飼育している多数のオイカワの中に1匹いたカワムツ

上のアイキャッチ画像はカワムツです。自分が飼っている魚の中にカワムツがいることに気づいたのは2019年3月10日です。

用水路のカワムツ(2018年5月28日)

カワムツと思われる魚の動画です。

用水路にハヤがたくさんいました。カワムツに見える個体もいますが、ほとんどはオイカワのようです。(2018年3月20日17:43撮影)(2018年3月21日公開)

実際のところ、用水路にいるカワムツと思われる魚はオイカワである可能性が高いので、上記の動画は参考データにとどめます。

その後もその支流でいろいろと捕まえた魚の中にはカワムツは上記のアイキャッチ画像にあるように、最低1匹は確認できました。しかし、家の付近の用水路ではカワムツの個体数はオイカワに比べるとかなり少ないといえます。ちなみに実際に捕獲して確認した魚はメダカオイカワコイフナナマズカマツカドンコタモロコタナゴライギョギギヨシノボリ、カダヤシ、ドブガイスッポンカワムツです。カワムツとよく似たヌマムツは今のところ存在は確認できていません(2018年11月までの結果)。

百均で買ってきた金魚鉢に入れている網で捕獲したカワムツ(2018年9月20日)

カワムツ網で捕獲したものを百均で買ってきた金魚鉢に入れています。この時点ではオイカワだと思っていました。(2018年9月20日7:16撮影)

カワムツが水槽No.3の中に1匹いることが判明(2019年3月10日)

オイカワだと思っていた魚のうちの1匹がカワムツであることに気づきました。カワムツはいないと思い込んでいたので、ずっと気づきませんでした。やはり思い込みは怖いです。

カワムツ↑カワムツとオイカワ。(2019年3月10日11:40撮影)

カワムツ↑カワムツとオイカワ。(2019年3月10日11:40撮影)

カワムツとオイカワとメダカ↑カワムツ(奥)とオイカワ(中央)とメダカ(右端)。(2019年3月10日11:41撮影)

カワムツとメダカとオイカワ↑メダカ(中央)とカワムツ(右)とオイカワ。(2019年3月10日11:41撮影)

カワムツとオイカワ↑カワムツ(中央)とオイカワ(手前の1匹と下の2匹)とメダカ(右上の2匹)。(2019年3月10日11:41撮影)

水槽No.3の中で飼っているオイカワとメダカの中に1匹のカワムツがいることに気づきました。その様子を動画に収めました。背びれが少し赤くなっている魚がそれです。オイカワはもっと銀色っぽいですが、カワムツは少し暗い色合いで、側線がオイカワにはない少し黒っぽい線です。(2019年3月10日11:45撮影)(2019年3月10日公開)

カワムツの魚体が1つ前の動画より鮮やかに映っています。このカワムツはだいたいこの辺りをウロウロしていることが窺えます。カワムツが画面中央から消えてから子スッポンが隠れていた丸太のオーナメントから出てきて空気を吸うために浮上していきました。このカワムツは子スッポンの餌になってほしくはないですが、このままこの水槽で飼い続けることにします。このNo.3の水槽が3つの中で最も安定していて水質や病気のトラブルがほとんどないからです。(2019年3月10日11:47撮影)(2019年3月10日公開)

まとめ(2019年3月10日現在)

うちの近所の用水路ではタモロコはかなり珍しかったですが、カワムツはもっと珍しいです。でも、帰省して渓流釣りに行けばカワムツばかり釣れます。場所によって棲む魚も違うのですね。私はタモロコは近所の用水路で捕獲するまでは見たことはありませんでしたし、その存在も知りませんでした。カワムツとよく似たヌマムツもその存在も知りませんでした。

早朝に撮影した水槽No.3のカワムツとオイカワとメダカ(2019年3月11日)

カワムツとオイカワとメダカ↑写真中央の少し下に写っているきれいな魚体で部分的に赤い魚がカワムツです。(2019年3月11日7:24撮影)

