↑上のアイキャッチ画像は2019年12月7日の午後に電線から飛び立ったコサギを下から撮影したものです。(15:35撮影)
2019年12月に観察したコサギの興味深い習性に関する写真や動画を以下に示しています。
CONTENTS
- 逃げるふりをして結局戻って来たコサギ(2019年12月5日)
- 私が去るのを待っている昨日と同じコサギ(2019年12月6日)
- 同じ行動パターンを繰り返す昨日と同じコサギ(2019年12月6日)
- 3日連続で来ていたコサギ(2019年12月7日)
- 電線に止まって口を大きく開けていたコサギ(2019年12月7日)
- 昼前のみならず午後にもいたコサギ(2019年12月7日)
- 4日目にも来ていたコサギ(2019年12月8日)
- 電線の上で羽繕いを始めた5日連続で来ていた1羽のコサギ(2019年12月9日)
- 6日目は数百メートル下流にいたコサギ(2019年12月10日)
- 7日目は数百メートル下流の橋の下から出て来たコサギ(2019年12月11日)
- 14日目は上流の用水路のコンクリートの上にいたコサギ(2019年12月18日)
- 15日目はいつもと違う行動パターンを示したコサギ(2019年12月19日)
- まとめ(2019年12月20日現在)
逃げるふりをして結局戻って来たコサギ(2019年12月5日)
用水路で私が近づくと飛んで逃げて電線に止まったコサギ。片足で立っています。私が立ち去るのを待っている模様。(2019年12月5日12:00撮影)
私が近づくと一旦飛んで逃げましたが、空で8の字を描くように飛んで、元いた電線の近くの電柱の上に止まりました。結局、逃げるふりをしていたわけです。コサギはこういうところがあります。エサ場をそう簡単に離れてたまるかといったところです。(2019年12月5日12:02撮影)
帰途についた私は30メートルぐらい進んだところで振り返って最後にコサギの写真を撮りました。頑張って用水路でエサを捕れよ。(2019年12月5日12:03撮影)
コサギが私が近づくと飛び去りましたが、そのあたりを旋回して結局戻ってきました。飛び去る前の私が近づくところから飛び去って戻ってくるまでの過程を動画に収めました。カワセミと比べるとコサギはけっこう大胆というか、賢いかもしれません。(2019年12月5日12:02撮影)(2019年12月5日公開)
私が去るのを待っている昨日と同じコサギ(2019年12月6日)
用水路の浅瀬にいた1羽のコサギ。(2019年12月6日11:46撮影)
用水路の浅瀬に1羽のコサギがいました。私が近づくと上流の方のコンクリートの上に飛んで行きました。そちらに歩いて行くと昨日と同じ下流の方の電線に飛んでいきました。これでここに来ているコサギはいつも同じ個体である可能性が高くなりました。行動パターンがいつも同じだからです。動画撮影はここで一旦切りました。こあと近づいて行ったら、また上流のコンクリートのところに戻りました。意地でもここから離れないぞという強い意思を感じました。(2019年12月6日11:48撮影)(2019年12月6日公開)
同じ行動パターンを繰り返す昨日と同じコサギ(2019年12月6日)
1つ前の動画撮影後に撮った電線の上の1羽のコサギ。この写真を見ても大胆不敵さというか、ナメた感じが伝わってきませんか。(2019年12月6日11:53撮影)
もっと拡大しました。(2019年12月6日11:53撮影)
下流の方の電線に止まったコサギに歩いて近づいていくと、15メートルぐらいの距離になったところで再び飛び立ちました。そして、つい先ほどまでいた上流の方のコンクリートの上に飛んで行って着地しました。意地でもここを去らないぞという感じです。仮にもう一度上流に私が行ったとしても、おそらくまたこの電線の上に飛んでくるのでしょう。いたちごっこです。コサギの性格がアオサギやダイサギとはだいぶ違うようだということがわかってきました。コサギが最も賢いかもしれません。少なくとも粘り強さは私の個人的評価では「コサギ>アオサギ>ダイサギ」となります。ササゴイも加えると「コサギ>アオサギ>ダイサギ>ササゴイ」となります。(2019年12月6日11:54撮影)(2019年12月6日公開)
3日連続で来ていたコサギ(2019年12月7日)
