夕方の湿地帯でエサを探していたヘラサギの観察

↑上のアイキャッチ画像は2021年11月24日の夕方に公園に隣接する湿地帯でエサを探しながら歩き回っていたクチバシが長くて先端が平たいヘラサギ。(17:15撮影)

この記事ではクロツラヘラサギではなくヘラサギとして取り扱っています。上のアイキャッチ画像と下の7枚目の写真(6枚目/8枚)において、眼とクチバシの間に白っぽい部分があるように見えるからです。

夕方の湿地帯で歩き回りながら餌を探していたヘラサギ(2021年11月24日)

ヘラサギ
公園に隣接する湿地帯で夕方にエサを探して歩き回っていた白鷺とイソシギと思われる水鳥。大きい方の鳥は最初はコサギだと思っていたのですが、コサギよりクチバシが長く、先端がへら状になっていることが判明しました。(2021年11月24日17:12撮影)

ヘラサギ
コサギではなくヘラサギでした。拡大してみるとクチバシが平たいことが確認できます。これが先端がへら状になっていることがわかる写真の1枚目です(1枚目/8枚)。(2021年11月24日17:12撮影)

ヘラサギ
クチバシが長く、先端がへら状になっていることがわかる写真(2枚目/8枚)。(2021年11月24日17:12撮影)

ヘラサギ
クチバシが長く、先端がへら状になっていることがわかる写真(3枚目/8枚)。(2021年11月24日17:14撮影)

ヘラサギ
クチバシが長く、先端がへら状になっていることがわかる写真(4枚目/8枚)。(2021年11月24日17:15撮影)

ヘラサギ
クチバシが長く、先端がへら状になっていることがわかる写真(5枚目/8枚)。(2021年11月24日17:15撮影)

ヘラサギ
クチバシが長く、先端がへら状になっていることがわかる写真(6枚目/8枚)。眼とクチバシの間に白っぽい部分が確認できるので、クロツラヘラサギではなく、ヘラサギであると思われます。(2021年11月24日17:15撮影)

夕方の湿地帯で1羽のヘラサギがエサを探して歩き回っているところを動画撮影しました。この動画では1羽しか映っていませんが、3羽いました。セイタカシギ同様、私自身初めて見た鳥です。Freddie Mercuryの31回目の命日はヘラサギを初めて見た日でした。(2021年11月24日17:18撮影)(2021年11月24日公開)

ヘラサギ
クチバシが長く、先端がへら状になっていることがわかる写真(7枚目/8枚)。(2021年11月24日17:23撮影)

結果と考察(2021年11月24日現在)

今日はFreddie Mercuryの命日です。亡くなってからちょうど30年経ちました。そんな日の夕方、初めてヘラサギという鳥を見ることができました。この辺りで鳥の観察を始めてから7年ぐらい経ちますが、コサギ、アオサギ、ダイサギ、ササゴイ、ゴイサギは何度も見たことがあります。しかし、ヘラサギを見たのは今日が初めてでした。九州には数は少ないけれども毎年飛来するといわれていますが、今日はとても珍しいものを見ることができたような気がします。

遠くからでも歩きぶりで容易に見分けがつくヘラサギ(2021年11月26日)

ヘラサギ
夕方の湿地帯でエサを漁っていた1羽のヘラサギ。クチバシが長く、特徴的な動きで歩き回っているのでヘラサギとわかります。(2021年11月26日17:30撮影)

ヘラサギ
ヘラサギの部分を切り取って拡大しました。クチバシがコサギやダイサギよりも長いことがこの写真からも何となくわかります。しかし、動画を見るとその動きからヘラサギとすぐにわかります。(2021年11月26日17:30撮影)

ヘラサギ
水面に立っている波の様子から、このヘラサギがけっこう速く移動していることが窺えます。(2021年11月26日17:30撮影)

ヘラサギ
ヘラサギはクチバシを水に浸けたまま移動しています。(2021年11月26日17:30撮影)

夕方の湿地帯で1羽のヘラサギがエサを探して歩き回っているところを動画撮影しました。100メートルぐらい離れていて暗かったのですが、その特徴的な外見と動きから容易にヘラサギとわかりました。(2021年11月26日17:32撮影)(2021年11月26日公開)

