2022年に観察した野生のミシシッピアカミミガメ

上のアイキャッチ画像は2022年5月30日の夕方に公園横の住宅地の側溝にいたミシシッピアカミミガメ。(18:00撮影)

2022年5月30日が最初の観察になった2022年の野生のミシシッピアカミミガメの記録です。5月31日にも見ましたが、それからしばらく姿が見えませんでした。しかし、6月21日に21日ぶりに300メートルぐらい上流で姿を確認しました。

夕方の側溝で私を見て私が去るまでじっとしていると決めたミシシッピアカミミガメ(2022年5月30日)

ミシシッピアカミミガメ
公園横の小さい側溝に1匹のミシシッピアカミミガメがいました。昨日の夕方にはいなかったので、昨夜の雨で増水した時に用水路を流れてきたものと考えられます。甲長は20cm未満ぐらいと思われます。(2022年5月30日17:59撮影)

ミシシッピアカミミガメ
ミシシッピアカミミガメの部分を切り取って拡大しました。甲羅は黄色っぽいです。最初に見つけた時は首を伸ばしていましたが、私に気づいてからは警戒してキュッとなってしまいました。生活排水が流れて来ているので、洗剤が泡立っています。あとで調べてわかったのですが、この個体はここから300メートルほど下流のところにいたミシシッピアカミミガメと同一個体です。(2022年5月30日17:59撮影)

ミシシッピアカミミガメ
1枚前の写真よりは首が伸びています。昨年釣り針にかかっていたところを保護してリリースしたミシシッピアカミミガメとは同一個体ではないようです。そもそも用水路の系統が異なるので、ここにいるはずはありませんし、実際に見た目が違うのが私にはわかります。昨年のミシシッピアカミミガメの方が黒くて大きいです。(2022年5月30日18:00撮影)

夕方に公園の横の住宅地のところの側溝(用水路と繋がっているけれど稲作シーズンではない時期には水がほとんどない側溝)の水たまりのところにいた1匹のミシシッピアカミミガメを動画に収めました。昨日の夕方にはここにはいなかったので、昨夜の雨の時に用水路が堰き止められて水位が上がった時に流れ着いたものと考えられます。このミシシッピアカミミガメは発見当時は首が伸びていましたが、すぐに私に気づいたので動画の撮影を開始した頃にはすでに縮んでいました。私に存在を悟られない(ばれない)ようにじっとしていました。私が立ち去るまで遣り過ごそうという魂胆が見え見えでしたが、忖度してすぐに帰途に就きました。(2022年5月30日18:00撮影)(2022年5月30日公開)

翌朝にもまだいた(どこにも行きようがない)ミシシッピアカミミガメ(2022年5月31日)

ミシシッピアカミミガメ
翌日の早朝にもいたたミシシッピアカミミガメす。(2022年5月31日6:11撮影)

ミシシッピアカミミガメ
水たまりはここしかないし、どこにもいきようがないのだと思います。(2022年5月31日6:27撮影)

ミシシッピアカミミガメ
台所洗剤の泡がすごくてかわいそうです。(2022年5月31日6:29撮影)

ミシシッピアカミミガメ
雨が降ったら用水路に水が流されるので増水した隙に移動できるのですが・・・。ここには食べ物が全くいません。半年前はザリガニがたくさんいたのですが、だんだん減っていき、今は全くいません。洗剤の泡がすごくてかわいそうです。(2022年5月31日6:30撮影)

ミシシッピアカミミガメ
朝にもう一度見に行って来ました。ばれないようにデジカメをフェンスの隙間から入れてズームで撮影しました。まだ顔を上げていました。この大きさで黒化していなくて赤が鮮やかなのでメスのように見えます。(2022年5月31日9:41撮影)

ミシシッピアカミミガメ
ズームを少し戻して撮影しました。まだ顔を上げていました。(2022年5月31日9:41撮影)

ミシシッピアカミミガメも自治体によっては棲みにくくなってきたようです。おちおちキャッチ・アンド・リリースもできなくなりました。ただ、みんなが捨てるといけないから特定外来生物への指定はまだ見送られているようです。

21日ぶりにミシシッピアカミミガメの姿を確認(2022年6月21日)

ミシシッピアカミミガメ
5月31日以来姿が見られなかったミシシッピアカミミガメが21日前の場所から300メートル上流の用水路に現れました。段差が2ヶ所もあるのですが、21日間で移動してきていました。(2022年6月21日17:56撮影)

ミシシッピアカミミガメ
ミシシッピアカミミガメの部分を拡大しました。同一個体であることは背中の特徴的な模様が決め手になりました。(2022年6月21日17:56撮影)

5月31日に最後に姿を見たミシシッピアカミミガメが、用水路の300メートル上流にいました。私をじっと見てしばらくしたら水に潜って数メートル移動して、また私の方をじっと見て、また潜っての繰り返しで30分ぐらい観察していました。その時撮影した動画9本のうちの最初の1本です。(2022年6月21日17:32撮影)(2022年6月21日公開)

