こんにちは、熊の実です。
今日は英国のロックバンド、QUEENについて回想します。私はビートルズの次に熱中したのはQUEENとLED ZEPPELINでした。でも、LED ZEPPELINは単純にギターのサウンドを中心にハードロックを楽しんでいる感じでした。しかし、QUEENの場合はメロディーが美しいのと、フレディーマーキュリーのボーカルが妙にはまる点で、私の好みに合っていました。QUEENは日本から人気が出たというのは、こういうところではないでしょうか。私にとってはQUEENはインテリ集団だったというのも注目をひく要因だったと思います。
1978年は私は中3の時でしたが、当時、渋谷陽一氏のFMの番組「サウンドストリート(だったかな?)」(私の実家では日曜日夜9:00〜だったような記憶)で新曲の「バイシクル・レース」を初めて聴いた時も、「これは何だ」という感じでした。とはいっても、「ボヘミアン・ラプソディー」を小6の時にFMリクエストアワーで聞いた時の衝撃ほどではなかったですが。7作目のアルバム「JAZZ」の中にはたくさんの女性が自転車に乗ったポスターが入っていたのにもぶっ飛びました。今でも持っていますが、このアルバムが私が買ったQUEENのLPの2枚目です(1枚目は「オペラ座の夜」)。けっこう好きなアルバムです。1曲目の「ムスターファ」とか、4曲目の「バイシクル・レース」とか、ふざけているのではないかというような曲です。「Jealousy」、「In Only Seven Days」、「Don’t Stop Me Now」など、私の好きな曲がたくさん入ったアルバムです。全体的に見て好きなLPの1枚です。メロディーが美しいと思います。
ところで、「JAZZ」の中に「In Only Seven Days」という1曲があります。ジョン・ディーコンの作品です。彼の作る曲はけっこう隠れた名曲が多いです。「JAZZ」の中の「In Only Seven Days」のほかに、他のアルバムにも「You’re My Best Friend」、「Spread Your Wings」、「Another One Bites The Dust」、「Breakthrough」、「I Want To Break Free」などがあります。でも、いずれもボーカルはフレディーなんですよね。前に出て来ない地味な感じなんですが、けっこういい曲を作っているんです。1991年、フレディーマーキュリーが45歳で亡くなりました。ジョン・ディーコンはフレディーが亡くなってからあまり表に出て来なくなり、事実上クィーンの活動はやめてしまいました。「ボヘミアン・ラプソディー」があとでシングルで再発売されたりする商業主義が好きではなかったみたいな話もありましたが、真偽の程は別にして、とても義理堅い人のような気がします(私の勝手な想像です)。そういうところも含めて好感が持てます。
クィーンで好きなアルバムを1枚挙げろと言われれば、私はやはり「A Night At The Opera」を挙げると思います。「Made In Heaven」や「JAZZ」、「The Game」、「The Miracle」も好きなんですが、やっぱり、「A Night At The Opera」です。でも、このこの「JAZZ」は3本の指に入ると思います。
ちなみに、QUEENで好きな曲を1曲挙げろという質問に対しては、やはり「Bohemian Rhapsody」となりますかね〜。
それでは、また。