2羽のヒヨドリの巣立ち雛に餌を食べさせる親ヒヨドリ

ヒヨドリの親が巣立ち雛に餌を捕ってきて与えるところは、用水路の草の上にいるとても小さい雛鳥に与えるところしか見たことがありませんでした。この雛鳥はどう見ても巣立ち雛には見えず、用水路の上の木の中にある巣から落ちてきたのではないかと思われるほど幼い雛鳥でした。ある程度成長した巣立ち雛は公園で見かけたことがあっても、親鳥に餌を与えられるところは見たことがありませんでした。

そんな中、2018年8月21日と22日に2日連続で2羽の巣立ち雛が親ヒヨドリから餌を与えられるところに遭遇しました。しかし、その際に、2羽の巣立ち雛に餌をもらう回数の不公平な偏りが生じているように見えました。

1ヶ月ぶりにこの公園で出会った2組目のヒヨドリの親子(2018年8月21日)

2018年8月21日の早朝に近所の公園を歩いていたら「ピーピー」と聞こえてきて、その辺りをヒヨドリの親鳥がうろうろしていたので、巣立ち雛が近くにいると思いました。しかし、朝の時点ではどこにいるかわかりませんでした。

その日の夕方にもう一度行ってみました。すると、川幅が5メートルぐらいある用水路の向こう岸に生えている木の上にヒヨドリの巣立ち雛が2羽いることがわかりました。7月19日に出会った最初のヒヨドリの親子(両親と2羽の巣立ち雛)の時も3日後に再会した時はこの木に止まっていました。

ヒヨドリヒヨドリの巣立ち雛が木の上に1羽います。(2018年8月21日17:28撮影)

ヒヨドリヒヨドリの親が1羽います。巣立ち雛が1羽左側にいます。右側はスズメの親鳥で、スズメの巣立ち雛が近くにいるので、心配そうに私の方を見張っています。(2018年8月21日17:36撮影)

ヒヨドリ1羽の親鳥と2羽の巣立ち雛。中央が親鳥で、両側が巣立ち雛。巣立ち雛は2羽います。(2018年8月21日17:50撮影)

ヒヨドリ1枚前の写真では川の向こうの木にいたのですが、こちら側の公園内のソメイヨシノの木に飛んできました。並んで枝に止まっている2羽の巣立ち雛。(2018年8月21日18:07撮影)

ヒヨドリ2羽の巣立ち雛を守るために、親ヒヨドリが私の注意を引こうと近くを飛び回っています。(2018年8月21日18:09撮影)

ヒヨドリ2羽の巣立ち雛は別々に止まっています。ここで私は帰途に就きました。(2018年8月21日18:12撮影)

公園の木の上で親ヒヨドリが巣立ち雛に虫を食べさせるところを録画することができました。この時は2羽の巣立ち雛に均等に与えられたようですが、翌日は片方にしか与えられないところを目撃することになります。(2018年8月21日17:59撮影)(2018年8月21日公開)

台風19号の影響で夕方に少し風が出てきました。木の上の枝はけっこう揺れています。そんな中、2羽のヒヨドリの巣立ち雛が寄り添うように揺れるソメイヨシノの枝に止まっていました。(2018年8月21日18:07撮影)(2018年8月21日公開)

翌朝も行ってみました(2018年8月22日早朝)(2日目の朝)

ヒヨドリ親鳥が1羽、公園のモニュメントの上から見張っていました。これによって、近くに巣立ち雛がいると思いました。(2018年8月22日6:28撮影)

ヒヨドリ巣立ち雛から敢えて離れるように、親鳥はすぐに川向こうの木に飛んでいきました。(2018年8月22日6:29撮影)

ヒヨドリこの親鳥は背中に白い羽が出ています。何となく背中に哀愁が漂っています。子育ては大変ですね。(2018年8月22日6:30撮影)

ヒヨドリ巣立ち雛2羽がソメイヨシノの木に仲良く止まっています。(2018年8月22日6:47撮影)

翌日の朝も公園内のソメイヨシノの別の木の上にいました。2羽で枝にとまっていました。そこに親鳥が餌を運んできました。少し体が大きく見える左側の巣立ち雛が餌をもらいました。さらに1分後に親鳥が餌を運んできました。するとまた左側の巣立ち雛が餌をもらいました。たった1分後に運んできたことと、腹の羽の色が2回目に運んできた親ヒヨドリの方が少し白っぽく見えることから、最初の親がオスで、2番目の親がメスではないかと思っています(もちろんその逆もあり)。いずれにしても2回とも同じ親が運んできたら、その親が記憶している限りこういう不平等は起こらないのではないかと思います。あるいはヒヨドリの世界でも兄弟間の格差があるのでしょうか。(2018年8月22日6:57撮影)(2018年8月22日公開)

