2021年の自然の一発撮り動画の中でうまく撮れたと思うもの

アイキャッチ画像は2021年5月16日に近所の住宅地にあるため池で、いつものミシシッピアカミミガメに餌をやりに行ったら一緒に餌をもらうようになった野生のスッポン。私が帰る間際に2匹並んで餌を催促しているところの写真。向かって左がスッポンで、右がミシシッピアカミミガメ。(2021年5月16日18:21撮影)

2021年に撮影した自然の一発撮り動画の中でうまく撮れたと思うもの19本を紹介しています。随時追加していきます。このような動画は100本撮って1本あるかどうかです。遭遇する確率は1%未満です。

CONTENTS

梅の花が咲いている梅の木に止まって蜜を吸っているメジロ(2021年2月7日)

梅の花が咲いている梅の木に止まって蜜を吸っているメジロ。メジロがよく小さな群れで花の蜜を食べに来ているのを見かけます。この動画では1羽のメジロに焦点を当てて、小梅の花が咲いた小枝にぶら下がったりしながら不安定な体勢ながらも身軽に動き回る様子を捉えることができました。(2021年2月7日13:10撮影)

メジロのその他の写真と動画はこちら →

夕方の公園でミミズを3匹捕まえて飲み込んだツグミ(2021年2月9日)

夕方の公園でミミズを3匹捕まえて飲み込んだツグミ。この動画撮影の後には4匹目も食べました。これまで9年ぐらい動画撮影をして来ましたが、ツグミがこんなにたくさんのミミズを捕らえて食べるところは初めて見ました。夕方の薄暗い中でも土の表面で少しでも動くものを探し出すのがうまいという感想です。ツグミの優れた動体視力を裏付ける動画ではないでしょうか。(2021年2月9日17:54撮影)

2021年のツグミのその他の写真と動画はこちら →

用水路の浅瀬で足を交互に震わせながら歩いていたコサギ(2021年2月9日)

用水路の浅瀬で足を交互に震わせながら歩いていたコサギ。今回はメッシュフェンスの向こう側だったとはいえ、かなり近くでコサギが足を震わせながらゆっくり歩いているところを観察できました。足の指の黄色もはっきり確認できました。また、このコサギは数日連続で夕方のほぼ同じ時間帯にほぼ同じ場所(トンネルの入り口の流れの速い浅瀬)に現れました。コサギの一般的な行動パターンである可能性が高いのではないでしょうか。(2021年2月9日17:56撮影)

2021年1月から観察している近所の用水路のコサギについてはこちら →

コサギが用水路の浅瀬で逃げるオイカワを走って追いかけて捕獲して飲み込むまで(2021年3月26日)

上の動画のコサギと同一個体と思われるコサギがが夕方の用水路の浅瀬のところで魚を獲ろうとしていました。片足を震わせて藪から追い出した魚が逃げるのを走って追いかけて、くちばしで挟んで捕らえてすぐに飲み込むところがこの動画58秒から1分8秒までの10秒間に映っています。この捕らえられた魚はオイカワと思われます。この辺りはこの時期にはオイカワ以外はあまり見かけないからです。逃げるオイカワの軌跡が水面に映っています。オイカワは2匹逃げていて、1匹は一足先に石のところに隠れることができましたが、もう1匹は逃げ遅れていて浅瀬でコサギに捕まってしまいました。(2021年3月26日17:29撮影)(2021年3月26日公開)

2021年1月から観察している近所の用水路のコサギについてはこちら →

カラスから逃げるために私の方に飛んで来た3羽のコガモ(2021年4月6日)

