何も文字がないレコードジャケット「LED ZEPPELIN IV」

こんにちは、熊の実です。

以前の投稿で、ELPの「展覧会の絵」のLPレコードについて書きました。

その記事の中で、レコードレーベルが印象的で、円の上半分が緑色、下半分が赤色のATLANTICレーベルだったと書きました。「確かLED ZEPPELINのLPにも同じような感じのものがあったような記憶がある」と書きましたが、私の持っている「LED ZEPPELIN IV」のレーベルがそれです。

このLPレコードはLED ZEPPELINの4枚目のLPレコードです。便宜的に「LED ZEPPELIN IV」と言われますが、実際には何も書いてないのです。レコードジャケットや背中に何も文字がないのです。とても変わったLPレコードです。いわゆる「職業的自殺行為」という表現を何かで見たことがありますが・・・。

輸入盤を当時、鹿児島市の天文館のアーケード街のメインストリートにあった「十字屋」で買いました(今は近くの別の場所にあります)。青春時代を共に過ごしたレコードの1枚です。

↓ジャケットの表側と、レコードの入っている上の中袋
レコードジャケット

↓ジャケットの裏側
ジャケットの裏

↓ジャケット開いてみるとこんな感じ
ジャケットの内側

↓これがLPレコード
レコード盤

↓LPレコードのレーベルの色はELPの「展覧会の絵」のレーベルと同じです。
レーベル

↓ほぼ同時期にクィーンの「オペラ座の夜」の輸入盤も買いました。でも、激しく反っていて、針が飛びそうなくらい波打っています。
オペラ座の夜

私は、輸入盤の独特のにおいも好きです。

音楽の方はCDがありますので時々聴きますが、これらLPレコードをレコードラックから取り出してビニール袋から取り出して開くと、CDと違って何とも言えない思い出が蘇ります。レコードがCDよりも優れている点は、何と言っても大きなジャケットに大きなレコード盤、それに、ずっしりとした重さ、質感だと思います。これがLPレコードの魅力の一つだと思うのです。重いし、保管場所もとるし、管理も大変ですが、それでも何ともいえない魅力があります。

私の好きなLED ZEPPELINの曲

私はLED ZEPPELINのレコードは部分的に集めましたが、CDはオリジナルアルバム全部持っています。

LPレコード:
・LED ZEPPELIN II
・LED ZEPPELIN IV
・PHYSICAL GRAFITTI
・PRESENCE
・IN THROUGH THE OUT DOOR
・CODA

ジャケットがユニークなのは、「LED ZEPPELIN III」ですが、残念ながら持っていません。「PHYSICAL GRAFFITI」もけっこう面白いジャケットです。これは持っています。

私が最初に聴いたLPレコードは、「フィジカル・グラフィティ」という2枚組LPでした。中学の時に友人が買って持っていたからです。レコードジャケットがちょっと変わっているのが特徴的で、印象に残っています。後に、大学生になってから自分で買いました。

「IN THROUGH THE OUT DOOR」は高校1年生の時に買いました。このジャケットは当時何種類かあったようです。もちろん私は1種類しか買っていませんが、友人が買ったLPと少し違っていたのを覚えています。ジャケットの中にレコードを入れてある紙製の袋があって、それは水で濡らすと色が変わるようにできていました。ティッシュペーパーに水を含ませて軽く拭いてみたりしました。確かに少し色が変わりました。でも、もったいないのでやめました。今でも大切に持っています。

CD:
・LED ZEPPELIN I
・LED ZEPPELIN II
・LED ZEPPELIN III
・LED ZEPPELIN IV
・PHYSICAL GRAFFITI
・PRESENCE
・IN THROUGH THE OUT DOOR
・CODA
・LED ZEPPELIN Remasters
・LED ZEPPELIN MOTHERSHIP(紙ジャケ)

LED ZEPPELIN はシングルカットしないことで知られています。独自のアイデンティティーを確立していました。もうドラマーのジョン・ボーナムがいないので4人で再結成というのはあり得ないので残念ですが、生きていてもないかもしれませんね。

