2022年に偶然撮れたお気に入りの自然の一発録り動画

↑上のアイキャッチ画像は2022年1月10日の夕方に近所の公園のところの用水路の橋の下の浅瀬で魚をつついて漁をしているコサギ。水飛沫が上がっています(17:44撮影)。ちょうどこの時は魚を捕らえていたことが下の動画でわかりました。

2022年に撮影した自然の一発撮り動画の中で偶然にしてはうまく撮れたと思うものを随時紹介していきます。このような動画は100本撮って1本あるかどうかですが、2022年はどうなるか自分でも楽しみです。

CONTENTS

用水路の橋の下で魚を捕らえてくちばしに挟んだまましばらく待って飲み込んだコサギ(2022年1月10日)

夕方に用水路の本流の橋の下に移動したコサギが上の写真で魚を捕らえたようで、直後に撮影を始めたこの動画でくちばしに挟んでいます。くちばしの先で魚が動いているのがかすかにわかります。このあと器用に飲み込むのが喉の動きでわかります。そのあと、私の気配に気付いたようで警戒して飛んで逃げてしまいました。その一連の様子を動画に収めました。食べている時は注意力が散漫になっているような気がします。(2022年1月10日17:45撮影)(2022年1月10日公開)

夕方の用水路の浅瀬で獲物を狙っているコサギの観察(2021年11月〜)はこちら →

夕方の用水路の淵のところで魚を捕らえて飲み込むアオサギ(2022年1月14日)

夕方の用水路でアオサギが下流から歩いてきて淵のところで止まって魚を捕らえて飲み込むところが1分30秒〜1分37秒のところに映っている動画です。くちばしに魚を捕らえていて、飲み込むところも喉の動きでわかります。(2022年1月14日17:48撮影)(2022年1月15日公開)

近所の用水路やため池にいるアオサギの観察結果(2020年〜2021年)はこちら →

スポイトで水槽内の掃除をする時に協力してくれる飼育1164日のスッポン(2022年1月12日)

飼育1164日のスッポンが以前からガラス水槽内の水の中のふんや食べ残しを私がスポイトで吸い取って掃除する時に必ず手足をピーンと伸ばして体を浮かせるようにすることに気付いていました。今日はそれを初めて動画に収めました。このスッポンは汚れた水が嫌いで、夕方になると水槽から上げてくれというアピールがすごいです。このスッポンはスポイトで食べカスやふんを吸い取ってもらえるということを学習していています。スポイトを水槽に入れるところから見ていて、スポイトが水に入する前から動き始めて手足を伸ばします。この手足をピーンと伸ばして固まる行動は毎回のことです。私が毎日行なっているルーティーンの中で学習して、条件反射でこのような行動になっていると思われます。この動画の中では最初にスポイトを後方に持って行ったので尻を浮かせています。そのあと左側の前足と後ろ足の間にスポイトの先を持っていくと左側の体を浮かせているのが確認できます。いつもは右側も同様に浮かせてくれるのですが、たまたまこの動画撮影時はうまく撮れませんでした。今後もっと良い動画が録れたら改めてアップロードするつもりです。私が作業をやめるとすぐに通常の緩んだ体勢に戻ります。(2022年1月12日10:38撮影)(2022年1月12日公開)

このスッポンの高い理解力を窺わせるその他の動画はこちら →

飼育1168日のスッポンが水槽内を掃除するのを手伝ってくれる行動の再現性をピンセットで確認(2022年1月16日)

