マンゴーの発芽の試み
Growing Mango.
栽培しやすさ | ★★★☆☆ |
耐寒性 | ★☆☆☆☆ |
おすすめ度 | ★★☆☆☆ |
マンゴー(檬果、芒果、学名:Mangifera indica)は、ウルシ科マンゴー属の果樹、およびその果実で、菴羅(あんら)、菴摩羅(あんまら)ともいわれます。日本では露地栽培により果実を実らせることが難しいといわれていますが、無謀にも発芽させることを試みることにしました。
2014年6月19日に買ってきたメキシコ産マンゴー
(2014年6月19日)
包丁で皮を剥いて果肉を切りました。酢酸エステル系の香りがけっこう強かったです。
(2014年6月19日)
繊維が強烈に付いています。歯に挟まります。
(2014年6月19日)
種の固い殻の輪郭部分をラジオペンチで破壊して中を取り出しました。
(2014年6月19日)
発芽するならここでしょう。
(2014年6月19日)
まるで貝のようです。左側は殻を取り除くときに少し欠けてしまいました。
(2014年6月19日)
油取り紙のようなフィルムで皮が包まれていました。
(2014年6月19日)
殻(右端)も合わせるとこんな感じです。
(2014年6月19日)
プランターに埋めました。マンゴーの皮の下に埋まっています。
(2014年6月19日)
掘り起こして放置することにしました。
表面にカビっぽいものが生えています。
(2014年6月22日)
結局腐ってきました。失敗です。かぶれが治るのに1週間〜10日かかりました。
(2014年6月30日)
ウルシ科ときいて、いやな予感がしたのですが、案の定、かぶれの原因になります。私は櫨の木に負けるので、やばいかもしれません。マンゴーにはウルシオールに似たマンゴールというかぶれの原因となる物質が含まれているといわれています。なので、高い確率でかぶれを引き起こす可能性があります。痒みを伴う湿疹などのかぶれ症状は食べてから数日経って発症・悪化する場合があるそうですが、もう食べてしまいました。ヘルペスなどと誤診されるようなものができるそうです。アレルギーのある人は十分注意する必要があるようです。私の場合、唇や手の指のかぶれが治るのに1週間から10日かかりました。ちょっと懲りましたので、発芽は失敗しましたが、もう再tryはしません。
2017年にもう一度挑戦
近所のスーパーからメキシコ酸のマンゴーを買ってきました。3年ぶりに植えてみることにしました。かぶれるので自分は食べず、種だけ利用します。ラジオペンチで分解しました。そして、市販の培養土を使って5号鉢に植えました。
近所のスーパーから買ってきたメキシコ産マンゴー。シールを貼ったまま撮影。税込み214円でした。
(2017年8月24日)
近所のスーパーから買ってきたメキシコ産マンゴーを裏返して撮影。
(2017年8月24日)
買ってきてから4日経過しました。切ったマンゴーの果肉。私は唇がかぶれたので、もう食べません。
(2017年8月28日)
マンゴーの種。まだだいぶ果肉が付いています。
(2017年8月28日)
種の端をラジオペンチで切って、やや強引に手で開きました。下位のように開きました。軍手をしていた方が怪我しないと思います。でも、私は手首あたりの皮膚の弱いところがかぶれました。
(2017年8月28日)
薄皮をとったら蝶のようになっていました。種は一見さるのこしかけのようにも見えます。
(2017年8月28日)
種を裏返しました。一応、両側を観察しておきます。
(2017年8月28日)
種を横にして、芽が出て来るあたりをできるだけ中央になるように置きました。
(2017年8月28日)
被さっていた砂をとってみました。
(2017年8月29日)
だんだん緑色になってきました。
(2017年8月30日)
クロロフィルができているようなので,発芽するかもしれません。
(2017年8月31日)
根が出ていました。しかし、褐色になっているのが気になります。
(2017年9月3日)
もっと伸びているでしょうか。
(2017年9月6日)
根の色がおかしいので抜いてみました。腐っていました。あえなく終了。
(2017年9月9日)
種を植えてから3日後のマンゴーの種は少し緑色になってきています。この感じでは発芽してくれそうです。発芽したら観葉植物として楽しみます。
根も出て来て、これはいけると思ったのですが、2017年9月9日に根が腐っていることが判明しました。何が悪かったのかわかりませんが、もう少しのところで腐ってしまいました。