用水路の段差のところに立っていた昨日と同じ1羽のコサギ。これで3日連続です。毎日来ているようです。(2019年12月7日11:23撮影)
コンクリートの上に飛んで行って、そこで口を開けていました。(2019年12月7日11:27撮影)
昼前にいつもの用水路に行ったらまた昨日のコサギが来ていました。最初は用水路の段差のところにいましたが、私が近づくとコンクリートの岸の上に飛び移りました。そこから動画を撮影しました。今日はよく口を開けていました。私がもっと近づくと飛び立ちました。そして、下流の方の昨日と同じ場所(電線の上)に止まりました。これによって昨日いたコサギであることがわかります。このコサギの行動パターンは3日連続で同じです。(2019年12月7日11:28撮影)(2019年12月7日公開)
電線に止まって口を大きく開けていたコサギ(2019年12月7日)
用水路のコンクリートの上から100メートルぐらい下流のところの電線に飛んで来て止まりました。いつもの定位置です。口を大きく開けています。(2019年12月7日11:30撮影)
コサギの口の中に舌のようなものが見えます。(2019年12月7日11:30撮影)
電線の上に止まっている昨日もいたコサギを動画に収めました。電線の下の方にゆっくり歩いて近づいて行ったらコサギの口の中に舌のようなものが見えました。さらに近づいたら下流の方向に飛んで逃げて、用水路の浅瀬に着地して下流方向に歩いていきました。そこに私が公園の方から近づいたら、再び飛び立って元の場所(先ほどまで止まっていた電線)から10メートル先の電柱の上に戻って来ました。昨日もその電柱の上に止まりました。やはりエサが豊富なこの辺りの用水路からはどうしても離れたくないという強い意思を感じました。これで同じコサギが3日連続で来ていたことは確定です。明日もいるでしょうか。いたら4日連続です。(2019年12月7日11:28撮影)(2019年12月7日公開)
昼前のみならず午後にもいたコサギ(2019年12月7日)
例のコサギが昼前のみならず午後にもいつもの用水路のコンクリートの上にいます。(2019年12月7日15:29撮影)
私が近づくとコサギは田んぼの方に飛び立ちました。(2019年12月7日15:29撮影)
飛び立ったコサギがいつもの電線に止まっているところ。(2019年12月7日15:32撮影)
私が電線の真下に近づいた時に飛んで逃げるところ。足が黄色いのがコサギの特徴の一つです。(2019年12月7日15:35撮影)
コサギが飛び去るところ。明日も来いよ〜。(2019年12月7日15:35撮影)
4日目にも来ていたコサギ(2019年12月8日)
いつもの電線に止まっている昨日と同じ1羽のコサギ。これで4日連続で来ています。(2019年12月8日11:38撮影)
ゆっくり近づいていきました。さすがにこちらを見ています。下が赤いです。一歩一歩近づくたびに重心が前に移動しては戻るのが見ていてわかりました。いつでも飛び立てるように準備はできている感じです。タイミングを計っているようでした。(2019年12月8日11:39撮影)
いまにも飛び立ちそうです。重心が前に移動して、顔も正面の方に向き直しました。(2019年12月8日11:39撮影)
もう一歩踏み出したらついに飛び立ちました。瞬時にフレームに入るようにしてシャッターを切りました。何とか写っていました。写真を切り取って拡大したのがこの写真です。足を1本だけ出しているように見えますが、よく見ると2本であることがわかります。(2019年12月8日11:39撮影)
きれいなV字型の翼で写っていました。口を開けています。(2019年12月8日11:39撮影)
まだ口を開けています。(2019年12月8日11:39撮影)
コサギはシラサギと呼ばれる代表的なサギですが、翼を広げて飛んでいる姿は美しいと思いました。(2019年12月8日11:39撮影)
結局最後まで口を開けていました。昨日と同じところ(100メートル先の大きな貯水池)に飛んで行っているようです。帰る途中に確認したら貯水池の柵の上に止まっているのが見えました。(2019年12月8日11:39撮影)
