↑上のアイキャッチ画像は2019年7月29日6:53に帰宅してから撮影した金魚鉢の中の2匹のモツゴです。おちょぼ口になっていることがモツゴと判断した根拠の1つです。
モツゴは漢字で「持子」「脂魚」と書きます。学名はPseudorasbora parvaで、コイ目コイ科モツゴ属の淡水魚の一種です。2019年7月29日の早朝に網を持って近所の用水路に行きました。そこで高速で泳ぐオイカワを掬うつもりで網を出したらいつもと違う魚が入りました。このあたりで獲れるハヤはオイカワ、タモロコ、まれにカワムツなのですが、一見してオイカワでもタモロコでもカワムツでもないということはわかりました。持ち帰って調べたらモツゴである可能性が高いことがわかりました。そこで、子スッポンが入っている水槽No.5で飼育することにしました。
CONTENTS
- 早朝の用水路で網に入った2匹のモツゴ(2019年7月29日)
- 水槽の中に入れた2匹のモツゴ(2019年7月29日)
- まとめ(2019年7月29日現在)
- 用水路から網で掬ってきて2日経った2匹のモツゴ(2019年7月31日)
- リリース前の水槽No.1の中の2匹のモツゴ(2019年7月31日)
- 用水路まで運んだリリース前の金魚鉢の中の2匹のモツゴ(2019年7月31日)
- 2匹のモツゴが用水路に水ごと落とされる瞬間(2019年7月31日)
- 水槽No.6の中の6匹のモツゴと12匹のオイカワと約20匹のフナ(2019年8月6日)
- リリースするために集めたモツゴ2匹とフナ10匹(2019年9月22日)
- モツゴ2匹とフナ10匹を用水路にリリースする瞬間(2019年9月22日)
早朝の用水路で網に入った2匹のモツゴ(2019年7月29日)
金魚鉢の中の2匹のモツゴ。(2019年7月29日6:54撮影)
モツゴとタモロコの違いの一つはモツゴの方がおちょぼ口になっていることです。別名「クチボソ」と言われる所以です。(2019年7月29日6:54撮影)
2匹のモツゴはけっこう大きくて、私が飼っているオイカワの中でいちばん大きいものより大きいです。(2019年7月29日6:55撮影)
まわりで泳いでいるのは子ブナとメダカと小さなオイカワです。(2019年7月29日6:55撮影)
早朝の用水路で網で捕獲した2匹のモツゴを金魚鉢に入れたまま動画を撮影しました。(2019年7月29日6:55撮影)(2019年7月29日公開)
水槽の中に入れた2匹のモツゴ(2019年7月29日)
水槽No.5の中の大きい方のモツゴ。馴れないところに入れられてか、オーナメントの中に頭を突っ込んでいます。水槽の中で飼うのがちょっときついかなと思うくらい大きいです。そのうちリリースするかもしれません。(2019年7月29日7:24撮影)
2匹のうち小さい方のモツゴ。小さいといってもこの水槽の中のオイカワよりは大きいです。タモロコとよく似ていることがわかります。(2019年7月29日7:25撮影)
2匹のモツゴを水槽No.5の中に入れました。不慣れな環境に突然入れられたので、2匹ともじっとしています。(2019年7月29日7:29撮影)(2019年7月29日公開)
2匹のモツゴが並んでいるところ。手前が大きい方のモツゴで、奥が2匹目。(2019年7月29日7:48撮影)
大きい方がいなくなったところで2匹目の小さい方のモツゴを撮りました。(2019年7月29日7:48撮影)
まとめ(2019年7月29日現在)
背中の出っ張りがすでに飼っているタモロコに似ていると思ったのですが、口の辺りの形が違うのでタモロコではないと思い、金魚鉢に入れて持ち帰りました。これまでに捕獲したことのない魚であることは間違いないです。調べたところ、よく似た魚のモツゴであると判断しました。
しばらく飼育して観察します。時期を見てリリースするかもしれません。
用水路から網で掬ってきて2日経った2匹のモツゴ(2019年7月31日)
昨日水槽No.5から水槽No.1に2匹とも移しました。オーナメントの中に入って顔だけ出している大きい方のモツゴ。(2019年7月29日5:57撮影)
水槽No.1の中の後ろの方に隠れている大きい方のモツゴ。臆病です。(2019年7月29日5:57撮影)
水槽No.1の底にいた小さい方のモツゴ。(2019年7月29日5:58撮影)
2匹のモツゴを水槽No.1に移して最初の動画です。オイカワよりも臆病な印象を受けます。(2019年7月31日6:00撮影)(2019年7月31日公開)
リリース前の水槽No.1の中の2匹のモツゴ(2019年7月31日)
水槽No.1の中の小さい方のモツゴ。きれいな魚体をしています。(2019年7月29日6:00撮影)
