英語で相槌を打つ時の表現について
kuma
最近、ネット界隈で「Me Too」というのが話題になっているようだけど、「Me Too」は「私も」ということだな。今日は相手の発言に対して「私もそうです」と相槌を打つ表現をいくつか見てみよう。
nomi
基本的に語尾に「, too」を付ければいいんですよね?
kuma
そうだ。ほかにI think so.というのもあるし、So am I.というのもあるぞ。
nomi
I am so.じゃないのね。
kuma
英語では文の最後に置かれたものにより意味の重点が置かれている場合がよくある。例えば、So am I.の場合、Iを強調して読んで、「私も」を強調するんだ。これを文末焦点の原則というんだ。
nomi
大切な情報を前にもってくるというのもありませんでしたっけ?
kuma
まあな。でも、大切な情報を最後にもってくるというのもあるんだ。
nomi
ややこしいですね。
kuma
たとえば、giveという動詞は目的語を2つとるだろ。たとえば、I give you my money.だ。この場合、「私があなたにあげるのはお金だ」という意味になる。これがI give my money to you.だったら「私がお金をあげる相手はあなただ」となるんだ。
nomi
否定の場合はどうなるの?
kuma
たとえば、I’m not thirsty.に対して「ぼくも喉が渇いていない」と答える場合はI’m not thirsty, either.となる。またはNeither am I.でもいい。
nomi
I’m not thirsty, too.ではだめなんですね。
kuma
だめだ。否定の時はtooはeitherに、soはneitherにするんだ。
nomi
So does my son.の場合、動詞の形はなぜdoesになるのですか?
kuma
倒置になってるからだ。So do I.の場合、Iが1人称単数現在だからdoになるってわけだ。でも、たとえばSo do I.のIが3人称単数だったら、たとえば私の息子だったら主語はmy sonだから、doが3人称単数現在でdoesになるから、So does my son.とかNeither does my son.となるわけだ。もう一つの考え方として、疑問形にした時にどうなるかというのもあるよ。
nomi
すると、最初に戻って、「Me, too.」は否定の場合は「Me, neither.」でいいですね。
kuma
そう。ただし、「Me, too.」はくだけた表現だからね。
nomi
はい、わかりました。
まとめ:
肯定文への相槌:S + V, too. または So + V + S.
否定文への相槌:S + not V, either. または Neither + V + S.