上のアイキャッチ画像は2022年5月17日の13:47にベランダから見た瓦の下に巣があるつがいのスズメ。右側の羽繕いをしていたため若干膨らんでいるスズメがオスだと思われます。飛んでいく順番は常にこのスズメが最初で、左側のスズメは巣の中で作業をするのが役割のようです。
このページでは2022年4月に一度カラスに襲われて雛を取られてしまったつがいのスズメが再び子育てを始める様子を観察した記録を紹介しています。
CONTENTS
- 2週間前に雛をカラスに襲われてから新しいスタートを切ったつがいのスズメ(2022年5月17日)
- つがいのスズメが巣を天敵に見つからないようにするトリッキーな動き(2022年5月17日)
- 屋根瓦の下の巣に入っているメスのスズメが気になってしょうがないオスのスズメ(2022年5月18日)
- 窓が開いたリビングから見られていたので巣に入るのをためらっていたつがいのスズメ(2022年5月20日)
- まとめ(2022年5月22日現在)
- 早朝に羽繕いをしたり何度も巣に入ったりするつがいのスズメのうちの1羽(2022年6月12日)
- 早朝に隣りの屋根から巣を見張りながら羽繕いをしているつがいのスズメのうちの1羽(2022年6月12日)
- やはりまだ元の巣を諦めていない感じのつがいのスズメ(2022年6月15日)
2週間前に雛をカラスに襲われてから新しいスタートを切ったつがいのスズメ(2022年5月17日)
隣のアパートの屋根瓦の下に巣を作っているつがいのスズメ。左側のスズメがいつも瓦の下に潜り込んで、右側のスズメが雨どいに止まって見張りをしています。(2022年5月17日11:18撮影)
飛び立つ時はいつも右側のスズメが先に行きます。右側がオスではないかと思います。(2022年5月17日11:18撮影)
右側のスズメは私の方を見ています。私はリビングからガラス越しに見ています。窓ガラスは閉まっていますが、スズメにはこちらが見えているようです。(2022年5月17日11:18撮影)
リビングから見えるつがいのスズメを動画に収めました。このつがいは4月末に一度子育てをしたのですが、飛ぶ練習をさせている時にカラスのトラップにはまってしまい、雛を取られてしまいました。それから1週間ぐらいずっと探し続けていたのですが、しばらくしてまた同じ場所で子育てを始めようとしているようです。その様子を観察しています。今度は悲しい結果にならないように祈っています。(2022年5月17日11:18撮影)(2022年5月17日公開)
つがいのスズメが巣を天敵に見つからないようにするトリッキーな動き(2022年5月17日)
屋根瓦の下の巣の外の雨樋の縁に止まっているつがいのスズメ。(2022年5月17日13:47撮影)
2羽とも常に周りに目を配っています。この辺りは住宅地のゴミ収集場所にカラスがくるので、スズメを襲います。よく飛べない雛を虎視眈々と狙っています。今はまだ泳がせている状況です。(2022年5月17日13:47撮影)
右側のスズメはこちらを見ています。午前中も右側のスズメはこちらを見ていました。私が見ているのがガラス越しに見えるようです。(2022年5月17日13:47撮影)
つがいのスズメが巣のある場所を天敵に悟られないように巧妙に目くらましをするところを動画に収めました。2羽いるのに1羽しかいないように見せかけて、最後は1羽が雨どいの中に隠れて姿を見えなくして、しばらくして下に飛び降りるように飛んで行きました。巣の中にいたもう1羽がそれに追随するかのように巣からすぐに出てきてそのまま下に飛んで行きました。こうすることによってあたかも1羽しかいなかったかのように見せかけています。巣を見つからないようにする術だと考えられます。しかし、雛が孵るとピーピー鳴くので、カラスに巣の在り処がばれてしまいます。でもこれはどうしようもありません。カラスが来たら私も窓ガラスを開けてベランダに乗り出してカラスにプレッシャーをかけます。そうすることによってカラスは逃げるのですが、四六時中それをやることはできないので、どうしても最後はカラスやられてしまうのが悔しいです。(2022年5月17日13:50撮影)(2022年5月17日公開)
屋根瓦の下の巣に入っているメスのスズメが気になってしょうがないオスのスズメ(2022年5月18日)
つがいのスズメが屋根瓦の下の巣の外の雨樋の縁に止まっています。たった今帰ってきたところです。このあと左側のスズメは巣に入り、右側の1羽だけ残りました。(2022年5月18日10:23撮影)
雨どいの縁に止まっている右側の1羽のスズメが巣の前まで移動してきました。(2022年5月18日10:24撮影)
まわりを気にしています。巣がばれないように細心の注意を払っているようです。(2022年5月18日10:24撮影)
つがいのスズメが巣のある屋根に戻ってきました。リビングから見える隣のアパートの屋根の瓦の下の巣に巣があります。そこにメスのスズメが入っていきました。この動画はその時点から録画が始まりました。オスのスズメはメスのスズメが入っている瓦の下が気になってしょうがない様子で、一旦25秒〜34秒のところで中に入りましたが、出てきて雨どいの縁に止まって体を伸ばして中を真剣に覗き込んでいました。2分30秒あたりから雨どいをの縁を歩いて屋根の角まで来て、電線に飛び移りました。(2022年5月18日10:27撮影)(2022年5月18日公開)
屋根の角のところから数メートルのところの少し低い電線に飛び移りました。そのあとまた巣の近くに戻りました。(2022年5月18日10:28撮影)
窓が開いたリビングから見られていたので巣に入るのをためらっていたつがいのスズメ(2022年5月20日)