水槽No.1の右端によく逃げる大きい方のモツゴ。小さい方より臆病です。(2019年7月29日6:01撮影)
水槽No.1の中の大きい方のモツゴ。このオーナメントの上によくいます。個体によってだいたい動き回るところが決まっているようです。(2019年7月29日6:01撮影)
モツゴは2〜3匹では相手を威嚇するようなこともいわれていますが、実際にこれら2匹はお互いに威嚇したり、他の魚を追いかけたりしていました。(2019年7月31日6:03撮影)(2019年7月31日公開)
用水路まで運んだリリース前の金魚鉢の中の2匹のモツゴ(2019年7月31日)
水槽No.1から金魚鉢に移して用水路まで運んで、橋桁の上で写真を撮りました。(2019年7月31日9:14撮影)
橋桁の上で撮影した金魚鉢の中の2匹のモツゴ。これから下の用水路にリリースします。(2019年7月31日9:16撮影)(2019年7月31日公開)
2匹のモツゴが用水路に水ごと落とされる瞬間(2019年7月31日)
プラスチック製の金魚鉢から2匹のモツゴを下の用水路に落としてリリースしました。落とし終わった後にもしばらく録画していたら最後のあたりで画面左上に大きい方の1匹がいるのを確認できます。(2019年7月31日9:16撮影)(2019年7月31日公開)
リリースした後の用水路の中の大きい方のモツゴ。(2019年7月31日9:17撮影)
1枚前の写真を部分的に切り取って拡大。(2019年7月31日9:17撮影)
リリースした後の用水路の中の小さい方のモツゴ。(2019年7月31日9:17撮影)
1枚前の写真を部分的に切り取って拡大。(2019年7月31日9:17撮影)
小さい方のモツゴは1枚前の写真から2分後にもまだいました。(2019年7月31日9:19撮影)
1枚前の写真を部分的に切り取って拡大。(2019年7月31日9:19撮影)
水槽No.6の中の6匹のモツゴと12匹のオイカワと約20匹のフナ(2019年8月6日)
水槽No.6の中の6匹のモツゴと12匹のオイカワと約20匹のフナが一時的に混在しているところをリリース前に動画に収めました。このあと約20匹のフナ全部と4匹のモツゴは用水路のより安全な場所にリリースして、6匹のモツゴのうち最も小さい2匹は水槽No.2に入れました。そこにはすでに2匹のモツゴが入っているので4匹になりました。偶然ですが4匹ともほとんど同じ大きさでした。こうして小さめの4匹のモツゴを水槽No.2の中で飼育することになりました。結局、水槽No.6の中のモツゴはゼロになり、一時的に12匹のオイカワだけになりましたが、夕方に3匹のオイカワと小さなフナを1匹網で掬ってきて追加したのでオイカワは15匹になりました。(2019年8月6日12:09撮影)(2019年8月6日公開)
リリースするために集めたモツゴ2匹とフナ10匹(2019年9月22日)
リリースするためにプラスチック容器の中に集めたモツゴ2匹とフナ10匹を動画に収めました。(2019年9月22日13:12撮影)(2019年9月22日公開)
モツゴ2匹とフナ10匹を用水路にリリースする瞬間(2019年9月22日)
モツゴ2匹とフナ10匹を用水路にリリースするところを動画に収めました。モツゴは12匹のうちの2匹目と3匹目として容器から出てきます。(2019年9月22日13:26撮影)(2019年9月22日公開)
自然の一発撮り動画の包括的な解釈 このミニサイトは私が趣味でデジカメで録った個別の動画をトピック(ジャンル)ごとにまとめたものです。それによって断片的な動画であっても包括的な解釈に役立ちます。動画はこれからも随時追加していきます。 録画の日時に基づいて時系列で並べたリスト...
このページに載せている写真と動画の中に映っている淡水魚は最初はモツゴと思っていたのですが、口ひげがあることと、体型が寸胴型であること、側線がエラのあたりで止まっていることから、タモロコであると結論づけました。以下、モツゴ としていたところをすべてタモロコ(田諸子)に訂正します。 水のなくなった...
↑上のアイキャッチ画像は2019年6月上旬に用水路で捕獲したタモロコの幼魚を水槽で飼っているところの写真です(2019年6月11日7:28撮影)。 用水路から掬ってきた2匹の幼魚が最初はオイカワかと思っていたら、だんだん側線が鮮明になってきたのでカワムツではないかと思いました。しかし、口のあた...
↑上のアイキャッチ画像は2019年7月31日に水の流れのなくなった用水路の大きな水たまりで網で掬ってきた赤ちゃんタモロコです。水槽No.1に入れて一晩経った2019年8月1日に撮影しました。 タモロコはオイカワよりは強いので、赤ちゃんタモロコの飼育はさほど難度は高くないかもしれません。それでも...