子宝草三代目の4号鉢への植え替え
Growing Kalanchoe 3rd Generation in a Pot
栽培しやすさ | ★★★★★ |
おすすめ度 | ★★★★★ |
子宝草三代目を試験的に2号ポリポットで育ててきました。室内で窓辺に置いていました。そこで、最も良く育った1本を2015年10月31日に4号鉢に植え替えて、本格的に栽培することにしました。もう一度花を咲かせるところまでもっていきたいです。
紫色の2号ポリポットで試験的に育ててきた子宝草三代目を4号プラスチック鉢に植え替えます。
(2015年10月31日)
4号鉢にキムワイプを1枚敷いて、野菜と花の培養土を軽く入れました。
(2015年10月31日)
紫色の2号ポリポットから抜き取りました。
(2015年10月31日)
隙間に野菜と花の培養土を指で押し込んで、全体を万遍なく固めました。横から見ると幹の長さに比べて葉っぱの伸びが大きいことがわかります。
(2015年10月31日)
朝晩の肌寒さにより少し紅葉しているのが夕陽に当たってわかりやすいです。
(2015年10月31日)
根元には他にも株が生きていますが、メインの1本が支配的です。水をやらなくても生きているので生命力がすごいです。
(2015年10月31日)
圧倒的に生長している1のほかに、中ぐらいのサイズの1本と、ほんの小さなサイズの15本ほどがあります。大きな1本が育てばいいのですが、残りの小さいクローンは水をやらなくても生きています。
水をほとんどやっていないのですが、そこそこ生長しています。
(2016年3月2日)
新しい葉っぱは紅葉していません。
(2016年3月2日)
4ケ月後、葉っぱが小さくなって、色は緑色になり、茎が急に伸びました。
(2016年6月29日)
2年も経っていないのに蕾が付いてきました。
(2017年1月6日)
2年も経っていないのに花が咲きました。これは3本のうち丈の高い方から2本。70cmと65cmです。
(2017年3月20日)
これは3本のうち、丈が最も低く(40cm)、開花が遅れているものです。
(2017年3月20日)
蜜がぶら下がっています。舐めると甘いです。
(2017年3月20日)
咲いてから4ヶ月経っても、まだドライフラワーとして残っています。花のところにもクローンが多数付いています。
(2017年8月2日)
まとめ
2016年6月29日時点で、葉っぱにできたクローンを鉢に植えてから1年2ケ月経過しました。子宝草を育てた過去2回、3年で丈が高くなり花が咲きました。よって、今回の第三世代はあと1年以内に花が咲くのではないかと思われます。そうなれば、2年で花が咲いたことになり、自己の記録では最短になります。
2017年1月6日現在、植えてからまだ2年も経っていないのに、蕾が付いてきました。前回の花は4年で咲きましたが、今回はその半分です。早くなった原因はわかりませんが、葉っぱが横に大きくなっている時はまだまだ先で、茎が縦に伸び出して葉っぱがあまり大きくならなくなった時が花が咲く兆候のように感じます。つまり、あまり養分が行き渡らなくなった時に、子孫を残そうとしているのではないでしょうか。これが私が持っている印象です。
2017年3月20日現在、かなりたくさん開花しています。蜜が見える花もあります。なぜ2年という早さで咲いたのかはわかりません。エアープランツなのでもともと水を遣らなくてもかなりの耐久性はありますが、さすがにここまで生長すると水が不足したようで、枯れてきた葉っぱも見られます。鉢の土も縮んでしまい、鉢から抜けてしまいました。開花まで3年かかるものもあれば、今回のように2年で咲くものもあることがわかりました。茎が長く伸び始めると開花の兆候のようです。もしかしたら、今回のように、水が不足がちなぎりぎりのところで育てると花を咲かせてから枯れようとするのかもしれません。そういう意味では小さい容器で育てた方がいいと思われます。今回、偶然にも3個とも小さめの容器だったので、もしかしたらこれが2年で花が咲いた要因かもしれません。あくまでも私の推測ですが・・・。でも、仮にそうだったとしても、いくら頑張っても2年が限界かもしれません。1年で咲かせるのは難しいような気がします。そのあたりも今後の課題です。
2017年8月2日現在、子宝草の花はとても長持ちして、最後にはドライフラワーになります。でも、茎は枯れています。
蕾が出来る辺りから花が咲くまでの過程の詳細はこちら →
子宝草第3世代の栽培の詳細はこちら →