飼育1168日のスッポンが水槽内を掃除するのを手伝ってくれていることを確認するために、スポイトではなくピンセットを用いてふんや食べカスを取り除くふりをしてみました。スポイトを用いた場合はそのような挙動はずっと前から確認されていたにもかかわらず、それが単にスポイトというものに反応しているのか、スポイトでゴミを吸い取ること、すなわち掃除という目的を認識しているのかがわからなかったからです。今日の実験の結果、ピンセットを用いてもスポイトを用いた場合と同様の行動が確認できました。すなわち、飼育1168日のスッポンがいるガラス水槽にピンセットを入れるとすぐに動きをやめました。まもなく手足を伸ばして固まりました。スッポンの体の右側にピンセットを持っていくと右側を若干浮かせました。同様に左側に持っていくと若干だけど左側を浮かせました。最後にピンセットを甲羅の後方(尻尾の近く)に持っていくと尻を浮かせるような体勢を取りました。これらのことから、このスッポンはスポイトだけに反応しているわけではなく、ピンセットにも反応することがわかりました。すなわち、スポイトやピンセットを用いる目的が掃除であることを理解していて、水の中の食べカスやふんをできるだけ取りやすいように手伝ってくれているといえる行動です。ルーティーンの中で覚えたのだと思います。(2022年1月16日15:05撮影)(2022年1月16日公開)

このスッポンの高い理解力を窺わせるその他の動画はこちら →

私がピンセットで水槽内の食べ残しを取り除いていることに気づいて手足を伸ばした飼育1170日のスッポン(2022年1月18日)

飼育1170日のスッポンが水槽の中で食べ残したサケの刺身の小片を私がピンセットで取り除き始めると、それに気づいたスッポンは手足を伸ばして固まりました。ピンセットが近くにある側の体を少し浮かせるようにして掃除しやすくなるようにしてくれました。そのリアクションを確かめるために後半は掃除しているふりをしている状態でした(一発撮りのためいつもアドリブです)。掃除をやめるとスッポンは終わったと認識し、すぐに動き始めました。水槽内の掃除はスポイトで吸い取ることが圧倒的に多く、ピンセットを使った撮影は今日が2回目です。今日はピンセットを用いた場合でもスポイトの時と同様の行動になることの再現性が確認できた形です。俄かには信じてもらえないかもしれないので、できるだけ証拠映像はアップロードしていきたいと思います。(2022年1月18日15:34撮影)(2022年1月18日公開)

このスッポンの高い理解力を窺わせるその他の動画はこちら →

たらいの中で自主的に満遍なく太陽光を浴びる日齢876日のスッポン(2022年2月27日)

日齢876日のスッポンをたらいに入れて西日の当たるベランダで日光浴させているところの動画です。(2022年3月3日15:38撮影)(2022年3月3日公開)

日齢861日以降の5匹のスッポンの飼育と観察(2022年)のその他の写真と動画はこちら →

夕方に公園内の桜の木の枝で至近距離で鳴いているニイニイゼミ(2022年6月30日)

1匹のニイニイゼミが夕方に公園の中のソメイヨシノの木の枝に止まっていました。近づいても逃げませんでした。しばらく観察していたら鳴き始めたので動画に収めました。ニイニイゼミは鳴くのを最後までやり遂げました。(2022年6月30日17:30撮影)(2022年6月30日公開)

近所の公園や住宅地で鳴いていたニイニイゼミに関するその他の写真と動画はこちら →

水位の下がった夕方の用水路でフナを捕らえて完食した2022年に観察した32匹目の野生のスッポン(2022年7月26日)

スッポン
用水路の支流の始まりのトンネルの入り口に1匹のスッポンがいましたが、砂煙を立てて姿を隠しました。(2022年7月26日17:54撮影)

スッポン
濁っている部分を拡大しました。(2022年7月26日17:54撮影)

スッポン
濁りがだんだん消えてきました。(2022年7月26日17:54撮影)

スッポン
すると、魚を咥えたスッポンの頭が現れました。この続きは次の動画へ。(2022年7月26日17:54撮影)