ミシシッピアカミミガメ
撮影者の方に近づいてきました。特に怖がっている感じは受けませんでした。(2022年6月21日17:32撮影)

3メートルまで近づいても逃げなかったミシシッピアカミミガメ(2022年6月21日)

21日ぶりに再開した用水路に浮かんだミシシッピアカミミガメにガードレールを超えて近づいてみました。3メートルほどの距離まで近づいてみたのですが、逃げずにこちらを観察していました。(2022年6月21日17:34撮影)(2022年6月22日公開)

ミシシッピアカミミガメ
上の動画撮影を終了後、下流の方に顔だけ出しました。横顔が三角形に見えます。この顔の上げ方は昨年のミシシッピアカミミガメもそうだったので、ミシシッピアカミミガメの一般的な特徴と言ってもよいかもしれません。(2022年6月21日17:35撮影)

ミシシッピアカミミガメ
ミシシッピアカミミガメの部分を拡大しました。(2022年6月21日17:35撮影)

ミシシッピアカミミガメ
さらに下流の方に移動して頭を出しました。(2022年6月21日17:38撮影)

ミシシッピアカミミガメ
ミシシッピアカミミガメの部分を拡大しました。(2022年6月21日17:38撮影)

ミシシッピアカミミガメ
さらに下流の方に移動して頭を出しました。(2022年6月21日17:44撮影)

ミシシッピアカミミガメ
ミシシッピアカミミガメの部分を拡大しました。(2022年6月21日17:44撮影)

左後脚でバランスをとっているミシシッピアカミミガメ(2022年6月21日)

ミシシッピアカミミガメ
今度は上流の方に移動して頭を出しました。(2022年6月21日17:45撮影)

ミシシッピアカミミガメ
ミシシッピアカミミガメの部分を拡大しました。(2022年6月21日17:45撮影)

けっこう水面が風邪で波立っている用水路でミシシッピアカミミガメが左後ろ脚を使ってバランスをとっている様子を動画に収めました。3分以上私の方に注意を注いでいました。(2022年6月21日17:48撮影)(2022年6月22日公開)

スッポンに近づいてきたミシシッピアカミミガメ(2022年6月21日)

スッポン
夕方の用水路で1匹のスッポンが空気を吸うために水面に上がってきて側壁にもたれかかっていました。(2022年6月21日17:54撮影)

2022年になって観察した野生のスッポンで13匹目になる個体が、用水路のコンクリートの壁にもたれていました。そこにミシシッピアカミミガメがやってきました。するとスッポンはすぐにどこかに行ってしまいました。そのままミシシッピアカミミガメの撮影を50秒間続けました。(2022年6月21日17:55撮影)(2022年6月21日公開)

ミシシッピアカミミガメ
動画に映っている場所から数メートル下流のところに現れました。(2022年6月21日17:56撮影)

ミシシッピアカミミガメ
ミシシッピアカミミガメを拡大しました。(2022年6月21日17:56撮影)

ミシシッピアカミミガメ
水に潜って下流の方に5メートルほど移動して姿を現しました。(2022年6月21日18:00撮影)

ミシシッピアカミミガメ
ミシシッピアカミミガメを拡大しました。(2022年6月21日18:00撮影)

近寄ってきたミシシッピアカミミガメ(2022年6月22日)

ミシシッピアカミミガメ
今日の夕方もミシシッピアカミミガメが中央の深いところにいました。昨日よりも水位が上がって溝の両岸のコンクリートも水没しています。(2022年6月22日17:13撮影)

ミシシッピアカミミガメ
ミシシッピアカミミガメの部分を拡大しました。(2022年6月22日17:13撮影)

ミシシッピアカミミガメ
テトラレプトミンJumboが1個だけあったので投げたらミシシッピアカミミガメの目の前に流れてきたので食いつきました。(2022年6月22日17:14撮影)

ミシシッピアカミミガメ
ミシシッピアカミミガメの部分を拡大しました。(2022年6月22日17:14撮影)

ミシシッピアカミミガメ
テトラレプトミンJumboが口に挟まっているのがわかります。(2022年6月22日17:14撮影)

ミシシッピアカミミガメ
テトラレプトミンJumboを食べ終わって、さらにこちらに向かって動き始めました。この続きは下の動画にあります。(2022年6月22日17:14撮影)

昨日から用水路の上流にいるミシシッピアカミミガメが今日はかなり近づいてきました。エサを期待していたと思われます。こんな人懐こいミシシッピアカミミガメを捨てるなんて、ひどい飼い主だと思います。(2022年6月22日17:15撮影)(2022年6月22日公開)

ミシシッピアカミミガメ
もうエサはなかったのですが、もらえないと悟ったのか、離れていきました。(2022年6月22日17:15撮影)

ミシシッピアカミミガメ
このあと上流の方に10メートルほど移動して水草の蔭に隠れました。(2022年6月22日17:16撮影)







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