黄金桃の栽培記録
Growing Peach Ogonto
栽培しやすさ | ★★☆☆☆ |
おすすめ度 | ★★☆☆☆ |

黄金桃(枯れた)

黄金桃(2005年7月3日現在)

黄金桃(2005年7月3日現在)
家で栽培している黄金桃についてのウェブサイトです。
しかし、ずいぶん前に枯れてしまいました。それ以来、植え直すことはしていません。
秋はいろいろな果物が流通して楽しみです。2014年9月18日(木)、思いがけなく出会った黄金桃です。川中島白桃と一緒に売っていました。家で栽培している黄金桃の苗は2006年頃に枯れてしまいましたが、もし枯れていなかったら、今頃こんな実が生っていたかもしれません。
近所のスーパーに黄金桃が売ってました。
1個買ってきました。
(2014年9月18日)
皮を剥いてみたら本当に黄金色の果肉をした桃でした。
(2014年9月18日)
まるでマンゴーのようです。味も少しマンゴーに似ているように感じました。
(2014年9月18日)
種はこんな感じです。果肉は簡単に剥がれました。
(2014年9月18日)
種は捨てるのはもったいないので、実生に挑戦します。
(2014年9月18日)
皮を剝くまではわからなかったのですが、果肉が鮮やかな黄金色をしていて、まるでマンゴーのようでした。富士柿にも少し似ていました。味も良かったです。種は捨てるのがもったいないので、プランターに植えました。芽が出てきたら育ててみます。しばらくは様子をみていきます。

もう1個の黄金桃。外見は川中島白桃にも見えます。
皮を剥くと確かに黄金桃です。
(2014年9月18日購入、撮影)

皮を包丁で剥くと、とても黄色いです。
(2014年9月19日)
包丁を入れました。種の付近は小刻みに切りました。
(2014年9月19日)
種から果肉は簡単にはずれました。
種はプランターに植えました。
(2014年9月19日)
種が発芽してくれれば、今後の楽しみが増えます。経過を見ていきます。
2015年3月20日、1個の種が発芽していました。根が出ています。地面に向かって伸びています。もう1個の発芽していない方は、マイナスドライバーとペンチを使って開いてみました。案の定、萎びた種が入っていました。これはとても発芽しそうにありません。

台風19号に備えて整備しました。黄金桃の種2個(左上と右下)と、プラム秋姫の種(右上と左下)です。
アイスクリームの棒4本が目印です。
(2014年10月11日)

2個蒔いていた種の1個から根が出ているのに気づきました。もう1個は何も出ていません。
(2015年3月20日)

2本目の根が出ていました。それぞれから細い根が多数出てきていて、もう土から抜けませんでした。
(2015年3月21日)

もう1個の発芽していない種を割ってみることにしました。マイナスドライバーを割れ目に差し込んで捻ったら開きました。
(2015年3月21日)

開いてみると萎びた薄っぺらい種が入っていました。これはだめですね。
(2015年3月21日)

根が枯れてきたような・・・。
(2015年3月27日)
桃に含まれる香り成分は酢酸エステル系の化合物であることが知られています。その香り成分の構造式(示性式)はCH3COOCnH2n+1(n=1, 2, 3,・・・)で表されます。エステルとは、酸とアルコールから水分子H2Oが取れて繋がった化合物の総称です。酢酸はCH3COOH, アルコールはCnH2n+1OHで表されます。桃のような香りといっても、一般には桃の香り成分は酢酸ベンジルCH3COOCH2C6H5(CH3COOCH2Ph)とか、蟻酸エチルHCOOCH2H5とかであるといわれています。
これまでのまとめと今後の予定
市販の黄金桃の果実から種をとって蒔いていたら2個のうち1個から芽が出ましたが、結局、根が枯れてしまいました。原因はわかりませんが、もっと植え方を工夫する必要があったのだと思います。2016年に植える時は種の殻を外して植えてみようと思います。