2022年に保護した赤ちゃんスッポン9匹の飼育記録

↑上のアイキャッチ画像は2022年に保護した4匹目〜6匹目と10匹目〜15匹目の合計9匹を一時的にボウルに入れて撮影したもの。(2022年8月14日18:40撮影)

2021年と2022年に保護した赤ちゃんスッポンの個別データはこちら →

2022年7月末から8月上旬にかけて水のなくなった用水路で保護した赤ちゃんスッポン9匹を1つの飼育容器に入れて飼育しています。その飼育記録を以下に紹介しています。

警戒しながらも勇敢にサケの刺身に食いつく2022年に保護した9匹の野生の赤ちゃんスッポンのうちの数匹(2022年8月21日)

2022年に保護した野生の赤ちゃんスッポンのうちの9匹を1つの飼育容器に入れて一緒に飼育しています。浮き島の上にサケの刺身を細かく切ったものをピンセットで置くと、9匹のうちの数匹が警戒しながらも勇敢にサケの刺身に食いつく様子を動画に収めました。積極的な子と、浮き島の下にいてエサを食べ損なう子がいます。こういうことがあるので大きさに差が出るのは避けられません。ただ、私の場合は食べなかった子にはあとで個別に口元にサケを持って行って食べさせます。(2022年8月21日22:14撮影)(2022年8月21日公開)

赤ちゃんスッポン
動画撮影を終えてから撮った写真。もう安堵にたのでしょうか。まだ下の方に食べそうな1匹がいるにはいますが・・・。(2022年8月21日22:14撮影)

結果と考察(2022年8月22日現在)

赤ちゃんスッポンを複数飼育している場合、まだ赤ちゃんスッポンが小さいうちは、1匹1容器にしても透明な側壁であれば隣りのスッポンがエサをもらって食べるところがわかるので、刺激を受けて食べてくれるようになるような気がします。1匹1容器は噛み付かれて怪我をすることがないので安心ですので基本です。私は赤ちゃんスッポンに限っては多頭飼いもしています(1匹1容器の飼育もしていますが)。なぜ危険な多頭飼いをするかというと、多頭飼いの場合はエサを競って食べるからです。小さいうちは喧嘩をしないので多頭飼いは可能です。ただ、成長してきた時の多頭飼いのやめ時は早めに判断します。判断を誤って単独飼いへの切り替えが遅くなると噛まれて怪我をする個体が出てくるので注意が必要です。

2022年に保護した19匹の野生の赤ちゃんスッポンを10月9日にリリース(2022年10月9日)

2022年8月中旬までに保護した19匹の野生の赤ちゃんスッポンを約2ヶ月後になる10月9日に用水路にリリースしました。甲長は2.6cm〜3.1cmだったのが、リリース時には4.0cm〜5.3cmになっていました。(2022年10月9日11:07撮影)(2022年10月15日公開)







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