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ムベの鉢植え栽培

Stauntonia Hexaphylla in a Pot.



栽培しやすさ ★★★★☆
おすすめ度 ★★★☆☆


ベランダで栽培しているムベについてのページです。実家で地植えしているムベの木にたくさん実が生ります。それを食べたあとの種をベランダのプランターの土の上に置いていたら、春に生って芽が出てきました。消毒や手入れをしなくても毎年ある程度生ってくれるので、栽培は楽な方だと思います。

ムベは別名、トキワアケビ(常葉通草)ともいいます。漢字では、郁子とか野木瓜と書きます。ムベはは同じ科のアケビに似ていますが、果皮はアケビに比べると薄く柔らかく、苦くありません。心皮の縫合線に沿って裂けることもありませんので、虫が入っている心配はありません。その点、アケビと違って食べる時に安心して食べられます。

2014年4月16日(水)、新しい芽が双葉の間に出てきました。

JapaneseMube
鉢植えしたムベ(No.1)
(2014年4月16日)


2014年4月19日(土)、新しい芽が伸びました。


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鉢植えしたムベ(No.1)。手前の2本は巨峰の実生。
(2014年4月19日)

2014年4月20日(日)、こんな調子であっという間に生長していきます。ただ、鉢植えでベランダで育てるのは、水の補給も含めてちょっと難しいかもしれませんが、その時は、地植えします。


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鉢植えしたムベ(No.1)。手前は巨峰の実生。
(2014年4月20日)


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鉢植えした苗があった元の場所。
蒔いた種が集中していたため、発芽も集中しました。
(2014年4月20日)


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鉢植えしたムベ(No.1)。手前は巨峰の実生。
(2014年4月23日)


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別の鉢植えしたムベ(No.2)。これも育ちそうです。
(2014年4月23日)


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鉢植えしたムベ(No.1)。1週間でだいぶ育ちました。
(2014年4月30日)

ベランダで鉢植えで育てていましたが、生長が止まってしまったような感じになりました。鉢の大きさが有限で、あまり根が張れないから上も育たないのだと思い、地植えすることにしました。最初のムベを植えた柿の木の根元に植えました。



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地植えする前の鉢植えしたムベ(写真左下2個)。
(2014年7月12日)


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地植えしたムベ(上の写真の右側)。
(2014年7月12日)


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地植えしたムベ(2つ上の写真の左側)。
(2014年7月12日)


2014年8月13日(水)、1ヶ月前(7月12日)に植えた苗が全部草刈り機の犠牲になっていました。そこで、割と大きくなっていた鉢植えがもう1本ありましたので、それを同じ場所に植えました。そして、草刈り機で刈られないように、棒を2本立てました。


Japanese Mube
この鉢植えムベを地植えします。
(2014年8月13日)


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草刈り機で刈られた場所に地植えしました。
(2014年8月13日)


Japanese Mube
地植えした当時より葉っぱが緑色になりました。
(2015年2月28日)


種から割と簡単に発芽し、しかも、苗はけっこうあっという間に生長します。これが野山のあちこちでムベが自生している所以でしょう。鳥や猿が果実を食べて、種を散蒔いてくれるからです。

このあと、悲しいことに、草刈り機で刈られてしまいました。雑草の中に隠れていて区別がつかないためです。目印に立てていた農業用ポールが短かったのも一因でしょう。

台風24号によるムベの木の被害状況と2018年の収穫 →









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