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キウイ香緑の種の発芽2015

Kiwi Koryoku germinated in 2015.



栽培しやすさ ★★★★☆
おすすめ度 ★★☆☆☆


2015年にもキウイ香緑の種が発芽しました。


Kiwi Koryoku Germinated
キウイ香緑の種から発芽しました。果実があった場所なので密集しています。
(2015年4月5日)


Kiwi Koryoku Germinated
かなり広範囲です。
(2015年4月5日)


Kiwi Koryoku Germinated
最初に発芽した場所では、だいぶ淘汰されてきました。
(2015年4月5日)


Kiwi Koryoku Germinated
その近くの場所でも本葉が出てきました。
(2015年4月5日)


Kiwi Koryoku Germinated
そこそこ大きくなってきましたが(写真右側)、鉢植えの方に追い越されてしまいました。
(2015年5月14日)


Kiwi Koryoku Germinated
もう一つのプランターの方でたくさん発芽していた分は、ほとんど枯れることなくそのまま大きくなってきました。
(2015年5月14日)


Kiwi Koryoku Germinated
結局、後発だった鉢植えの方が栄養状態が良かったようです。密集している割にはけっこう生長しました。
(2015年5月14日)


これらは畑に植えて大きくなったとしても、花が咲くまでは雄か雌かわかりません。成長速度が遅い方が雌である確率が高いというような話もネットで見たことがあります。雄だったとしても授粉樹として役立つでしょう。また、接ぎ木と違って元の果実とは異なるものができるでしょうから、それはそれで楽しみです。
苗が小さいうちに植え替えると枯れることが多いような気がします。なので、ある程度生長させてから移植するのがよいように思います。



Kiwi Koryoku Germinated
よく育ったのは結局鉢植えの10本近くある香緑でした。繁りすぎて水や養分が十分ではなくなってきたようです。そこで、最も生長した1本に絞りました。残りは根元から切って、蔓は刻んで鉢の中の土の上に置きました。
(2015年7月28日)


Kiwi Koryoku Germinated
かなりさっぱりしました。ネクタリンファンタジアの実生は順調に育ってきました。アケビの苗はあまり育っていませんが、除去せずにそのまま残しておきます。
(2015年7月31日)


まとめ


キウイの果実を買ってきて腐らせてしまった場合は、ダメ元で種を蒔いてみましょう。果肉がついたままで土の上に置いていてもけっこう発芽します。全てが同じように育つかというとそうではなく、自然淘汰されていくような感じです。小さいうちに移植すると枯れやすいので、ある程度生長したら(最低でも数cm)、土ごと移植すると枯れにくいというのが私の経験から得た知見です。ただ、キウイにはオスとメスがあるので、実が生るのはメス木です。メス木である確率は10%ぐらいという説もあります。興味のある人は試してみたら面白いかもしれません。ちなみにキウイ香緑の実生はオス木であったとしても、観賞用にも使えると個人的には思います。









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