近所にいるヒヨドリの観察(2022年と2025年)

↑上のアイキャッチ画像は2022年7月30日の夕方に近所の公園のところの電線に止まって雛鳥を呼んでいたと思われるヒヨドリ。クチバシにエサを咥えているように見えます。(2022年7月30日17:47撮影)

2022年と2025年に近所で観察したヒヨドリの写真と動画を紹介しています(2023年と2024年の分はありません)。

夕方に電線に止まって巣立ち雛を呼んでいると思われる1羽のヒヨドリの鳴き声(2022年7月30日)

ヒヨドリ
夕方に住宅地の電線に止まって鳴いていた1羽のヒヨドリ。クチバシに集めてきたエサを咥えているように見えます。(2022年7月30日17:47撮影)

ヒヨドリ
夕方に住宅地の電線に止まって鳴いていた1羽のヒヨドリ。クチバシに集めてきたエサを咥えているように見えます。(2022年7月30日17:47撮影)

夕方に住宅地の公園の上の電線に止まって巣立ち雛を呼んでいると思われる1羽のヒヨドリを動画撮影しました。最初の方では「グルグル」みたいな感じに聞こえる鳴き声でしたが、最後の方では「キーキー」と必死になって呼んでいるように聞こえました。クチバシに集めてきた食べ物を咥えていたので、巣立ち雛を探しているように見えました。無事に見つかってほしいという気持ちになりました。(2022年7月30日17:49撮影)(2022年7月31日公開)

3日後の夕方に同じ公園の木の中で2羽の巣立ち雛に遭遇!(2022年8月2日)

ヒヨドリ
3日後に同じ公園の木の上で1羽のヒヨドリの巣立ち雛がピーピー鳴いていました。よく見ると巣立ち雛と思われるヒヨドリがもう1羽下の方にいました。私が近くにいてデジカメを向けているから警戒しているようでした。3日前の電線はこの木の斜め上15メートルぐらいのところにあります。(2022年8月2日17:18撮影)

ヒヨドリ
2羽のヒヨドリの巣立ち雛が写っているところを切り取って拡大しました。(2022年8月2日17:18撮影)

ヒヨドリ
2羽とも上の方の枝に移動しました。私を警戒しているようです。(2022年8月2日17:18撮影)

ヒヨドリ
2羽のヒヨドリの巣立ち雛が写っているところを切り取って拡大しました。(2022年8月2日17:18撮影)

ヒヨドリ
右側の1羽のヒヨドリは1メートルぐらい右側の茂みの中に移動しました。左側のもう1羽も少し右に移動して、私の方を見ています。(2022年8月2日17:19撮影)

ヒヨドリ
2羽のヒヨドリの巣立ち雛が写っているところを切り取って拡大しました。(2022年8月2日17:19撮影)

ヒヨドリ
親鳥がエサを運んで来てくれるのを鳴きながら待っているのだと思います。このあと、2羽は同じ公園内の30メートルぐらい北西にあるヤマモモの木に飛んで行き、そこでピーピー鳴いていました。この木の近くの地面にカラスがいましたが、カラスはヒヨドリの巣立ち雛を襲わないんだと思いました。今日はたまたまでしょうか。あるいはカラスは1羽だったから襲わなかったのでしょうか。私は2羽のカラスが協同作業で(1羽は囮の役割で)つがいのスズメの親と一緒に飛ぶ練習をしているスズメの巣立ち雛を攫って咥えて逃げるのを何回も目撃しました。(2022年8月2日17:19撮影)

ヒヨドリ
2羽のヒヨドリの巣立ち雛が写っているところを切り取って拡大しました。右側の巣立ち雛は口の中の赤いものが写っています。たぶん舌と思われます。(2022年8月2日17:19撮影)

まとめ(2022年8月2日現在)

2022年7月30日の夕方に雛鳥を呼び続けていた親鳥のことがずっと気になって、夕方のウォーキング時に注意しながら歩いていたのですが、3日後についにその親鳥の巣立ち雛と思われる2羽に遭遇しました。杞憂に終わって良かったです。

結果と考察(2022年8月2日現在)

今回気になったのは2点です。1つはカラスはヒヨドリの巣立ち雛を襲わないのかということです。スズメより大きいから襲わないのか、カラスは単独では襲わないのか、あるいは私が近くにいたから襲わなかったのか、わかりません。もう1つはヒヨドリやスズメは(というか鳥類は)親と子の繋がりや兄弟同士のつながりが深いのが見ていてわかるのに、スッポンは同じ親から生まれた兄弟でも全く兄弟の繋がりがあるようには見えません。鳥類と爬虫類の違いを感じます。