巣のある屋根の雨どいに飛んできたつがいのスズメが巣のある屋根の左端付近から数メートル離れたところの雨どいに止まりました。(2022年5月20日10:08撮影)
つがいのスズメが巣のある屋根に戻ってきました。これまではリビングから窓ガラス越しに見ていましたが、今日は窓を開けて見ていました。するとスズメたちはうろうろしているだけでいつまでも巣に入ろうとしませんでした。もしかしたら今日は窓を開けていたからではないかと思い、録画をやめて窓を閉めて見るのをやめました。(2022年5月20日10:13撮影)(2022年5月20日公開)
まとめ(2022年5月22日現在)
結局このつがいの姿を見たのは5月20日が最後でした。5月21日には全く姿を見かけませんでした。鳴き声もしませんでした。もうこの場所は諦めたのかもしれません。一度雛を取られたので天敵が多いとわかって諦めたか、もしかしたら4月まではまだよかったけれども5月に入ってから瓦が暑くて裏側が子育てできないレベルになっているのも一因かもしれません。カメの日光浴をさせるために直射日光にで15分当てただけでもカメの体はかなり温度が上がっています。私の手や顔も日焼けしてヒリヒリします。だからもっと涼しい場所を探して移動したのかもしれません。いずれにしてもいなくなったのは確かなようです。もしそうならそれでよかったと思います。この辺りはせっかく子育てしても、飛ぶ練習を始めた途端にカラスが攫っていきます。カラスはそのタイミングが来るまで虎視眈眈と狙っています。2羽で囮役と実行役でトラップをかけてきます。だから、子育てするならもっと隠れ場所の多い別の場所が良いと思います。近くの民家の庭には木の中にスズメがたくさんいます。カラスはあまり見当たりません。いないことはないのですが、もしカラスが出てもスズメが隠れる場所がたくさんありますし、人間がいるのでカラスもあまり好き勝手にはできないはずです。そういう場所が良いと思います。がんばれよー
早朝に羽繕いをしたり何度も巣に入ったりするつがいのスズメのうちの1羽(2022年6月12日)
巣のある屋根の雨どいの縁に止まっている1羽のスズメ。つがいのスズメで、もう1羽は瓦の下にある巣の中にいるようです。このスズメは見張り役と思われます。(2022年6月12日6:46撮影)
スズメの部分を拡大しました。(2022年6月12日6:46撮影)
2022年5月20日以来姿が見られなくなったつがいのスズメを23日ぶりに見ました。巣をまだ諦めていなかったようです。早朝に何気なくリビングの窓の外を見たら、雨どいに1羽止まっているのが見えました。巣の前の雨どいに止まっていて、羽繕いしたり、巣に入ったり出たりを繰り返していました。この動画の最後では真向かいのアパートの雨どいに飛んでいき、そこで撮影を終了しましたが、スズメはそこから巣の方を見張っていました。たぶんこのスズメが入って行った屋根の下にはもう1羽がいて抱卵している可能性が高いです。カラスがまだ現れていない早朝に活動しているのかもしれません。この場所は昨日もカラスが嗅ぎ回っていたので危険です。巣立ち雛があまり上手に飛べないうちに襲われます。今回こそうまくいくことを祈ります。(2022年6月12日6:51撮影)(2022年6月12日公開)
早朝に隣りの屋根から巣を見張りながら羽繕いをしているつがいのスズメのうちの1羽(2022年6月12日)
巣のある屋根から隣りの屋根に飛んで行って雨どいの縁に止まった1羽のスズメ。そこから見張っています。(2022年6月12日6:51撮影)
スズメの部分を拡大しました。(2022年6月12日6:51撮影)
上の動画の続きです。つがいのスズメのうちの1羽が巣のところの雨どいから隣りのアパートの雨どいに移動して、そこで真向かいの巣を見張りながら羽繕いを始めました。この動画を撮影し終えてからしばらくして、また元の場所に移動しました。(2022年6月12日6:54撮影)(2022年6月12日公開)
やはりまだ元の巣を諦めていない感じのつがいのスズメ(2022年6月15日)
朝、3日ぶりにスズメの姿を見ました。巣のまわりをカラスが嗅ぎ回っていましたが、つがいのスズメが雨どいに止まっているところを短時間ですが見ました。1羽はすぐにどこかに行きましたが(巣に入ったかどうかは見ていませんでした)、もう1羽がまだ雨どいに止まっているのを写真に収めました。まだ元の巣を諦めていないのかもしれません、そして、極力目立たないようにしているのかもしれません。しかし、この場所はよく飛べない巣立ち雛をカラス虎視眈眈と狙っています。最初に飛び立つ頃に近くで隠れて待っています(これまで複数回同じ方法で巣立ち雛を取りました)。私の力ではどうしようもないのが現状です。
巣のある屋根のところの雨どいの縁に止まっている1羽のスズメ。もう1羽いましたが、写真撮影は間に合いませんでした。(2022年6月15日8:51撮影)
スズメを拡大しました。オスと思われます。(2022年6月15日8:51撮影)
すぐ上の瓦に移動しました。(2022年6月15日8:51撮影)
何かを見ています。もしかしたらメスがいる方を見ているのかもしれません。(2022年6月15日8:51撮影)
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上のアイキャッチ画像は2022年5月17日の13:47にベランダから見た瓦の下に巣があるつがいのスズメ。右側の羽繕いをしていたため若干膨らんでいるスズメがオスだと思われます。飛んでいく順番は常にこのスズメが最初で、左側のスズメは巣の中で作業をするのが役割のようです。 このページでは2022年4...