↑上のアイキャッチ画像は2020年1月23日の夕方に用水路にいて逃げる直前のコサギを撮影したものです。(17:09撮影)
2019年12月5日から観察を始めた1羽のコサギの50日目以降の結果を以下に示しています。
CONTENTS
- 最初の観察から50日後のコサギが橋の下をくぐって私から逃げるところ(2020年1月23日)
- 夕方にコサギが魚を捕らえて飲み込むところ(2020年1月23日)
- 夕方に用水路で水浴びをしているコサギ(2020年1月23日)
- 結果と考察(2020年1月23日現在)
- 近づいてみると突然飛んで逃げた冠羽のあるコサギ(2020年3月13日)
- 用水路にいる冠羽のあるコサギを歩いて追いかけてみた結果(2020年3月13日)
- 結果と考察(2020年3月13日現在)
- 用水路で獲物を探してゆっくり歩いている冠羽(夏羽)のある1羽のコサギ(2020年4月1日)
- 冠羽(夏羽)のある1羽のコサギが用水路で捕らえた魚を食べる瞬間(2020年4月1日)
最初の観察から50日後のコサギが橋の下をくぐって私から逃げるところ(2020年1月23日)
用水路の橋の下にいた1羽のコサギ。最初の観察から50日目になります。(2020年1月23日17:09撮影)
上の写真のコサギを拡大しました。(2020年1月23日17:09撮影)
私が近づいてきたので橋の下に歩いて入ろうとしています。(2020年1月23日17:09撮影)
観察を始めてから50日目になる2020年1月23日の夕方にいつもの用水路の橋の下付近にいて、私が近づくと橋の下に入って向こう側から飛んで下流に逃げました。その続きは次の動画です。(2020年1月23日17:10撮影)(2020年1月23日公開)
夕方にコサギが魚を捕らえて飲み込むところ(2020年1月23日)
200メートル上流の橋のところにいたコサギが下流の方に飛んで行ったので、この橋の下あたりにいると思っていたら、案の定、1羽のコサギが小さく写っています。行動パターンはだいたい把握しているのでどこにいるかだいたいわかるようになりました。(2020年1月23日17:19撮影)
上の写真のコサギの部分を切り取って拡大しました。柵の向こうにコサギがいるのがわかります。(2020年1月23日17:19撮影)
夕方にいつもの1羽のコサギが用水路の上流の方から200メートルほど下流の橋の近くに逃げて来ていました。それを橋の上から観察していたら浅瀬で魚を捕って飲み込むところを動画に収めることができました。さらに下流の方に漁をしながら歩いて下っていきました。(2020年1月23日17:24撮影)(2020年1月23日公開)
夕方に用水路で水浴びをしているコサギ(2020年1月23日)
夕方にいつもの1羽のコサギが1つ前の動画の用水路の場所から100メートルほど下流の曲がり角付近で水浴びするところを動画に収めることができました。コサギの水浴びは初めて見ました。(2020年1月23日17:40撮影)(2020年1月23日公開)
結果と考察(2020年1月23日現在)
2019年12月5日から観察を始めたある特定の1羽のコサギが観察50日目を迎えました。このコサギはいつも1羽で行動しています。少し離れた別の場所では2匹目を見かけることもありますが、縄張りがはっきりしているのか、同じ場所に2羽いるところを見たことがありません。また、観察50日目とはいえ、カレンダー上で最初の観察日から数えて50日目ということであって、50回観察したわけではありません。そうは言っても、これまで何回も会っているにもかかわらず全然懐く気配はありません。アオサギは釣り人の横に立って魚を待っているところを撮った写真があったりしますが、このコサギにはそのようなことは無理だと思います。近づくのは5メートルが限度です。また、コサギが水浴びするところを2020年1月23日に初めて見ました。