早朝にTVアンテナで鳴いていたヒヨドリを威嚇しに来たように見えるスズメとそのあとすぐに飛び去ったヒヨドリ(2025年4月19日)

ヒヨドリ
1羽のヒヨドリが近くのアパートの屋根のTVアンテナの上に止まって「ビージュジュジュジュ」なのか「ビーグルグルグルグル」なのか文字で書き表せないような声で鳴いているのがベランダから見えました。この声自体はヒヨドリの一般的な鳴き声です。(2025年4月19日6:43撮影)

早朝に近所のアパートの屋根の上のTVアンテナで1羽のヒヨドリが「ビージュジュジュジュ」みたいな鳴き方で鳴いていました。しばらくすると1羽のスズメがそのヒヨドリを追い払いうために威嚇しに来たように見えました。最近この辺りでスズメのつがいが子育てをしているからです。するとそのヒヨドリは言われるがままにその時はすぐに飛び去ってしまいました。その一連の挙動は動画の1分05秒から1分07秒までの約2秒間(1.9秒間)の57枚の写真(コマ/フレーム?)に映っています。その場面に至る少し前に何回かスズメが騒いでいる音が聞こえます。去ったヒヨドリはそのあたりをぐるっと1周したぐらいの短時間で(1分も経たないうちに)すぐに戻ってきましたw。(2025年4月19日6:44撮影)(2025年4月19日公開)

この動画の1.9秒間の57枚の写真を1枚1枚詳細に分析した結果はこちら →

スズメに促されるようにTVアンテナから飛び去った後にすぐに戻ってきて8回鳴いて飛び去ったヒヨドリ(2025年4月19日)

ヒヨドリ
さっきのヒヨドリがすぐに戻ってきました。写真をズームで撮りました。もう一度動画を撮影することにしました。(2025年4月19日6:44撮影)

ヒヨドリ
1枚前の写真のヒヨドリの部分を拡大しました。(2025年4月19日6:44撮影)

スズメに促されるように屋根の上のTVアンテナから飛び去ったヒヨドリはその後、1分も経たないうちにすぐに戻ってきました。そして最終的に8回鳴いて飛び去っていきました。この直前の動画のスズメを含めた一連の行動の意味はよくわかりません(想像の域を出ません)が、この鳴き声はヒヨドリの何種類かあるけたたましい鳴き声に比べると1,2位を争うきれいな鳴き声だと個人的には思います。(2025年4月19日6:46撮影)(2025年4月20日公開)

ヒヨドリ
ヒヨドリが飛んで行ったあとのTVアンテナ。(2025年4月19日6:46撮影)







関連記事

  1. 近所の用水路にいたハグロトンボ

  2. 近所の公園の芝生にいるムクドリ

  3. 2019年1匹目の赤ちゃんスッポンの飼育11日目以降の経過

  4. メダカの卵の孵化プロセスの観察(2回目)

  5. 夕方のため池でコサギを威嚇して追い払ったアオサギ

  6. 近所の用水路にいるオイカワの観察(2020年5月)

  1. ヒヨドリを追い払いに来たように見えるスズメとその…

  2. 夕方の用水路の浅瀬で獲物を狙うコサギの観察2025

  3. つがいのメジロの片方がパートナーの上を乗り越えて…

  4. ベランダで縄張り争いを繰り広げたつがいのメジロ(2…

  5. 夕方のウォーキングによる体重と体調の管理(2025年4…

  1. 通算6匹目のすっぽんの目が新鮮な水道水で白濁してし…

  2. 観察した近所の公園のチョウトンボの観察(2022年〜2…

  3. 激しい喧嘩のあとに皮膚病になっていた2020年に観察…

  4. 2020年に観察した5匹目と6匹目の野生のスッポン

  5. 図鑑で見つけることができていなかった珍しい小鳥は…

  1. 減量におけるウォーキングの効果の検討(2021年4月)

  2. 激しい喧嘩のあとに皮膚病になっていた2020年に観察…

  3. 2020年に観察した5匹目と6匹目の野生のスッポン

  4. 40分以上喧嘩していた2020年に観察した3匹目と4匹目…

  5. ウグイスが気を失ったあとに回復していく過程の観察

カテゴリー