2022年に観察した32匹目の野生のスッポンは、中干しのため水田から水を一旦抜くために用水路の水位が下げられた日の夕方、支流の始まりのトンネルの入り口にいました。甲長は15cm前後ぐらいに見えました。そのスッポンが突然砂煙を上げて逃走したかと思いました。しかし、濁りが止んでくるとフナを捕らえているスッポンの頭が現れました。その場所にまだいました。そこから動画撮影をスタートしました。そのスッポンは魚を頭の方から食べ始めました。時々私の方が気になるようで、こちらの方に視線を注いでいましたが、また食べ始めてはこちらを見て中断してまた食べ始めての繰り返しでした。最後には完食して、本流の方に消えていきました。野生のスッポンが魚を捕獲して食べるところはこれまで見たことがなかったので、貴重な映像になりました。スッポンのまわりを大きいライギョがうろうろしていました。お零れに与ろうとしていたのでしょうか。(2022年7月26日17:58撮影)(2022年7月26日公開)

2022年に観察した野生のスッポンの記録(19匹目〜)に関するその他の写真と動画はこちら →

2022年に観察した51匹目の野生のスッポンが50匹目のスッポンに後ろから噛み付いて縄張りから追い出そうとしているところ(2022年8月13日)

2022年に観察した51匹目の野生のスッポンが50匹目のスッポンを追い払ってから住処に帰るところを動画に収めました。動画開始から1分あたりで背後から近付き、1分9秒あたりで一撃を食らわせます。すると小さい方のスッポンは1メートルぐらい弾き飛ばされるような感じで泳いで離れます。その後、小さい方のスッポンは向こう岸の方に移動しますが、そこでも大きい方のスッポンが背後から追ってきているのが2分49秒のところでわかります。自分の縄張りなのでしょうか、もう1匹を執拗に追い出そうとしているようです。スッポンも棲み分けが大変なんだなと思った一件でした。このあと、小さい方のスッンは私が見ていたので砂に潜ってしまいました。(2022年8月13日17:37撮影)(2022年8月13日公開)

2022年に観察した野生のスッポンの記録(49匹目〜)に関するその他の写真と動画はこちら →

窓ガラスの上で小さい蛾を捕食したヤモリ(2022年9月11日)

ヤモリ1匹のヤモリがリビングの窓ガラスの上に現れました。リビングの明るさに集まった昆虫を食べにきたようです。けっこう大きいヤモリで、10cmぐらい先にいる小さい蛾を狙っているようです。ちなみにヤモリがくっついていられるのはナノ(0.000000001メートル=1×10の-9乗メートル、すなわちナノはギガの逆数)のオーダーの大きさの多数の箆(へら)状のものが手のひらや足の裏にあって、その箆と壁との間にファンデルワールス力という分子間力が作用しているからです。ファンデルワールス力は分子間力の中では最も弱い力ですが、めちゃくちゃ多数の箆の集合体分の合計のファンデルワールス力では壁にくっつくことができます。しかも自分の意思で脱着可能なので歩くことができます。(私はナノテクの研究者です)(2022年9月11日19:52撮影)

夜にリビングの窓ガラスの上に1匹のヤモリが現れました。窓ガラスの上に集まった昆虫を食べにきたようです。私は室内から見ていたのでヤモリの腹部しか見えませんでしたが、ガラスの上に止まっている小さい蛾を捕食する瞬間を動画撮影することができました。口で捕まえる時に確実に捕らえるためか、ヤモリは右側に首を振っているのがアップロード前のオリジナル動画のスロー再生で確認できました。そのつもりでアップロード動画の19秒のところを見ると首をすばやく右側に振っていることがわかると思います。(2022年9月11日19:53撮影)(2022年9月11日公開)

2014年、2017年、2018年、2022年に観察したヤモリの写真と動画はこちら →

カワセミの求愛行動(2022年9月26日)

夕方の用水路のコンクリートの上に2羽のカワセミと1羽のアオサギの若鳥がいました。私はカワセミの方を中心に動画撮影をしていました。すると46秒あたりから求愛行動を録画することができました。左側のオスが右側のメスに口移しで魚を食べさせた後に2羽が向かい合って翼を広げてシンクロしました。このあと近所の子供が来るまで20分近くいました。(2022年9月26日17:17撮影)(2022年9月26日公開)