ヘラサギ
ヘラサギは半径10メートルぐらいの範囲を移動していました。(2021年11月26日17:33撮影)

ヘラサギ
クチバシを開いているヘラサギ。(2021年11月26日17:33撮影)

夕方の湿地帯で羽根を整えているヘラサギ(2021年12月1日)

夕方の湿地帯で1羽のヘラサギが羽根を整え始めました。左側の奥にいるもう1羽のヘラサギはエサを探して歩き回っていました。(2021年12月1日17:08撮影)(2021年12月1日公開)

ヘラサギ
動画の中で羽根を整えていたのは右側のヘラサギです。エサを探していたヘラサギは左側の奥に写っています。(2021年12月1日17:08撮影)

まとめ(2021年12月15日現在)

ヘラサギはその特徴的な外見と歩き方から、遠くからでも容易に識別できることがわかりました。12月に入ってからも何度か飛んできているのを見ることができましたが、12月11日が見ることができた最後の日です(12月15日現在)。2021年はこれまで見たことがなかった鳥を見ることができて、そういう意味では良かったです(その他のことではあまり良い年だったとは言えませんが)。

首をまっすぐ伸ばして飛んでいたヘラサギ(2022年1月21日)

ヘラサギを撮ったけどボケてしまった写真
2022年1月21日の夕方17:53にいつもの湿地帯に来て夕焼け空を見ていたら、1羽の大きい鳥が南東方向に飛んでいくところでした。咄嗟のことで写真撮影は見事に失敗しましたが、写真中央近くの(写真中央から少し左下のところの)黒いものが飛んでいるヘラサギです。くちばしの特徴からここによく来ているヘラサギとわかりました。飛んでいる時の姿はコウノトリと同じように首がまっすぐ伸びた形でした。アオサギやコサギやダイサギは首をS字型に畳んでコンパクトな形で飛んでいるので、すぐにアオサギやコサギやダイサギとは違うとわかりましたが、くちばしが長く、先端がヘラ状になっていたのでヘラサギとわかりました。(2022年1月21日17:53撮影)

Twitterで見つけたヘラサギと思われる鳥の飛んでいる姿(2022年1月24日)

Twitterにヘラサギと思われる鳥が飛んでいるところの写真がありました。1月21日の夕方もこんな感じで地上15メートルぐらいのところを写真左斜め上に向かって飛んでいきました。首が真っ直ぐになっているのがわかります。

https://twitter.com/DinaRybeiro/status/1485214831011672065

あといくつかTweetを見つけました。

いずれの写真も飛んでいる時のヘラサギの首が伸びているのが確認できます。







関連記事

  1. 水槽No.2で通算2匹目と3匹目の子ブナの飼育の記録

  2. スッポンに関する記事一覧(時系列)

  3. 観察を始めてから10日目のヒヨドリの巣立ち雛

  4. 用水路にいるゴイサギの観察2020

  5. アジサイの葉っぱの上にいたコガネムシ

  6. 私に早く立ち去って欲しいと思っているのがわかるコサギの行動パターン

  1. 夕方のウォーキングによる体重と体調の管理(2024年1…

  2. 今日聴いたレコードとCDの記録(2024年12月)

  3. 近所の用水路にいる大きいナマズの観察2024

  4. 用水路にいるライギョの観察2024

  5. 用水路にいる野生のスッポンに加工餌をやってみた結果

  1. 通算6匹目のすっぽんの目が新鮮な水道水で白濁してし…

  2. 観察した近所の公園のチョウトンボの観察(2022年〜2…

  3. 激しい喧嘩のあとに皮膚病になっていた2020年に観察…

  4. 2020年に観察した5匹目と6匹目の野生のスッポン

  5. 図鑑で見つけることができていなかった珍しい小鳥は…

  1. 減量におけるウォーキングの効果の検討(2021年4月)

  2. 激しい喧嘩のあとに皮膚病になっていた2020年に観察…

  3. 2020年に観察した5匹目と6匹目の野生のスッポン

  4. 40分以上喧嘩していた2020年に観察した3匹目と4匹目…

  5. ウグイスが気を失ったあとに回復していく過程の観察

カテゴリー