観察を始めてから10日目のヒヨドリの巣立ち雛

観察を始めてから10日目の早朝のヒヨドリの巣立ち雛(2018年7月29日)

昨日2018年7月28日の夕方に公園のマテバシイの木にヒヨドリの巣立ち雛がいたので、翌朝もいるはずだと思い、行ってみました。一昨日7月27日の夕方もいたのですが、28日の朝に行ってみたらいなかったので、朝はどうしているのかわかりませんでした。しかし、今朝はいたことによって、夕方に活動を終わりと決めた時点でいた木に朝までいるのではないかという仮説は間違ってはいないようです。28日の朝は私が行くのが少し遅かった(ヒヨドリはもう活動を始めてしまっていた)のかもしれません。

ヒヨドリ早朝に行ってみました。最初は見当たらなかったのですが、鳴きながら川の方から戻ってきてくれたので、存在がわかりました。私を怖がる様子もなく、枝に止まって、だんだん外側に出て来ました。(2018年7月29日6:14撮影)

ヒヨドリ上の写真を部分的に切り取って拡大しました。(2018年7月29日6:14撮影)

ヒヨドリ泊まった木の茂みから出てきて、しばらくしてから私の近く(1メートルぐらいのところ)の枝まで来ました。(2018年7月29日6:16撮影)

マテバシイの木の外側に出て来て、木の枝をつついて何かを食べたりしながら1メートルぐらいのところまで近づいてきました。3分ほど経った頃に隣のソメイヨシノの大きな木の方向に飛んでいきました。(2018年7月29日6:17撮影)(2018年7月28日公開)

ヒヨドリソメイヨシノの木の上のヒヨドリの巣立ち雛。(2018年7月29日6:20撮影)

ヒヨドリ上の写真を部分的に切り取って拡大しました。(2018年7月29日6:20撮影)

ヒヨドリソメイヨシノの木の上のヒヨドリの巣立ち雛。(2018年7月29日6:20撮影)

ヒヨドリ上の写真を部分的に切り取って拡大しました。下から見ると、まだまだ幼さが感じられます。特にクチバシのあたりや首のあたりです。(2018年7月29日6:20撮影)

ヒヨドリ上の写真をさらに部分的に切り取って拡大しました。尻尾の羽がきれいです。(2018年7月29日6:20撮影)

ヒヨドリ移動したので、180°反対側から撮りました。(2018年7月29日6:22撮影)

ヒヨドリ上の写真を部分的に切り取って拡大しました。羽が全体的にフサフサしています。(2018年7月29日6:22撮影)

ヒヨドリ見返り美人。(2018年7月29日6:22撮影)

ヒヨドリ上の写真を部分的に切り取って拡大しました。(2018年7月29日6:22撮影)

泊まったマテバシイの木からソメイヨシノの木に飛んできて、枝から枝へ機敏に移動していきました。日々の訓練で敏捷性も身についてきました。(2018年7月29日6:22撮影)(2018年7月29日公開)

動画再生開始から22秒〜24秒のところで、右側の翼を広げます。とてもきれいな翼です。10日前と比べると成長したな〜と感じます。このあと、川にかかっている枝に移動して、そこでよそから飛んできたもう1羽と合流して、「ピッピッピッ」といわゆるヒヨドリの鳴き声をあげて飛んで行きました。もう1羽はたぶん親鳥の片方ではないかと思われます。数日前まで一緒にいたもう1羽の巣立ち雛の可能性もありますが、いろいろ学ぶ時期だということを考えるとやはり親鳥ではないでしょうか。(2018年7月29日6:23撮影)(2018年7月29日公開)

まとめ

初めて木の中に3羽いるのを見つけた7月19日の夕方から今日で10日目になる早朝に、残った最後の1羽が昨日の夕方にいたマテバシイの木に行ってみたら、いました。やっぱり、昨日の夕方に泊まる木を決めて、そこで一晩過ごして今朝もそのあたりにいたようです(最初行った時にはいなかったのですが、川の方から飛んで戻ってきました)。観察を始めた頃は尻尾の羽もかなり短く、飛ぶ様子もぎこちなかったのですが、さすがに10日目にもなると、尻尾も伸びて、飛び方が成鳥らしくなってきました。木の上で羽繕いしている時に翼を広げていましたが、かなり立派な翼になっていました。そして、今朝は用水路の上にかかっている桜の木の枝に止まっているところにもう1羽が自然に現れて、一緒に「ピッピッピッ」と鳴きながら用水路に沿って北のほうに颯爽と飛び去りました。今日の活動の始まりです。鳥の成長は早いですね。10日前はあんなに幼かったのに。