このあと、1月下旬から魚がいなくなりました。下流の方に移動したのかもしれません。以前、同じ用水路でフナと思われる群れが渦巻き状に回転しながら用水路を下って行くところを見たことがあります。魚がいなくなったのに合わせるようにコサギもいなくなりました。2月上旬も全く姿が見られませんでした。エサとなる魚がいなくなったのでコサギも来なくなったという、非常にわかりやすい行動原理といえます。今度姿を現わすのはいつでしょう。
近づいてみると突然飛んで逃げた冠羽のあるコサギ(2020年3月13日)
用水路で魚を漁っていた1羽のコサギ。こちらに気づいたようです。(2020年3月13日17:14撮影)
1枚前のコサギの部分を拡大しました。こちらを見ています。(2020年3月13日17:14撮影)
さらに拡大しました。冠羽があることがわかります。(2020年3月13日17:14撮影)
魚を追っています。(2020年3月13日17:14撮影)
1枚前のコサギの部分を拡大しました。冠羽が2本あることがわかります。(2020年3月13日17:14撮影)
夕方の公園の用水路で1羽のコサギが魚を漁っていました。そこで、姿が見えないように公園側から近づいてみました。その結果、私の姿が見えるか見えないかのうちに飛び立って10メートルほど上流の浅瀬に降りました。(2020年3月13日17:15撮影)(2020年3月13日公開)
用水路にいる冠羽のあるコサギを歩いて追いかけてみた結果(2020年3月13日)
9分前にいたコサギが用水路の上流のところにいました。そこで、歩きながら追いかけてみました。コサギは歩きながら上流の方に逃げていきました。その様子を動画に収めました。(2020年3月13日17:24撮影)(2020年3月13日公開)
結果と考察(2020年3月13日現在)
今日3月13日にいたコサギは2020年1月23日にいたコサギ(観察を始めた日から数えて50日目のコサギ)と同一個体であるかどうかはわかりません。今日のコサギには冠羽がはっきりと確認できましたが、2020年1月23日時点のコサギは頭の後ろの冠羽は目立たなかったからです。冬羽では一時的に短くなるといわれているので目立たなかったのかもしれませんが、今となっては同一個体だとは断言できません。ただ、この辺りの用水路には常に1羽のコサギしかいなかったので、そういう意味では同一個体である可能性は高いです。
用水路で獲物を探してゆっくり歩いている冠羽(夏羽)のある1羽のコサギ(2020年4月1日)
1羽のコサギが用水路の浅瀬で漁をしていました。(2020年4月1日16:46撮影)
藪の中を覗き込んでいます。夏羽が2本あります。(2020年4月1日16:46撮影)
冠羽(夏羽)のある1羽のコサギが用水路の中で魚を探しながら上流の方向に歩いて移動しているところを動画に収めました。(2020年4月1日16:48撮影)(2020年4月2日公開)
冠羽(夏羽)のある1羽のコサギが用水路で捕らえた魚を食べる瞬間(2020年4月1日)
用水路の中で魚を探しながら歩いている1羽のコサギを動画に収めました。夏羽が頭の後ろについています。動画開始から3分53秒のところで魚を捕らえて飲み込む様子が映っています。(2020年4月1日16:52撮影)(2020年4月1日公開)
コサギが飛んで下流の方に逃げるところ(1枚目/5枚)。(2020年4月1日16:53撮影)
コサギが飛んで下流の方に逃げるところ(2枚目/5枚)。(2020年4月1日16:53撮影)
コサギが飛んで下流の方に逃げるところ(3枚目/5枚)。(2020年4月1日16:53撮影)
コサギが飛んで下流の方に逃げるところ(4枚目/5枚)。(2020年4月1日16:53撮影)
コサギが飛んで下流の方に逃げるところ(5枚目/5枚)。(2020年4月1日16:53撮影)
4分後、200メートルぐらい下流のところを通っていたら、さっきまで上流の方で観察していたコサギが飛んで移動するところに偶然遭遇しました。私の目の前の上空3メートルぐらいのところを突然飛んで通過して、北の方の住宅地の用水路の方に飛んで行きました。今日のコサギは2020年3月13日にいたコサギと同一個体であると考えられます。(2020年4月1日16:57撮影)