上流の支流に飛んで逃げた3羽のコガモが夕方の用水路の支流の浅瀬で餌を食べていました。そこに1羽のカラスが飛んできました(動画にはカラスは映っていませんが、私が動画を撮影しながら肉眼で確認していました)。しばらくすると3羽のコガモが飛び立って私の方に飛んできました。そして、私のすぐ下の水に着水しました。そのまま撮影を続けると、今度は支流の方に10メートルほど飛んで私から離れていきました。カラスがいなくなったからです。この一連の行動の意味するところは、コガモはカラスから逃げるためにわざと私の近くまで飛んできて、カラスがいなくなったら私から逃げて行ったと解釈することができます。つまり、私よりカラスの方が怖かったということです。このあと下流域にいた2羽も飛んで来て合流し、いつもの5羽のグループになりました。よく私がここに来て観察している5羽なので、私が何もしないとわかっていてカラスから逃げるのに利用したのかもしれません。(2021年4月6日17:41撮影)(2021年4月6日公開)

この結論に至るまでの一連の流れについてはこちら →

電線に止まっているコサギが排泄する瞬間(2021年5月10日)

夕方に住宅地の道路沿いの用水路の上の電線に1羽のコサギが止まっていました。それをアパートの階段からデジカメで動画撮影しました。ずっと立っていたのですが、76秒あたりからしゃがみ始め、78秒のところで思い切り下に向かって排泄しました。そのあとまた足を伸ばして立っていました。コサギは排泄する時に足を曲げてしゃがみ込むということがわかりました。たまたまかもしれませんのでこれだけで一般性は論じられませんが、おそらく他の個体もそうだと思われます。少なくともこの個体はそうでした。しかし、こういうことが明らかになったとして誰得なのかはわかりません。(2021年5月10日17:07撮影)(2021年5月11日公開)

近所の用水路のコサギが浅瀬でオイカワを追いかけて捕獲する様子についてはこちら →

夕方のため池であたかも餌を待っていたかのような初めての野生のスッポンといつものミシシッピアカミミガメ(2021年5月14日)

夕方のため池でいつものミシシッピアカミミガメに餌をやりに来たら、いつもならミシシッピアカミミガメがいる場所に大きいスッポンがいるのに気づきました。そのスッポンの動画を撮影していたらいつものミシシッピアカミミガメもスッポンの背後から近づいきました。ミシシッピアカミミガメが誘ったのでhそうか、餌がもらえる場所があるよ、と(そんなことはないでしょうlol)。このスッポンは昨年ここでミシシッピアカミミガメの観察中に現れたスッポンと同一個体である可能性もあります。ただ、この池にはスッポンは他にもいるかもしれないので確証はありません。4連続の動画を見ると、臆病と言われているスッポンにしては勇気ある行動だったと思います。また来て欲しいと思いました。もしスッポンに1つだけ尋ねることができるとすれば、この場所にこの時間帯にいたのはミシシッピアカミミガメに教えてもらったからなのかと訊いてみたいです。(2021年5月14日18:05撮影)(2021年5月14日公開)

野生のスッポンが私の投入した人工餌を食べて帰るまでの4連続の動画とその合間に撮影した写真はこちら →

餌をもっと欲しいミシシッピアカミミガメとスッポンが上を見上げて訴えているところ(2021年5月16日)

もうそろそろ帰ろうと考えてデジカメの録画を停止する直前に、ちょうどスッポンとミシシッピアカミミガメが人工餌カメプロスプレミアムをもっと欲しいと訴えかけている動画が撮れました。2匹で上を見上げて私を見ていました。私は人握りのカメプロスプレミアムを投入して帰りました。また明日ねー。(2021年5月16日18:21撮影)(2021年5月16日公開)

ミシシッピアカミミガメと一緒に加工餌をもらって食べるスッポンに関する詳細ページはこちら →

夕方の用水路で大きいナマズを撮影中に突然現れた1匹のアオダイショウ(2021年6月1日)

夕方の用水路で6匹の大きいナマズを観察中に突然大きいヘビがデジカメのフレームに中に右側から現れました。そして用水路の支流の浅瀬を上がっていきました。(2021年6月1日18:03撮影)(2021年6月1日公開)

ヘビに関するその他の写真や動画はこちら →

たらいの中で日光浴しながら大の字になっている飼育946日のスッポン(2021年6月8日)