ヒヨドリ上の動画撮影後、メタセコイアの木の方向に巣立ち雛2羽と親鳥が移動していきました。私も帰路に就きました。今日の夕方に来た時はいないかもしれません。(2018年8月22日6:58撮影)

夕方も行ってみました(2018年8月22日夕方)

17:30頃行ってみましたが、ヒヨドリの気配は全くなかったので、巣立ち雛はこの辺りにはいないようです。また何日後かにこの辺りに現れる可能性はあります。1ヶ月前のヒヨドリの場合はそうでした。まあ、今回も同じようになるという保証はないですが・・・。

まとめ

巣立ち雛が2羽で木の枝に止まって親が餌を運んでくるのを待っている時は、左側の巣立ち雛は右側の巣立ち雛と仲良くしていますが、いざ餌をもらう段階になると譲り合うということはなく、本能に忠実に生きているようです。

餌を捕ってきて与える親側は、2羽でそれぞれ1個ずつ捕ってきて与える場合に、2羽の巣立ち雛のうち押しの強い方が2回とも餌を取ってしまうことが起こり得るので、巣立ち雛の成長に差が出てしまいそうです。そのあたりのことは親はどのようにしているのか興味があります。今後、その疑問を解決できるチャンスが来ることを期待しています。

なお、私の勝手な印象ですが、総じて、ヒヨドリの親は巣立ち雛に対してはスズメの親の場合よりも厳しいような気がします。

追記:通算3度目の邂逅(2018年8月23日早朝)(3日目の朝)

ヒヨドリヒヨドリ(親鳥)がいきなり目の前で地上に降りてきて、カマキリを捕まえました。(2018年8月23日6:43撮影)

ヒヨドリカマキリを地面に叩きつけています。必死なのか、あまり人を怖がってはいません。親だなーと感じます。(2018年8月23日6:43撮影)

ヒヨドリソメイヨシノの太くて水平な枝に飛んでいきました。そこでカマキリを幹に叩きつけています。私から数メートルの近い距離ですが、巣立ち雛に食べさせるためにに必死で作業しています。(2018年8月23日6:43撮影)

ヒヨドリおっと、カマキリをクチバシから落としてしまいました。(2018年8月23日6:43撮影)

ヒヨドリ拾わないと!(2018年8月23日6:43撮影)

ヒヨドリこのあとダイブして、空中で見事キャッチして2メートル先の巣立ち雛のところに行きました。動画には映っていませんが・・・(2018年8月23日6:43撮影)

ヒヨドリカメラは追いつかなかったですが、左側の巣立ち雛のクチバシにはカマキリがあります。無事に餌にありつけたようです。(2018年8月23日6:43撮影)

ヒヨドリその数秒後にはすでに飲み込んでいました。2羽で分けて食べたのかどうかもわかりません。食べるのが速いですね。このあと、親がメタセコイアの木の繁みに飛んで行き、巣立ち雛2羽も続きました。(2018年8月23日6:44撮影)

カマキリを捕獲して叩いて木に止まっている左側の巣立ち雛に与える親ヒヨドリ。カマキリにありつけたのは今回も左側の巣立ち雛です。
Parent brown-eared bulbul caught and beat a mantis and gave it to the left fledgling on a tree(2018年8月23日6:45撮影)(2018年8月23日公開)

ヒヨドリ同じ枝に少し離れて止まっています。(2018年8月23日6:49撮影)

メタセコイアの木の上で巣立ち雛に餌を与えた親ヒヨドリ。餌を食べさせてもらったのは今回は右側の巣立ち雛です。私の見ている限りではやっと右側の巣立ち雛にもありつけたかという感じです。
Parent of brown-eared bulbul feeded one of the two fledglings on a metasequoia tree(2018年8月23日6:51撮影)(2018年8月23日公開)

ヒヨドリくっつきました。このきょうだい(兄弟・姉妹・兄妹・姉弟)は仲がいいですね。(2018年8月23日6:52撮影)

メタセコイアの木の上で仲良く密着して止まっているヒヨドリの巣立ち雛の動画です。獲物を持った親を待っています。
Two fledglings of brown-eared bulbul are perching side by side on a metasequoia tree, waiting for their parents coming back with prey(2018年8月23日6:53撮影)(2018年8月23日公開)

ヒヨドリお腹減ったよー。お母さん、早く帰って来てー。(2018年8月23日6:59撮影)