カワムツとオイカワとメダカ↑写真の中央より少し左下の大きな魚がカワムツです。写真中央付近の左向きの魚はオイカワです。よく似ているのでよく見ないと間違います。側線の濃さが違います。(2019年3月11日7:24撮影)

カワムツとオイカワとメダカ↑写真中央から少し下に写っている左向きの赤っぽい魚がカワムツです。これら3枚のカワムツは同じ個体です。(2019年3月11日7:25撮影)

水槽No.3の中で飼っているカワムツとオイカワとメダカが朝日の中で映えていました。その背景色は太陽が出ているときはオレンジ色っぽくなります。動画の中で最も大きい1匹がカワムツです。側線がはっきりしています。(2019年3月11日7:24撮影)(2019年3月11日公開)

水槽内で同じところを行ったり来たりしているカワムツ(2019年3月10日)

カワムツとタモロコとオイカワとメダカ↑写真の左側に写っているのがカワムツです。右側はタモロコ。その上に写っているのはオイカワで、その上に写っているのはメダカです。(2019年3月11日11:24撮影)

カワムツとオイカワとメダカ↑写真の中央に写っているのがカワムツです。その下はオイカワで、いちばん上に写っているのはメダカです。(2019年3月11日11:24撮影)

カワムツとオイカワ↑写真中央に写っているいちばん大きいのがカワムツです。この写真ではその他の魚はオイカワです。(2019年3月11日11:27撮影)

カワムツとオイカワ↑写真中央に写っているいちばん大きいのがカワムツです。その下の大きい魚はオイカワです。オイカワは黒い側線の上に光った線がありますが、カワムツにはありません。(2019年3月11日11:27撮影)

カワムツとオイカワ↑写真中央に写っているのがカワムツで、その他の魚はオイカワです。カワムツは背びれが部分的に赤いです。(2019年3月11日11:33撮影)

水槽No.3の中に1匹だけいたカワムツが、他の魚たちをかいくぐって同じところを行ったり来たりしている様子を動画に収めました。オイカワがやメダカがほとんど移動していないのと対照的です。(2019年3月23日11:31撮影)(2019年3月23日公開)

カワムツの側線と正面から撮った顔(2019年4月3日)

カワムツ↑カワムツの正面から撮った顔。(2019年4月3日8:06撮影)

カワムツ↑カワムツの側線と背びれの色がわかる写真です。(2019年4月3日8:07撮影)

カワムツ↑カワムツの顔付近に焦点が合っています。(2019年4月3日8:07撮影)

カワムツ↑カワムツの背びれが部分的に赤いことがわかります。(2019年4月3日8:08撮影)

掃除した水槽No.3の中のカワムツ(2019年5月11日)

掃除した水槽No.3の中で泳いでいる1匹のカワムツを動画に収めました。泳ぎは速いです。(2019年5月11日17:45撮影)(2019年5月11日公開)

カワムツが水槽No.3の中を行ったり来たりして泳ぎ回る様子(2019年5月11日)

カワムツカワムツの左側面を撮影。(2019年5月12日8:34撮影)

カワムツカワムツの右側面を撮影。(2019年5月12日8:36撮影)

ある晴れた朝にカワムツが水槽No.3の中を行ったり来たりしているところを動画に収めました。(2019年5月12日8:39撮影)(2019年5月12日公開)

カワムツオイカワ(下)と比べるとカワムツは側線が濃いことがわかります。(2019年5月12日8:40撮影)

カワムツ魚体に日光が当たると側線の黒とのコントラストが際立ちます。(2019年5月12日8:41撮影)

カワムツ尾ひれの付け根が少しゆがんでいるのがわかります。(2019年5月12日8:41撮影)

もう7ヶ月以上生きているカワムツ(2019年6月10日)

カワムツ水槽内をぐるぐる動き回っているカワムツ。(2019年6月10日7:01撮影)

カワムツカワムツの側線はオイカワのそれより濃いことがわかります。(2019年6月10日7:01撮影)

2018年11月5日に飼い始めてからもう7ヶ月以上生きているカワムツが水槽No.3の中をぐるぐる泳ぎ回っているところを動画に収めました。(2019年6月10日8:39撮影)(2019年6月10日公開)

