うちの近所に姿を表す白鷺が3種類います。最もよく見かけるのがコサギで、次にアオサギ、3番目にダイサギです。ダイサギは1kmほど離れた公園のところの湿地帯で見かけますが、コサギとアオサギは近くの用水路でもよく見かけます。特にコサギは電線に止まっていることもありますが、川の中で漁をしている時の仕草がかわいらしいです。コサギを見分ける時のポイントは、まず、体の羽が白いということと、何と言っても体が小さいということです/小さいといってもカラスより少し大きいです。ただ、コサギと言われるくらいですからダイサギやアオサギよりも小さいです。それから、コサギは足が黄色いです。くちばしは黒いです。ダイサギの足は黄色くありません。比較的近くから見た場合はそれらの特徴を押さえれば判別できます。しかし、遠くから見ていて体の特徴がよくわからない場合は、漁をしている時の足の動きを見ればわかります。コサギは片足で立って、もう片方の足で隠れている魚を追い出すように細かくブルブル震わせます。ダイサギはそのようなことはしないから、そのような動きをする首の長い白い鳥がいたらまずコサギとみて間違いないです(ただし、うちの近所限定)。
あと、チュウサギというのもいるみたいなのですが、うちの近所では確認できていません。大きさ的にはコサギよりは大きく大さくダイサギよりは小さいからチュウサギと言うのでしょうが、湿地帯に10羽以上の多数の白鷺がいたことがあって、その内訳はコサギとアオサギとダイサギだったのですが、その中にチュウサギがいなかったという保証はありません。100メートルほど離れたところから観察するのであまり細かい身体的特徴がわかりにくいのと、遠近法でサイズ感がつかめないこともあって、そういう条件下でチュウサギを判別するのは難しいと思います。一応、2018年に私の近所に飛来した白鷺はコサギとダイサギとアオサギの3種類と結論しています。
CONTENTS
- 家の近くの用水路にいたコサギ(2014年9月28日)
- 水田のコサギ(2015年6月19日)
- 電線の上のコサギ(2015年11月30日)
- 用水路のコサギに近づいてみた(2018年4月22日)
- 獲物の捕獲に夢中で警戒心が薄くなったコサギ(2018年5月3日)
- 橋の下に隠れているコサギ(2018年5月9日)
- 用水路を100メートルほど移動して漁をしていたコサギ(2018年5月9日)
- 川の中をこちらに近づいてきたコサギ(2018年5月12日)
- 橋の下から出てきて逃げたコサギ(2018年5月15日)
- 近づいたら飛び去ったコサギ(2018年6月7日)
- 空を飛んでいるコサギ(2018年6月12日)
- 湿地帯で獲物をぴょんぴょんと探し回っているコサギ(2018年6月18日)
- 翼を広げながら獲物を追いかけるコサギ(2018年7月19日)
- 湿地帯で餌を探しているコサギ(2018年7月20日)
- 2018年のまとめ(2018年7月20日)
家の近くの用水路にいたコサギ(2014年9月28日)
コサギが家のすぐ近くの用水路にいました。(2014年9月28日7:43)(2014年9月28日公開)
水田のコサギ(2015年6月19日)
コサギが水田にいました。(2015年6月19日16:21)(2015年6月24日公開)
電線の上のコサギ(2015年11月30日)
住宅地で道路を歩いていたら、電線にコサギが止まっていました。(2015年11月30日16:38)(2015年12月16日公開)
用水路のコサギに近づいてみた(2018年4月22日)
道を歩きながら用水路で獲物を探しているコサギに近づいてみました。(2018年4月22日11:55)(2018年4月22日公開)
獲物の捕獲に夢中で警戒心が薄くなったコサギ(2018年5月3日)
コサギが下の用水路にいました。けっこう近いのですが、獲物に集中しているのか、ガードレール越しに見ている私に気づいていません。(2018年5月3日17:25)(2018年5月3日公開)
藪の中で魚を獲るのに集中しているようです。これでは危ないですね。(2018年5月3日17:28)(2018年5月3日公開)
コサギが翼を広げてぴょんぴょん跳びながら獲物を追いかける姿が可愛いです。(2018年5月3日17:30)(2018年5月3日公開)
私の目の前を横切りましたが、気づいていません。数メートルぐらいの近さで観察できる千載一遇のチャンスです。(2018年5月3日17:35)(2018年5月3日公開)
走りながら魚を追いかけています。(2018年5月3日17:38)(2018年5月3日公開)
本当に私に気づいていないようです。(2018年5月3日17:40)(2018年5月3日公開)
コサギが魚を捕まえて飲み込むところを撮ることができました。(2018年5月3日17:53)(2018年5月3日公開)
ちょっと落ち着いて私の存在に気づいたのか、警戒しながら川下方向に歩いていきました。(2018年5月3日17:54)(2018年5月3日公開)
橋の下に隠れているコサギ(2018年5月9日)