追記:2018年8月23日夕方(3日目の夕方)

用水路の向こう岸の木の上で止まっている2羽のヒヨドリの巣立ち雛のところに親鳥が餌をとって帰ってきた時の動画です。親鳥は朝から夕方まで働きづめで本当にご苦労様です。朝5時から夕方7時までとしても14時間労働です。
A parent of brown-eared bulbul feeding two fledglings on the tree early in the evening(2018年8月23日17:36撮影)(2018年8月23日公開)

追記:2018年8月24日早朝(4日目の朝)

ヒヨドリ2羽の巣立ち雛(写真右下)のところに親鳥(写真左上)が帰ってきました。このあと次の写真のように2羽のうちの1羽(写真右側)の巣立ち雛がすばやく親鳥のところに行って餌を食べさせてもらいます。(2018年8月24日6:55撮影)

ヒヨドリこの移動してきた巣立ち雛は2羽のうちいつも積極的な方である可能性が高いです。親鳥は自分で叩きつけたりして加工して丸めた獲物をクチバシに咥えています。このあとすぐにこの巣立ち雛はもらって食べました。(2018年8月24日6:55撮影)

早朝に巣立ち雛に餌を与えた後しばらくの間一緒にいた親ヒヨドリの様子を動画に収めることができました。1枚前の写真では1羽の巣立ち雛が親鳥から餌をもらいました。そのあと動画の録画を開始したのですが、この時、もう1羽は餌をもらっていません。しかし、動画開始から30秒のところで親がクチバシに餌を持っているのが見えます。すなわち、もう1羽も餌にありつけたことになります。親は丸めた餌を2つに分けて2羽に与えたのかもしれません。あるいはもう1羽の親鳥が新規に餌を持ってきた可能性もありますが、この動画では判断はつきません。私が現場で感じた雰囲気ではそこにいたのは1羽の親鳥だけだったと思います。よって、親鳥は最初の1羽に餌を与える時に瞬時に2つに分けて次の雛鳥にも与えたと考えられます。この動画を録るまでは、何となく餌のやりかたに偏りが生じているような気がしていましたが、その解決法の1つとして2つに分ける方法をとっているのかもしれません。でも、昨日のカマキリは親鳥は2つに分けられなかったので、それを与えられた方の巣立ち雛が丸呑みしたように見えました。咥えられたカマキリにもう1羽の巣立ち雛も食いついたりするのであれば、不平等は多少は解消されると思うのですが、そこまで追うことはできませんでした。実際のところはどうなんでしょう?今後解決できるチャンスがあればいいのですが・・・
A parent of of brown-eared bulbul stayed together for a short time after feeding its fledglings early in the morning(2018年8月24日6:57撮影)(2018年8月24日公開)

追記:2018年8月24日夕方(4日目の夕方)

ヒヨドリが止まっている木夕方には公園内の桜の木にはいませんでした。しかし、川の向こうの柵を越えて、道路を越えて、会社の建物の裏にある木にいることがわかりました。なぜならば、その木の方からピーピーと巣立ち雛の鳴き声が聞こえていたからです。さらに、巣立ち雛の1羽が私の上の桜の木の上にいて、突然、この写真に写っている枝に止まろうとして、バランスが悪くてうまく止まれなかったので、そのまま会社の裏の木の方に飛んで行きました。これによって、図らずも居場所を教えてもらう結果となりました。この日の夕方は西風が強かったので、建物の東側の木に止まれば風がほとんど無風だということで、写真に写っている木を選んだのではないかと思われます。この場所は初めてではありません。2018年8月21日の早朝にもこの辺りからピーピーと声がしていましたし、親鳥がその木にいるのを見ました。その写真は次に示します。(2018年8月24日17:37撮影)

ヒヨドリ1羽のヒヨドリが建物の屋上で羽を広げて寝そべっています。もう1羽は木の枝にいてガサガサやっています。もう1羽はきっとこの木の茂みの中にいる巣立ち雛に餌をとっているのでしょう。(2018年8月21日9:46撮影)

ヒヨドリこの羽を広げて寝そべっているヒヨドリは建物の屋上でひとときの休息といったところでしょうか。観察していて雛鳥に餌を与えるのはとても大変だということがわかりました。(2018年8月21日9:46撮影)

建物の屋上で翼を広げていたヒヨドリ。もう1羽は木の枝にいてガサガサしています。そのヒヨドリが右の方に飛んで行ってすぐにこの屋上のヒヨドリも右下の方向に降りて行きました。右下の木の茂みの中には巣立ち雛がいます。(2018年8月21日9:47撮影)(2018年8月25日公開)









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