スッポンのそばにいるカワムツ(2019年6月16日)

カワムツ子スッポンがいつもいる場所にいるカワムツ。襲われないのかと不安になります。(2019年6月16日17:14撮影)

夕方の用水路にいた卵を持ったカワムツ(2019年6月21日)

夕方に用水路の側壁に沿って泳いでいたカワムツが卵を持っているように見えました。エサを探しているようです。(2019年6月21日17:46撮影)(2019年6月21日公開)

酸欠状態にあるカワムツ(2019年7月19日)

カワムツ呼吸が苦しいのか、水面付近に上がってきたカワムツ。2018年11月5日から飼っている1匹なので心配です。でも、結局夕方ごろには元気に泳いでいました。良かったです。酸欠の原因は水換えです。経緯は次の動画のキャプションに記述しています。(2019年7月19日15:19撮影)

水槽No.3の水を半分入れ替えたため酸欠状態になってしまったようです。1匹だけいるカワムツが特に苦しそうにしていました。しかし、結果的には後で復活していました。水槽内はいくらバブリング(エアレーション)しているとはいえ、一度にたくさんの水を置換するのはよくないようです。入れる側の水はPETボトルに汲み置きしている水なので溶存酸素が少ないからです。特に今は夏場なので水温が高いため、溶存酸素は少ないです。炭酸飲料がそうであるように、一般に気体の水への溶解度は温度が高いほど下がります。(2019年7月19日15:20撮影)(2019年7月19日公開)

水槽の中で一生を終えたカワムツ(2019年7月24日)

カワムツ最近いまひとつ元気がないと思っていたら、夕方、水槽の底に沈んでいました。最初はオイカワかと思ったのですが、1匹しかいなかったカワムツでした。写真は水草の上に載せて撮ったものです。9ヶ月近く生きてくれたと思います。いつもの勇姿が見れなくなって寂しいです。(2019年7月24日17:06撮影)

まとめ(2019年7月24日)

飼い始めてまだ1ヶ月あたりで尾ひれの付け根あたりが少し曲がっていたのですが、それは子スッポンに襲われてなったものだと思われます。最近は魚体も大きくなって顔も精悍になってきていました。けっこうかっこいいと思っていました。またいつか飼えればいいですが、それは人間のエゴで、危険でも自然の中で一生を終えるのが幸福かもしれませんね。







関連記事

  1. 近所のスズメの観察2014

  2. 2匹目のスッポンの飼育1189日目以降の観察記録と賢さがわかる挙動(2022年2月)

  3. 近所の用水路のメダカの観察(2021年〜2022年)

  4. 2021年に観察した野生のスッポンの記録(13匹目〜17匹目)

  5. バラタナゴ の幼魚の飼育

  6. スッポンの卵が孵化するまでの過程の観察とその後

  1. 夕方のウォーキングによる体重と体調の管理(2024年4…

  2. 夕方のウォーキングによる体重と体調の管理(2024年3…

  3. 夕方のウォーキングによる体重と体調の管理(2024年2…

  4. ビリルビン(Bilirubin)のIUPAC名を自分なりに付け…

  5. 夕方のウォーキングによる体重と体調の管理(2024年1…

  1. 通算6匹目のすっぽんの目が新鮮な水道水で白濁してし…

  2. 観察した近所の公園のチョウトンボの観察(2022年〜2…

  3. 激しい喧嘩のあとに皮膚病になっていた2020年に観察…

  4. 2020年に観察した5匹目と6匹目の野生のスッポン

  5. 図鑑で見つけることができていなかった珍しい小鳥は…

  1. 減量におけるウォーキングの効果の検討(2021年4月)

  2. 激しい喧嘩のあとに皮膚病になっていた2020年に観察…

  3. 2020年に観察した5匹目と6匹目の野生のスッポン

  4. 40分以上喧嘩していた2020年に観察した3匹目と4匹目…

  5. ウグイスが気を失ったあとに回復していく過程の観察

アーカイブ

カテゴリー