トンネルのようにも見える橋の下に隠れているコサギの様子を動画に収めました。(2018年5月9日16:01)(2018年5月11日公開)
前の動画の橋の反対側(上流側)から撮影しました。橋の下から出てきましたが、人の気配に気づいてか、また入っていきました。(2018年5月9日16:14)(2018年5月11日公開)
排水管の水を飲む鳩と橋の下に隠れているコサギの様子です。コサギは警戒心が強いです。(2018年5月9日16:16)(2018年5月11日公開)
用水路を100メートルほど移動して漁をしていたコサギ(2018年5月9日)
橋の下で獲物を捕っているコサギ(2018年5月9日16:26)(2018年5月9日公開)
橋の下から出てこちらに近づいてくるコサギ(2018年5月9日16:27)(2018年5月9日公開)
橋の下で足で獲物(魚)を追い出しているコサギ(2018年5月9日16:31)(2018年5月9日公開)
遠くから見た橋の下のコサギ(2018年5月9日16:46)(2018年5月9日公開)
川の段差のところで漁をしているコサギ(2018年5月9日16:54)(2018年5月9日公開)
川の段差のところを歩いて往復するコサギ(2018年5月9日16:58)(2018年5月9日公開)
川の中をこちらに近づいてきたコサギ(2018年5月12日)
コサギが川の中を歩いて近づいてきましたが、人の気配に気づいて逃げました。(2018年5月12日15:48)(2018年5月12日公開)
橋の下から出てきて逃げたコサギ(2018年5月15日)
コサギが橋の下で獲物を凝視しています。(2018年5月15日17:00)(2018年5月15日公開)
コサギが魚を飲み込んだ後にもがき苦しむ表情をみせました。(2018年5月15日17:05)(2018年5月15日公開)
警戒して橋の下にいたコサギがついに橋の下から出てきて飛び去りました。(2018年5月15日17:11撮影)
(2018年5月15日公開)
近づいたら飛び去ったコサギ(2018年6月7日)
用水路で私に気づいて上流に歩き出したコサギ。(2018年6月7日16:46撮影)
(2018年6月7日公開)
上流の段差のところでこちらの様子を窺っていましたが、ついに飛んで逃げてしまいました。(2018年6月7日16:48撮影)(2018年6月7日公開)
空を飛んでいるコサギ(2018年6月12日)
ベランダの窓から遠くで空を飛んでいるコサギの動画をデジカメで撮影しました。かなり遠くに見えたことと、アップロードすると解像度が下がるという問題から、あまりよく見えないかもしれません。アップロード前のオリジナル画像では最初の2秒あたりから12秒あたりまで姿が映っています。画像中央から下がっていき、そのまま右側に飛んでいきます。自然の一発撮りなので、そこは勘弁してください。(2018年6月12日6:46撮影)(2018年6月12日公開)
湿地帯で獲物をぴょんぴょんと探し回っているコサギ(2018年6月18日)
湿地帯で獲物を探しているコサギの様子を動画に収めました。他にダイサギとアオサギも映っています。(2018年6月18日17:51撮影)(2018年6月18日公開)
前の動画の続きです。(2018年6月18日17:54撮影)(2018年6月18日公開)
翼を広げながら獲物を追いかけるコサギ(2018年7月19日)
公園に隣接するため池で、早朝にコサギが獲物を追いかけて翼を広げながら舞っていました。いる姿を動画に収めました。コサギは小さいのでダイサギと区別がつきます。また、コサギは足が黄色いですが、クチバシは黒いです。ダイサギはクチバシは黄色いですが足は黒いです。遠くにいる場合はコサギとダイサギの見た目での区別はつきにくいですが、その行動を観察していると区別がつきます。コサギの場合は片足をブルブル震わせて獲物を追い出して漁をしますが、ダイサギは足をブルブル震わせません。また、コサギは翼を広げながら舞うように走ることがよくありますが、ダイサギはその頻度は低いし、動きがコサギほど機敏ではありません。ダイサギは体が大きいし、首がかなり長いです。
湿地帯でコサギが獲物を追いかけている時に翼を広げて走っているのが可愛らしいです。(2018年7月19日6:48撮影)(2018年7月22日公開)
湿地帯で餌を探しているコサギ(2018年7月20日)
コサギとダイサギとアオサギ(2018年7月20日6:50撮影)(2018年7月22日公開)
2018年のまとめ(2018年7月20日)
近所の用水路によく現れるコサギを観察しました。1kmほど離れたところにある公園の隣に湿地帯があって、そこにアオサギ、ダイサギ、コサギがよく飛来します。しかし、近所の用水路でよく見かけるのはアオサギかコサギです。ダイサギはあまり見かけません。そういう意味ではコサギはそれほど臆病ではないのかもしれません。実際に直線距離で3メートルぐらいのところまで近づいて観察したこともあります。2018年はコサギがオイカワを捕まえて飲み込むところも観察することができました。よって、2018年に基本的な生態は把握できたように思います。2019年のコサギにはさらに面白い行動を期待しています。