昨日まで3日連続で来ていたコサギが4日目も来ているかどうか確かめるために昼前に用水路に歩いて行きました。歩いている途中で100メートル手前からでもいつものコサギが電線の上に止まっているのが見えました。直線距離で20メートルぐらいの距離まで近づいてからズームで動画に収めました。今日も口を開けていました。動画撮影を終えてから電線の下に近づいたら飛んで用水路の上流の方に飛んでいきました。このコサギにとっての定位置です。そこに歩いて近づいていったら、再び飛び立ってまたこの電線に戻ってきました。ここ4日のコサギの行動パターンには再現性があることが確認できました。(2019年12月8日11:29撮影)(2019年12月8日公開)
電線の上で羽繕いを始めた5日連続で来ていた1羽のコサギ(2019年12月9日)
いつもの電線の場所に止まっている昨日と同じ1羽のコサギ。これで5日連続です。(2019年12月9日12:01撮影)
昨日まで4日連続で来ていたコサギが5日目も来ていました。いつもの定位置の電線の上で羽繕いを始めました。(2019年12月9日12:05撮影)(2019年12月9日公開)
6日目は数百メートル下流にいたコサギ(2019年12月10日)
6日目にはいつもの場所にはいませんでしたが、300メートルぐらい下流の段差のところにいました。私が近づくといつもの上流の場所の方に飛んでいきました。(2019年12月10日11:53撮影)
7日目は数百メートル下流の橋の下から出て来たコサギ(2019年12月11日)
7日目の正午過ぎにいつもの場所より300メートルぐらい下流の橋のところに行くと、橋の下からいきなり出てきて、下流の方向に飛んでいきました。(2019年12月11日12:09撮影)
意外と遠くまで飛んで行きました。(2019年12月11日12:09撮影)
最後は用水路に沿って左に曲がって飛んで行きました。曲がると大きな湿地帯(ため池)がある200メートル先で川は右に曲がっています。(2019年12月11日12:09撮影)
14日目は上流の用水路のコンクリートの上にいたコサギ(2019年12月18日)
上流のいつもの堤防のところに1匹のコサギがいます。(2019年12月18日11:00撮影)
15メートルぐらいのところまで近づきました。私がここまで近づいた時はまだ逃げませんでしたが、向こうから歩行者が来た時に下流の方の電線に飛んで逃げました。口の中に赤い舌が見えます。このコサギはよく口を開けています。(2019年12月18日11:03撮影)
観察を始めてからちょうど2週間になるコサギ。やはり行動パターンはいつもと同じなので同一個体である証左です。(2019年12月18日11:03撮影)(2019年12月19日公開)
いつもの電線に止まりました。(2019年12月18日11:03撮影)
少し近づいてみました。もうすぐ逃げそうです。ここでも口を開けています。(2019年12月18日11:04撮影)
飛び立ちました。このコサギは飛んでいる時も口を開けています。(2019年12月18日11:04撮影)
またいつもの上流の堤防に降り立つ瞬間。(2019年12月18日11:04撮影)
元の場所に戻りました。この個体はだいたい基本的にこの繰り返しです。(2019年12月18日11:04撮影)
15日目はいつもと違う行動パターンを示したコサギ(2019年12月19日)
1匹のコサギが上流のいつもの堤防から20メートルぐらい下流の田んぼの脇のコンクリートの上にいました。(2019年12月19日11:52撮影)
観察を始めてからちょうど15日目になるコサギ。逃げる時にいつもと違う方向に飛んでいきました。この日の行動パターンはいつもと違ったので気になっていたのですが、翌日の12月20日の同じ時間帯にはコサギは来ていませんでした。この行動は10日後の12月29日にもみられることになります。(2019年12月19日11:54撮影)(2019年12月20日公開)
まとめ(2019年12月20日現在)
2019年12月5日から始めた1匹のコサギの観察は2019年12月19日が最後になった可能性が高いです。12月19日にはいつもと違う行動パターンを示し、12月20日の同じ時間帯には来ていなかったからです。これで観察が終わりなら半月で終わったことになります。12月21日にはどうなっているか確認のため行ってみようと思います。

