キウイの発芽と生長(3)
Sprouting and Growing of Kiwi from Seeds in 2014.
栽培しやすさ | ★★★★☆ |
おすすめ度 | ★★☆☆☆ |
2012年の香緑の発芽、2013年の香緑の発芽に引き続き、3年連続のキウイの実生の栽培です。
2014年4月12日(土)、空いていた鉢に土を入れて、発芽したキウイ(香緑かゴールデンキングのどちらか不明)の苗を移植しました。このキウイは家で栽培して収穫したものです。
2013年秋に収穫したキウイで、腐った分を
プランターに放置していたら春に芽が出ました。
この写真は苗を掘り起こしたあとの様子です。
(2014年4月12日)
小さい鉢(No.1)に、買ってきた土を入れ、
キウイの苗を土とともに移植しました。
まだ水はやっていないので、土が完全に乾いています。
(2014年4月12日)
鉢(No.1)に水をたっぷりやりました。
元の土も少し持ってきて表面に置きました。
(2014年4月12日)
もう1つの鉢(No.2)にもキウイの苗を植えています。
これらも、香緑かゴールデンキングのどちらかです。
生ってみないとわかりません。
雄か雌かもわかりません。
(2014年4月11日現在)
2014年4月13日(日)、雨が降っています。鉢(No.1)にベランダで雨が降り、葉っぱに付いていた砂埃が洗い流されてきれいになりました。昨日より葉っぱが少し大きくなったように感じます。
鉢(No.1)にベランダで雨が降り、葉っぱに付いていた
砂埃が落ちてきれいになりました。
葉っぱが少し大きくなったように感じます。
(2014年4月13日)
もう1つの鉢(No.2)にもベランダで雨が降りました。
(2014年4月13日現在)
鉢(No.1)の方は残り1本になってしまいました。
ベランダが熱くなるため、乾燥に弱いようです。
横に巨峰を植えました。
(2014年4月25日)
もう1つの鉢(No.2)の方は、3本になってしまいました。
しかし、まあまあ育っていました。こちらは乾燥していなかったように思います。
(2014年4月25日現在)
2014年4月26日(土)、結局、ベランダの暑さと乾燥に耐えられなかったようです。枯れてしまいました。同じ鉢の中にあとで移植した巨峰の苗は生き残っていますが、キウイは萎びて枯れてしまいました。結局、2つの鉢のうち、No.1の方は枯れてしまいました。一方、No.2の方は2本生き残り、だいぶ育ってきました。香緑は、赤い産毛がきれいです。
鉢(No.1)の方はほぼ全滅となりました。
同条件でも巨峰は強いようです。
(2014年4月26日現在)
もう1つの鉢(No.2)の方は、だいぶ育ってきました。
3本以外にも出てきました。
(2014年5月14日現在)
もう1つの鉢(No.2)の方は、結局2本が生き残り、だいぶ育ちました。
(2014年6月26日現在)
香緑は赤い産毛とか、赤い葉柄が鑑賞に堪えます。
(2014年6月26日現在)
少しずつ確実に伸びています。
(2014年7月4日現在)
小さい方も伸びてきました。
(2014年7月5日現在)
2本目も勢いがついてきたようです。
(2014年7月8日現在)
ここ2〜3日で急に伸び始めたように感じます。地植えしたらもっとすごいことになるのでしょうね。
(2014年7月10日現在)
2014年7月19日(土)、だいぶ蔓が伸びてきて、不安定感があります。どこかに巻き付いて伸びていかないと、このまま直立は無理ではないかと思います。
蔓が急激に伸び始めました。どこかに巻き付きそうな感じです。
(2014年7月19日現在)
蔓がだいぶ伸びましたが、枝も出てきそうです。
(2014年8月3日現在)
葉っぱの付け根から芽(枝)が出てきています。
(2014年8月3日現在)
2014年8月12日(火)、分枝になる芽がだいぶ生長してきました。主鎖の先の方より、枝の方が生長が速いように思うくらいです。この先、苗が大きくなったら、根も張るわけですので、プランターでは大きさが足りなくなるのではと心配になります。その分、水もたくさん補給してやらないといけませんので。やはり、地植えを考えなければいけないかもしれません。
葉っぱの付け根から出た芽が生長しました。
奥の方はもう1本の苗のものですがかなり伸びています。
(2014年8月12日現在)
もう1本の苗の根元付近の芽です。
(2014年8月12日現在)
蔓の先の方もかなり伸びました。
(2014年8月12日現在)
2014年10月14日(火)、グリーンカーテンにしていた香緑を剪定し、プランターの土ごとビニール袋に入れて、実家に持ち帰り、富有柿の根元(ヘイワードの横)に植えました。2株あるので、どちらかにしてもよかったのですが、そのままプランターの土ごと穴の中にはめ込みました。
富有柿の根元に移植しました。ヘイワードは写真右上。
(2014年10月14日)
2014年10月時点と比べてだいぶ茎の上の方が枯れてきていましたが、下の方から蔓が伸びてきました。
(2015年5月2日)
新芽は赤い産毛が生えていて、赤く見えます。
(2015年5月2日)
これまでのまとめと今後の予定
香緑の実生は役に立たない可能性が高いですが、観賞用にはなかなかです。新芽のうぶ毛が赤く見えるのが何ともいえない感じです。他のキウイの木と違って、葉柄や若い葉っぱも赤くなります。キウイ香緑の実生がオスだったら、鉢植えで観賞用にするのもお勧めです。なぜ鉢植えかというと、地植えだったらめちゃくちゃ生長するからです。鉢植えだったら鉢の大きさでコントロールできます。