たらいの中で強制的に日光浴させられている飼育946日のスッポンを動画撮影しました。160秒あたりからと240秒あたりから方向を変えて満遍なく日光に当たろうとする様子が映っています。(2021年6月8日15:45撮影)(2021年6月8日公開)

2018年11月5日に保護した飼育通算2匹目のスッポンの飼育919日目(2021年5月12日)以降の飼育状況に関する詳細はこちら →

たらいの中で甲羅干ししながら伸びを始める飼育947日のスッポン(2021年6月9日)

たらいの中で強制的に日光浴させられている飼育947日のスッポンを動画撮影しました。2分8秒あたりから急に手足をピーンと伸ばし始めて、手足を伸ばしたままお尻も上げてじっとしていました。(2021年6月9日13:56撮影)(2021年6月9日公開)

2018年11月5日に保護した飼育通算2匹目のスッポンの飼育919日目(2021年5月12日)以降の飼育状況に関する詳細はこちら →

ミシシッピアカミミガメの逃げ方とスッポンの逃げ方はほぼ同じでした!(2021年6月16日)

最初の観察から6日目になる6月14日の夕方に、一昨日いた場所にいつもの緑がかった大きいミシシッピアカミミガメが水面にじっとしていました。ずっと動画撮影をしていると突然逃げました。その逃げ方はスッポンの逃げ方にそっくりでした。(2021年6月16日17:40撮影)(2021年6月16日公開)

2015年の野生のスッポンの観察はこちら →

最初の出会いから10日目の夕方に電線に止まっていた2羽のヒヨドリの巣立ち雛(2021年7月1日)

最初の観察から10日目になる夕方に2羽のヒヨドリの巣立ち雛が道路の上の電線に止まってピーピー鳴いていました。尻尾が伸びて成長していました。ヒヨドリの巣立ち雛はちょうど2週間ぐらいで親鳥から独立すると言われています。今日は私が最初にこの2羽と出会った日からちょうど10日です。近くに親鳥は見当たりませんでした。私はよくヒヨドリが独立するまでの最後の日に見かけることがあります。1つ目は2018年7月29日で、2つ目は2018年8月30日です。巣立ち雛の方が覚えていて最後に会いに来てくれているのではないかと思うくらいです。(2021年7月1日18:17撮影)(2021年7月1日公開)

2018年から始めたヒヨドリの観察はこちら →

用水路の浅瀬を泳ぐオイカワ群れの中に見られた産卵行動(2021年7月14日)

夕方の用水路の浅瀬でオイカワの群れが泳いでいました。時々婚姻色を帯びたオスが横たわるように体の側面を上にして光が反射していました。その行動はオイカワの産卵行動で、この動画の2分(120秒)付近から始まる箇所以外にも随所に見られました。(2021年7月14日18:06撮影)(2021年7月14日公開)

オイカワのその他の観察結果はこちら →

早朝の側溝にいたザリガニと子スッポンが出くわした時の行動(2021年7月25日)

2021年に観察した野生のスッポンの9匹目と同一個体と思われる子スッポンが早朝に水の減った住宅地の側溝を上流方向に移動してきて1匹のザリガニと出くわしました。その時の両者の行動を動画に収めることができました。ザリガニは急に止まって少し後ずさりし、子スッポンは驚いた様子もなく平然としていました。両者の力関係がわかります。ザリガニはスッポンを避けるようにぐるっと回って下流方向に歩いて行きました。(2021年7月25日7:24撮影)(2021年7月25日公開)

ザリガニのその他の観察結果はこちら →

2021年に観察した野生のスッポンについてはこちら →

夕方の用水路の浅瀬でササゴイが大きいオスのオイカワを捕獲して弱らせて飲み込むまでの一部始終(2021年7月27日)