自然の一発撮り動画の包括的な解釈 このミニサイトは私が趣味でデジカメで録った個別の動画をトピック(ジャンル)ごとにまとめたものです。それによって断片的な動画であっても包括的な解釈に役立ちます。動画はこれからも随時追加していきます。 録画の日時に基づいて時系列で並べたリスト...

↑上のアイキャッチ画像は2020年1月23日の夕方に用水路にいて逃げる直前のコサギを撮影したものです。(17:09撮影) 2019年12月5日から観察を始めた1羽のコサギの50日目以降の結果を以下に示しています。 最初の観察から50日後のコサギが橋の下をくぐって私から逃げるところ(202...

↑上のアイキャッチ画像は2020年1月5日の昼前にちょうど電線から飛び立ったコサギを撮影したものです。(11:17撮影) 2020年1月5日に上流の方から下流の方に移動して、私が近づくともう一度上流の方に移動する1羽のコサギを写真で示しています。意地でもここを離れないぞという執念を感じます。 ...

↑上のアイキャッチ画像は2020年1月10日の夕方に電線から飛び立つ直前のコサギを撮影したものです。(17:07撮影) 2019年12月5日から観察を始めた1羽のコサギの17日目から37日目までの結果を以下に示しています。 17日目にはいつもの場所にいたコサギ(2019年12月21日) ...

↑上のアイキャッチ画像は2020年1月1日の昼前に用水路のトンネルから抜け出して飛んで逃げて、電線に止まるところを撮ったものです。(11:31撮影) 2020年1月1日の昼前に用水路で獲物を探していたコサギが不意に現れた私に驚いてトンネルの中に逃げ込みました。しばらくじっとして私が立ち去るのを...

↑上のアイキャッチ画像は2019年12月24日の夕方に用水路でコサギがオイカワを捕らえて飲み込む直前の様子を橋の上から撮影したものです。(17:13撮影) 2019年12月24日に観察したコサギがオイカワを捕らえて食べるところに関する動画を以下に2本示しています。また、コサギが飛んでいる時の姿...

↑上のアイキャッチ画像は2019年11月12日の夕方にコサギが電線の上に止まって夕日に照らされているところ撮影したものです。(17:04撮影) 2019年になってから近所の用水路や湿地帯で観察したコサギの写真や動画を示しています。 夕方に電線に止まっているコサギ(2019年3月13日) ...

うちの近所に姿を表す白鷺が3種類います。最もよく見かけるのがコサギで、次にアオサギ、3番目にダイサギです。ダイサギは1kmほど離れた公園のところの湿地帯で見かけますが、コサギとアオサギは近くの用水路でもよく見かけます。特にコサギは電線に止まっていることもありますが、川の中で漁をしている時の仕草がかわ...

私の住んでいるところは住宅地ですが、すぐ近くに田んぼもあり、サギが飛んできます。よくいるのがコサギ、アオサギ、ダイサギです。近くで見ることができるのはコサギとアオサギです。このページは2018年夏あたりから観察を始めたダイサギをについてのページです。2019年3月13日の夕方は10メートルぐらいまで...

↑上のアイキャッチ画像は用水路で大きいオイカワを丸呑みして用水路を歩いて下っているダイサギを2019年6月22日15:32に撮影したものです。 2019年になってから観察したダイサギの記録です。2018年の結果はこちら↓ 用水路の水面に映ったダイサギ(2019年3月12日) ...

アオサギは白色のダイサギやコサギと違って灰色の羽もあります。しかもダイサギよりも大きいです。しかし、アオサギは青くありません。このアオという名称は、古来の日本で灰色を青色として扱っていたことによるという説を聞いたことがあります。そうであれば白と灰色の羽で覆われているサギがアオサギと呼ばれることも納得...

↑上のアイキャッチ画像は近所の用水路に飛来したアオサギを2019年8月27日16:15に撮影したものです。 2019年のアオサギの観察結果です。 人の気配を感じて飛んで逃げたアオサギ(2019年6月21日) ↑湿地帯の水の中にいたアオサギ。(2019年6月21日17:33撮影) ...

近所にいるいろいろな野鳥を観察している中で、私がいちばん面白いと思う鳥はササゴイです。以下に写真と動画で示しています。 アオサギにビビっているササゴイ(2018年5月22日) ササゴイがいるところにアオサギがやってきて立っています。(2018年5月22日17:41撮影)(2018年5月2...