだろうね
何かをつかむために
がむしゃらにギターを弾いてたよって
世の中のことなんかわからないまま
僕らはいつも歌っていた

一緒に泣いた夜もあったね
心にしまっておく理由なんか何もないから
泣くだけ泣いた
君はよく訳の分からないことを言って
いつも隣で笑ってくれてたね

今君に言いたい
君のことを本当に愛していたよ
君が現れてくれて本当に良かったよ
なぜなら君は
僕の目の前にいてくれた
君は僕の歌の中にいたんだ

そして今日もここに

以上です。

私はポールの曲の中で、これが最も好きかもしれません。LPレコードで聴くのが好きです。私にとってレコードをかけるのは儀式みたいなものです。レコードジャケットを前に置いて、独特のにおいを楽しみながら、少し緊張しながら聴いています。A面の最後の曲なので曲が終わったらレコード針を手動で上げなければならないこともあって、レコードの回転する盤面をじっと見ながら聴くこともあります。でもそれも含めて至福の時間です。もし眠ってしまったらずっと回り続けるのでレコード針と溝が無駄に摩耗してしまうことになるので、「少し緊張しながら」はそういう意味でもあります。QUEENの「THE SHOW MUST GO ON」のエンディングのような感じになってしまいますから(あれは針飛びで同じところをループしている感じですが・・・)。私の持っているレコードプレーヤーTECHNICS SL-M1は本来は自動でアームが上がる仕様なのですが、1983年発売なのでもう30年以上経っていることもあり、自動では上がらなくなってしまいました。でも、手動でできるので私にとっては問題ありません。そういう意味ではあまり精密に作ってないアナログ的な昔の機器の方が長く使えますね。でも、もしSL-M1がダイレクトドライブ方式ではなくベルトドライブ方式だったら、もうとっくにゴムが劣化して使えなくなっていたことでしょう。

Here Todayはまだ聴いたことのない人がいれば、原曲をぜひ聴いてみてください。YouTubeにもありますが、和訳がちょっと異なります。

私が持っているポール・マッカートニーとジョン・レノンのアルバム

私が比較的聴いたポール・マッカートニーのソロアルバムは、ベストアルバム(Wings Greatest)を除けば、「バンド・オン・ザ・ラン」「ヴィーナス・アンド・マース」「ロンドン・タウン」「タッグ・オブ・ウォー」です。当時、FMラジオの特集でアルバムがほとんど全曲かかっていた時代でした。「ロンドン・タウン」はFMでかかったアルバムをテープに録音して聴いていました。1978年3月ですから高校生になろうとしている頃です。「ロンドン・タウン」は今でもLPレコードもCDも持っていません。テープだけで聴いていましたが、今でも、頭の中にメロディーはアルバム全曲入っています。FMラジオだけでアルバムが聴ける、そういう時代もあったんですよね。今では考えられないです。「バンド・オン・ザ・ラン」もFMで1枚丸ごと録音できましたが、今はCDを持っています。「ヴィーナス・アンド・マース」は、私が買ったポールのアルバムの最初の1枚でした。1975年に出たアルバムですが、さすがに小学6年では買えませんが、中学になって新聞配達のバイト代で買いました。でも、その当時、私は良さがわかりませんでした。「Listen To What The Man Said」だけは好きでしたけど。そのうち、友達に譲渡してしまい、今は持っていません。何だかもったいなかったなと思います。でも、今ならわかりますが、子供の頃は良さが理解できないかな。「タッグ・オブ・ウォー」は大学1年の時に買いました。「Here Today」が入っているLPです。

私はジョン・レノンのソロアルバムは「ジョンの魂」「イマジン」「ヌートピア宣言(マインド・ゲームス)」「ロックンロール」「心の壁、愛の橋」「ダブル・ファンタジー」のCDを持っています。「シェイブド・フィッシュ」はLPレコードだけ持っています。「ダブル・ファンタジー」はLPを最初に買って、後にCDも買いました。オリジナルアルバムが「ダブル・ファンタジー」で止まってしまったのが本当に残念です。ベスト盤はほかにも「The John Lennon Collection」のCDを持っています。「ジョンの魂」「イマジン」「ヌートピア宣言(マインド・ゲームス)」は、国内盤CDのみならず、輸入盤のCDも持っています(ほとんど病気)。私の持っているジョンのアルバムのうち「ジョンの魂」「イマジン」「シェイブド・フィッシュ」「ダブル・ファンタジー」はLPレコードも持っています。中学の時、友達が「プラスチック・オノ・バンド」の青い空が写ったジャケットのLPを持っていましたが、かなりぶっ飛んでいましたので、自分は買わなくてよかったなと思いました(笑)。「ダブル・ファンタジー」のA面の2曲目もちょっと普通は他人がいるところでは聴けませんね。親に聴かれないようにボリュームを下げてステレオでかけていました。曲を飛ばしたりもしました。

私が特に好きなのは「ジョンの魂」で、その中の「Love」「God」が特に好きです。「イマジン」の中ではアルバムタイトル曲の「イマジン」のほかに、「Jealous Guy」が好きです。「How Do You Sleep」はポールと喧嘩している形の歌です。Sgt. PeppersやYesterdayを揶揄していますね。でも、ポールも「Three Legs」とか「Too many People」という歌でお返ししているみたいですね。でも、単なる痴話喧嘩であって、「Here Today」で歌っているポールの心が本当だと私は思っています。
こういう喧嘩ってありませんか。ただ、レコードという形で残るのは何とも後味が悪いですが。

「ヌートピア宣言(マインド・ゲームス)」は、ヨーコと別居中のジョンの内省的な面が出たアルバムですが、美しいメロディーの曲が多くて、私はもしかしたらジョンのアルバムの中では一番聴いているかもしれません。「One Day」「Out The Blue」「I Know」「You Are Here」が特に好きです。LPを持っていないことが悔やまれます。

これからも大切に聴いていきたいものばかりです。「ダブル・ファンタジー」のジャケットは最近ではイラストのものもありますね。息子ショーンが書いたものだとか。篠山紀信が撮ったといわれている「ダブル・ファンタジー」のあのジャケット写真はモノクロですが、原版はカラーなのに発売されたものはモノクロだったので、不吉な予感がしたそうです。そして冒頭の話になるのですが、奇しくも的中した形です。

それでは、また。







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