用水路で魚を狙っているカワセミの観察(2019年12月〜2022年9月)はこちら →

用水路の淵の中で小さい滝の上のフナの一団を捕食しようとしている数匹の大きいナマズ(2022年4月27日)

夕方の用水路の小さい滝の上の浅瀬でフナの一団が波を立てながらバシャバシャ泳いでいました。その滝の下の淵の中では50cmぐらいの大きいナマズが何匹もいて、泳いでいるフナが間違って落ちてくるのを狙っているように見えました。(2022年10月1日17:27撮影)(2022年10月1日公開)

近所の用水路にいる大きいナマズの2022年の観察結果はこちら →

2019年〜2022年の用水路のフナの観察結果はこちら →

用水路の淵の中からフナを捕食しようとしている数匹の大きいナマズを下流の方から動画撮影(2022年4月27日)

用水路の淵の中にいる数匹の大きいナマズを滝よりも少し下流のところから動画撮影しました。この角度からだと大きいナマズがよく見えました。特に大きい頭が3個並んでいるところは圧巻でした。滝から落ちてくるフナを狙っているように見えました。(2022年10月1日17:32撮影)(2022年10月1日公開)

近所の用水路にいる大きいナマズの2022年の観察結果はこちら →

体の右側を持ち上げることによって水槽内の掃除を手伝ってくれる飼育1143日のスッポン(チビチビチビ)(2022年12月29日)

飼育1143日のスッポンのチビチビチビが入っているプラスチック容器内のふんや食べカスを私がスポイトで吸い取る時に、体の右側を持ち上げることによって水槽内の掃除を手伝ってくれるところを動画に収めました。昨日も同じ行動が見られたので、今日は吸い取るふりをしてスポイトを少し大げさに動かして見ました。よって、ゴミを吸い取るのはあまりうまくいっていませんが、動画撮影を優先した形です。最近よく見かけたので気づきました。再現性はあります。ただ、左側を持ち上げることは得意ではなさそうです。(2022年12月29日8:47撮影)(2022年12月29日公開)

2019年に保護した5匹目の赤ちゃんスッポンの2022年以降の飼育記録はこちら →







関連記事

  1. 近所の用水路や公園のため池にいるカルガモの観察(2021年〜2022年)

  2. 木より高いところを飛んでいるチョウトンボ

  3. ハクセキレイの観察2019

  4. 2020年に観察した41匹目から50匹までの野生のスッポン(2020年10月1日〜24日)

  5. 2021年に観察した野生のスッポンの記録(33匹目〜38匹目)

  6. 2020年3月に最初に保護した甲長7cmの子スッポンの2年3ヶ月後からの飼育記録

  1. 夕方のウォーキングによる体重と体調の管理(2024年4…

  2. 夕方のウォーキングによる体重と体調の管理(2024年3…

  3. 夕方のウォーキングによる体重と体調の管理(2024年2…

  4. ビリルビン(Bilirubin)のIUPAC名を自分なりに付け…

  5. 夕方のウォーキングによる体重と体調の管理(2024年1…

  1. 通算6匹目のすっぽんの目が新鮮な水道水で白濁してし…

  2. 観察した近所の公園のチョウトンボの観察(2022年〜2…

  3. 激しい喧嘩のあとに皮膚病になっていた2020年に観察…

  4. 2020年に観察した5匹目と6匹目の野生のスッポン

  5. 図鑑で見つけることができていなかった珍しい小鳥は…

  1. 減量におけるウォーキングの効果の検討(2021年4月)

  2. 激しい喧嘩のあとに皮膚病になっていた2020年に観察…

  3. 2020年に観察した5匹目と6匹目の野生のスッポン

  4. 40分以上喧嘩していた2020年に観察した3匹目と4匹目…

  5. ウグイスが気を失ったあとに回復していく過程の観察

アーカイブ

カテゴリー