
(2016年1月12日)
トップページ > フルーツを食べて種から育てる > ダイダイの種を植えました!
ダイダイ(橙)は、その名称から想像するに、色が橙色だからそんな名前なのかと思いました。実際調べてみると、果実が完熟すると見事なオレンジ色になることから、この名前がついているそうです。
また、「代々」家が栄えるということで、縁起がいいとされているようです。だから正月のしめ縄に使われたりするのですね。
味の方は、苦みが少しあって酸味もある感じで、普通にみかんとして食べてもそんなに美味しくはないかもしれません。さほど甘くはない感じで、印象としては苦いです。
私が最も興味を持ったのは、植え付けてから3年ほどで実をつけてくれるという点です。しかし、おそらくそれは接ぎ木の苗を植えた場合で、実生(種から育てた苗)はもっとかかるのではないかと思います。でも、実生でもカボスの実生ほどは年月はかからないかもしれません。
そこで、種を植えてみたいと思いました。わりと丈夫で育てやすいとのことなので、寒さの厳しい私の家の畑でも、育ってくれるかもと期待したわけです。樹勢が強いので、日当たりが悪くても育てることができるとのこと。私がこれまで植えた柑橘系の苗木はことごとく霜でやられて枯れてしまいましたが、霜が降らないように榊の木の下に植えたりしました。しかし、そこは残念ながらあまり陽当たりが良くないのです。でも、ダイダイであればもしかしていけるかも、と期待したわけです。
まずは、ベランダのプランターの中で発芽してくれないことにはどうしようもありません。これまでに延べ60種類以上の種を植えましたので、イエローストロベリーグァバやアップルキウイの種を蒔いたプランターに共存させることにしました。仮に芽が出て来たとしても、種類が全く違うので判別できるだろうという判断をしたわけです。これから様子を見て行きます。
2016年3月24日現在、1本だけ発芽していました。
2016年5月17日現在、1本だけ芽があります。かなり生長が遅いです。このまま様子を見ます。このまま順調に育ってほしいものです。2016年11月3日、5号鉢に植え替えました。
2017年6月3日に、実家の裏庭の地面に根鉢のまま植えました。これで育ってくれるかどうか、様子を見てみます。冬に霜で枯れてしまう可能性が高いです。