夕方の用水路の浅瀬のところの中洲の砂の上に1羽のササゴイがいました。動画開始から39秒のところでおもむろに水の方に歩き出し、52秒で首を伸ばして頭から水の中に突進して何かをくちばしに挟んでいました。大きくてカラフルなオスのオイカワを捕らえたようです。そしてくちばしに挟んだまま約1分かけて弱らせて、それからから一気に飲み込みました。ここには婚姻色になったオスのオイカワがいます。それを一気に飲み込んで満足そうなササゴイでした。(2021年7月27日18:05撮影)(2021年7月27日公開)

ササゴイの2021年の観察結果はこちら →

早朝のため池でフナを捕獲するために飛び込もうとして水面までで思い留まったたササゴイ(2021年8月5日)

早朝のため池のコンクリートのスロープの上から1羽のササゴイが水面付近を泳いでいるフナの群れを狙っていました。ちょうど動画再生2分のところでダイブしましたが、カワセミのようなダイビングは見せずに足を水面につけただけで岸に戻っていきました。(2021年8月5日6:58撮影)(2021年8月5日公開)

ササゴイの2021年の観察結果はこちら →

午前中に建物の屋根で休んでいた4羽のコウノトリ(2021年10月2日)

快晴の日の朝、近所の企業の建物の屋上に4羽のコウノトリが止まっているところを建物の下から動画撮影しました。足環の色の組み合わせから、いつどこで生まれたかなどの詳細を知ることができるようになっています。(2021年10月2日9:43撮影)(2021年10月3日公開)

4羽のコウノトリの素性に関する詳細はこちら →

用水路で泳いでいるオイカワとフナと小さいコイの群れ(2021年10月30日)

昼前の用水路でオイカワとフナと小さいコイが1つの群れを形成して綺麗な模様を描きながら組織立って泳いでいる様子を動画に収めました。魚の種類は違っても一緒に協力して身を守ろうとしている行動に見えます。(2021年10月30日11:36撮影)(2021年10月30日公開)

2020年〜2021年のオイカワの観察結果はこちら →
2019年〜2021年のフナの観察結果はこちら →
2021年のコイの観察結果はこちら →

以上、2021年10月31日現在で2021年の自然の一発撮り動画の中でうまく撮れたと思うものを19本選びました。2021年はまだ2ヶ月残されているのでまだ増える可能性も残されています。しかしながら100本に1本あるかないかの低い確率なのでなかなかそうはいかないのが現状です。でもご期待ください。

2021年に撮影した自然の一発撮り動画を時系列で示したものはこちら ⇨







関連記事

  1. トンビ

  2. 明るい時に青く光って見える子メダカ

  3. 2021年元日に観察した少し色が変わっているハクセキレイ

  4. 青空で鳴いているヒバリ

  5. 2021年に観察した野生のスッポンの記録(1匹目〜4匹目)

  6. ベニトンボ

  1. 夕方のウォーキングによる体重と体調の管理(2024年4…

  2. 夕方のウォーキングによる体重と体調の管理(2024年3…

  3. 夕方のウォーキングによる体重と体調の管理(2024年2…

  4. ビリルビン(Bilirubin)のIUPAC名を自分なりに付け…

  5. 夕方のウォーキングによる体重と体調の管理(2024年1…

  1. 通算6匹目のすっぽんの目が新鮮な水道水で白濁してし…

  2. 観察した近所の公園のチョウトンボの観察(2022年〜2…

  3. 激しい喧嘩のあとに皮膚病になっていた2020年に観察…

  4. 2020年に観察した5匹目と6匹目の野生のスッポン

  5. 図鑑で見つけることができていなかった珍しい小鳥は…

  1. 減量におけるウォーキングの効果の検討(2021年4月)

  2. 激しい喧嘩のあとに皮膚病になっていた2020年に観察…

  3. 2020年に観察した5匹目と6匹目の野生のスッポン

  4. 40分以上喧嘩していた2020年に観察した3匹目と4匹目…

  5. ウグイスが気を失ったあとに回復していく過程の観察

アーカイブ

カテゴリー