
(2016年10月16日)
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家で栽培している百目柿が8年目にしてやっと収穫できました。食べてみたらとても美味でした。そこで、種を植えてみることにしました。甘柿の実生からは甘柿はできないといいます。しかし、渋柿でいいからどんな柿が生るのか見てみたいと思いました。
以前、富有柿の種を蒔いて、芽が出てきたのでそのまま育てたら8年で実が生りました。しかし、それは元の富有柿の面影はなく、何となくキャラという品種の柿に似ていました。そして、言われている通り、渋柿でした。今回植えた百目柿の種が発芽するのかどうかわかりませんが、まずはそれを観察します。そして、発芽したら育ててみたいと思います。渋柿であっても干し柿にできるものであればいいという考えです。
2016年11月12日に大きな鉢に植え替えました。
2017年1月下旬の氷点下の冷え込みで百目甘の実生は枯れてしまいました。発芽しかけていた種は殻があったためか、枯れずにすみました。百目甘柿の種は発芽率が非常に高いですが、寒さに弱いということがわかりました。太秋の実生も寒さに弱いです。しかし、ある程度生長したら大丈夫のようです。
2017年4月27日現在、小さいプランターに蒔いていた種から発芽した実生がけっこう育ってきました。まだ秋から冬にかけて発芽した苗は真冬の寒さで枯れてしまいましたが、年が明けて春になってから発芽した実生は枯れずに育っています。百目甘の種は発芽率はかなり高いといえます。ただし、発芽させるタイミングが重要といえます。これが発芽に関して得られた知見です。いずれにしても甘柿の実生で親と同じ甘柿は生らないので、このまま育てるにはモチベーションの維持が難しいですね。接ぎ木の台木としてなら「あり」ですけど。
2017年5月11日、ブラウンのプランターのサラダ菜や百目甘の実生を整理して、アボカドの種を移植しました。百目甘の実生は鉢に移植しました。
2017年10月22日現在、2つの鉢で3本残っています。種は甘柿のものなので、実生苗からは渋柿ができると思われます。これら3本の実生苗はできるところまで育ててみます。盆栽にする選択肢もあります。