今日の夕方は戻ってくるのか、また行ってみようと思います。でも、いつまでもこういう状況は続かないということはわかっています。観察の終わりが来るのが今日の夕方なのか、明日なのか、もっと先なのかです。台風12号もくるかもしれないし、どうなることでしょう。

追記:2018年7月29日夕方

夕方にマテバシイの木に行ってみましたが、いませんでした。台風12号の影響で雨が降っていましたが、それも影響しているかもしれません。もう戻ってはこないかもしれませんね。

追記:2018年7月30日と31日

結局、29日の夕方のみならず、30日の早朝、30日の夕方、31日の早朝もいませんでした。やはり29日の朝が最後となりました。初めて見つけてからちょうど10日間の観察でした。

追記:2018年7月31日早朝

まさかもう成長して29日の朝に去っていった巣立ち雛ではないでしょうが、私が早朝にウォーキングしていたら、私の上の電線に1羽のヒヨドリが「ピッピッピッ」と鳴きながら飛んできて止まりました。そして、きれいな鳴き声で約1分半近く鳴いて、最後は静かになって飛び去りました。公園の方向から飛んできたのですが、さすがにあの巣立ち雛ではないでしょうね。ちなみに公園は200メートル先にあり、マテバシイの木は400メートル先にあります。

早朝のウォーキング時に私の上の電線に止まった1羽のヒヨドリ。約1分半近く鳴いて飛び去りました。(2018年7月31日5:48撮影)(2018年7月31日公開)

追記:2018年7月31日夕方

夕方のウォーキング中に上の電線にヒヨドリが鳴きながら止まりました。写真と動画を撮りました。右の翼の中の羽が1本折れているようでした。しかし飛ぶのに支障はなさそうです。電線の高いところから低い電線へ下がって近寄ってきたので、もしかしたら10日間観察した最後の巣立ち雛ではないかと思ったのですが、お腹の部分の羽の色などを見ると別の個体のようです。

そして翌日の早朝に判明したのですが、これは親鳥で、そこの木の中にある巣と、そこにいる雛鳥の存在を私に知られないように、あえて出てきて私の注意を自分の方に向けるようにしていました。

別のヒヨドリ親子の観察でも10日目に会いに来たように見えました。そのことを書いた記事はこちら↓








関連記事

  1. セスジイトトンボ

  2. 26匹目と28匹目のスッポンを捕獲して治療後安全な場所にリリースするまで

  3. 水槽プリズムを通った太陽光のスペクトル

  4. シジュウカラの観察(2020年〜2023年)

  5. 水槽No.6で飼育している11匹の小さいフナ

  6. 2021年のニホンイシガメの飼育記録

  1. 夕方のウォーキングによる体重と体調の管理(2024年4…

  2. 夕方のウォーキングによる体重と体調の管理(2024年3…

  3. 夕方のウォーキングによる体重と体調の管理(2024年2…

  4. ビリルビン(Bilirubin)のIUPAC名を自分なりに付け…

  5. 夕方のウォーキングによる体重と体調の管理(2024年1…

  1. 通算6匹目のすっぽんの目が新鮮な水道水で白濁してし…

  2. 観察した近所の公園のチョウトンボの観察(2022年〜2…

  3. 激しい喧嘩のあとに皮膚病になっていた2020年に観察…

  4. 2020年に観察した5匹目と6匹目の野生のスッポン

  5. 図鑑で見つけることができていなかった珍しい小鳥は…

  1. 減量におけるウォーキングの効果の検討(2021年4月)

  2. 激しい喧嘩のあとに皮膚病になっていた2020年に観察…

  3. 2020年に観察した5匹目と6匹目の野生のスッポン

  4. 40分以上喧嘩していた2020年に観察した3匹目と4匹目…

  5. ウグイスが気を失ったあとに回復していく過程の観察

アーカイブ

カテゴリー