数年前に時々、ジミー・ペイジ氏をテレビで見かけたことがありましたが、何だか自分が持っていたイメージと違っていました。歳をとったからではなく、もともとああいう感じなのでしょうか。

LED ZEPPELINの曲でどれが一番好きかといわれれば、ベタですけど、やっぱり「天国への階段」になりそうです。ロバート・プラントの作詞になる曲ですが、詞の意味は置いといて、私は、曲の構成が「ボヘミアン・ラプソディー」と並んで好きな組曲です。

LED ZEPPELINのアルバムでどれが一番好きかといわれれば、「LED ZEPPELIN IV」か「PHYSICAL GRAFFITI」になります。どちらか絞るとすれば「LED ZEPPELIN IV」にしたいと思います。

あと、それぞれのアルバムで印象的な曲を挙げてみると、下記のようになります。詞の意味は無視して単純に音楽として好きかどうかで挙げました。

「COMMUNICATION BREAKDOWN」
「HEARTBREAKER」
「IMMIGRANT SONG」
「CELEBRATION DAY」
「ROCK AND ROLL」
「STAIRWAY TO HEAVEN」
「THE ROVER」
「TRAMPLED UNDER FOOT」
「THE WANTON SONG」
「ALL MY LOVE」
「WEARIN AND TEARING」

こんな感じです。「ALL MY LOVE」だけは激しくない曲ですが、それ以外はアンプのボリュームを上げて大きなスピーカーで聴きたい曲ばかりです。ちなみにジミー・ペイジは「ALL MY LOVE」は好きではないようですね。

ところで、レーベルはアルバム「HOUSES OF THE HOLY」まではATLANTICで、赤色と緑色が特徴的ですが、「PHYSICAL GRAFFITI」からあとはSWAN SONGに変わっています。このレーベルは個人的に気に入っているレーベルです。こんな感じで音楽以外にもいろいろ楽しんでいます。

これからも大切に聴き続けていきたいものばかりです。

ちょうど1年前ぐらいに、レッド・ツェッペリンがアメリカのスピリットというバンドの楽曲「トーラス」(1967年)という曲のイントロを「天国への階段」(1971年)のイントロに盗用したとして訴えられちゃいましたね。私は2016年の4月13日のYahoo!ニュースで知りました。ツェッペリンは前座をつとめたことがあるそうです。スピリットの故ランディ・ウルフさんの遺産管財人が訴えたとのこと。確か著作権は亡くなってから50年有効ですので、それも関係しているのでしょうか。結果的には陪審員が原告の請求を棄却したとのこと。

それでは、また。

関連記事

  1. LPレコードコレクション

  2. イーグルスのホテル・カリフィルニアとザ・ロングラン

  3. ジャーニーのスティーブ・ペリーのボーカルはやっぱり凄かった!

  4. ELPのLPレコード「展覧会の絵」

  5. 私のお気に入りのポリスとスティングの曲

  6. レコードがCDよりも音が良いというのは条件を揃えて比較した場合

  1. 夕方のウォーキングによる体重と体調の管理(2024年4…

  2. 夕方のウォーキングによる体重と体調の管理(2024年3…

  3. 夕方のウォーキングによる体重と体調の管理(2024年2…

  4. ビリルビン(Bilirubin)のIUPAC名を自分なりに付け…

  5. 夕方のウォーキングによる体重と体調の管理(2024年1…

  1. 通算6匹目のすっぽんの目が新鮮な水道水で白濁してし…

  2. 観察した近所の公園のチョウトンボの観察(2022年〜2…

  3. 激しい喧嘩のあとに皮膚病になっていた2020年に観察…

  4. 2020年に観察した5匹目と6匹目の野生のスッポン

  5. 図鑑で見つけることができていなかった珍しい小鳥は…

  1. 減量におけるウォーキングの効果の検討(2021年4月)

  2. 激しい喧嘩のあとに皮膚病になっていた2020年に観察…

  3. 2020年に観察した5匹目と6匹目の野生のスッポン

  4. 40分以上喧嘩していた2020年に観察した3匹目と4匹目…

  5. ウグイスが気を失ったあとに回復していく過程の観察

アーカイブ

カテゴリー