↑上のアイキャッチ画像は2019年6月25日の17:31に撮影したものです。用水路で首を出していた15匹目の大きなスッポンです。
2019年になってから近所の用水路で見かけたスッポンの15匹目から17匹目の観察記録です。6月25日の夕方に見かけた3匹の大きいスッポンの観察でわかった行動パターンです。
夕方に用水路の砂に隠れて首だけ出していた15匹目の大きなスッポンの観察(2019年6月25日)
夕方に用水路に行った時に大きいスッポンがいました。すぐに砂に潜りました。そして頭を砂から少し出しました。(2019年6月25日17:23撮影)
首を伸ばして顔を水面に出しました。(2019年6月25日17:25撮影)
首を伸ばして顔を水面に出したまま1枚前の写真からもう6分経ちました。(2019年6月25日17:31撮影)
私が少し動いたら砂の中に引っ込んでしまいました。(2019年6月25日17:32撮影)
6分後に再度来て見たら向きが少し変わっていました。(2019年6月25日17:38撮影)
再び首を伸ばしました。(2019年6月25日17:41撮影)
もう一度首を伸ばして顔を引っ込めた時に向きが変わりました。体自体の向きが変わったわけではなさそうです。(2019年6月25日17:42撮影)
2019年に入って通算15匹目になる野生のスッポンで、とても大きい個体です。この動画では大きい甲羅は砂の中に隠れていますが、頭を見ただけでも大きいスッポンであることはわかります。(2019年6月25日17:25撮影)(2019年6月25日公開)
首を伸ばしていた大きなスッポンが私が動いた時にびっくりして一度首を引っ込めました。しかし、再び首を伸ばして顔を水面に出しました。敵の出方を窺っているようです。私は敵ではないんですけど、まあスッポンから見たら危ないやつなので仕方ないです。(2019年6月25日17:29撮影)(2019年6月26日公開)
1つ前の上の動画から12分後のスッポンの様子を動画に収めました。首をひっこめていましたが、私が再び訪れたので警戒したのか、再び首を伸ばして水面に顔を上げて周りの様子を窺い始めました。完全に潜っていた方が安全のような気がするのですが、どうなんでしょう。敵の行動を把握しておきたいのでしょうか。スッポンは面白いですね。私はこの動画を撮ってから帰宅しました。(2019年6月25日17:41撮影)(2019年6月26日公開)
2019年の16匹目を観察中に通りかかった17匹目の大きいスッポンの観察(2019年6月25日)
手前の砂に潜っている16匹目の大きいスッポンが砂の中から顔を出すのを待っていたら、17匹目になる大きいスッポンが通りかかって、私に気づいてフリーズしてしまいました。(2019年6月25日17:49撮影)
1枚前の写真を部分的に切り取って拡大しました。(2019年6月25日17:49撮影)
2019年に入って通算16匹目になる野生のスッポンが砂に潜っているところを観察中に、その少し奥を17匹目になる大きいスッポンが通りかかりました。この動画はその17匹目の大きいスッポンから撮影を始めました。途中で16匹目の大きいスッポンが砂から顔を出したので、そちらにもカメラを向けました。(2019年6月25日17:52撮影)(2019年6月25日公開)
上の動画を撮影中に手前の砂に潜っていた16匹目の大きいスッポンが砂の中から顔を出したところ。(2019年6月25日17:51撮影)
2分後にやっと少し動きました。(2019年6月25日17:54撮影)
そのまま2分ぐらいじっとしていました。(2019年6月25日17:54撮影)
2分後にやっと少し動きました。(2019年6月25日17:54撮影)
私が動いたら顔を水面下につけてしまいました。(2019年6月25日17:55撮影)
顔を水の上に上げました。(2019年6月25日17:57撮影)
用水路の壁の方向に移動して、斜めになっている側壁の下の部分に乗って保護色で隠れてしまいました。(2019年6月25日17:58撮影)
2019年に入って通算17匹目になる大きいスッポンがずっと動かなかったのですが、ようやく側壁に向かって泳ぎだしました。そして、斜めになっている部分に乗って動きをやめました。甲羅の色が保護色になって、夕方の暗さも相俟って簡単にはスッポンだと判別できなくなりました。(2019年6月26日17:58撮影)(2019年6月26日公開)
まとめ(2019年6月25日現在)
2019年6月25日の夕方によく散歩する公園の横を流れる用水路にいきました。これまでスッポンの観察を行った用水路の最も下流のところです。珍しく3匹も遭遇しました。しかもかなり大きい個体が3匹です。これらは2019年になって観察した野生のスッポンの15匹目から17匹目になります。これら3匹をじっくりと観察してわかったことをまとめます。
まず、私に遭遇する前は3匹とも水の中の砂の上にいました。しかし、そのうちの2匹(15匹目と16匹目)はすぐに砂に潜りました。しかし、17匹目のスッポンは固まったまま動きませんでした。動かない理由は動くことにより存在がわかってしまうのを防ぐためだと思われます。潜る場所がなかったわけではありません。実際に1メートルぐらい離れたところでは16匹目が潜っていました。
この違いは遭遇のしかたにあるのではないかと思いました。完全にばれてしまっている時は動かないことを選択し、隠れればまだ間に合うというタイミングでは砂に潜るというものです。今日の3匹の行動パターンは少なくともこれに当てはまります。これまでに遭遇したスッポンの中で、コンクリートの川底にいたスッポンは砂がなくて潜れないためじっとしていました。
ほかにわかったことは、動かないスッポンを観察するのは我慢比べになるということです。こちらが動かないとスッポンも動きませんでした。しかし、私が動くとスッポンも次の行動に移り始めました。
現在飼育している子スッポンが喉のあたりをプクプクする行動は今回の大きいスッポンでは見られませんでした。16匹目のスッポンが砂から長い首を伸ばして水面に顔を出しているところをけっこう長時間観察したのですが、確認できませんでした。よって、飼っている子スッポンの「プクプク」は猫の「グルグル」のような感じではないかという仮説はあながち間違ってないかもしれません。
このように、飼っている子スッポンではわからない野生の大きなスッポンの行動パターンがいくつかわかりました。まだ観察は続けます。
スッポンはかわいいです。
それでは、また。
2019年の18匹目の大きいスッポン(2019年6月27日)
夕方のウォーキングの途中、増水した用水路で立ち泳ぎみたいな感じで顔だけ出しているところを撮りました。(2019年6月27日18:00撮影)
前の写真を部分的に切り取って拡大しました。(2019年6月27日18:00撮影)
この写真までは撮れましたが、動画を撮る前に逃げました。(2019年6月27日18:00撮影)
前の写真を部分的に切り取って拡大しました。(2019年6月27日18:00撮影)

自然の一発撮り動画の包括的な解釈 このミニサイトは私が趣味でデジカメで録った個別の動画をトピック(ジャンル)ごとにまとめたものです。それによって断片的な動画であっても包括的な解釈に役立ちます。動画はこれからも随時追加していきます。 録画の日時に基づいて時系列で並べたリスト...

↑上のアイキャッチ画像は2020年7月8日14:53に撮影したアルビノシナスッポン。2020年2月生まれで2020年6月20日に購入した飼育19日目の赤ちゃんスッポン。購入時は甲長5.1cmで月齢4ヶ月。 下記のリンクにて、なぜか相対パスではアクセスできなくなっています(プラグインのせいかもし...