ファーストクィーンという大きなみかんを田ノ浦道の駅で買いました。(2015年11月21日)
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国道3号線の田ノ浦町の道の駅でファーストクィーンという晩白柚によく似た一回り小さい柑橘類を買って食べてみました。外観は晩白柚によく似ていますが、皮を剝くとスポンジ状の部分がピンク色をしていて、砂のう(砂囊)は紫色をしていました。種がたくさん入っていました。皮も料理して食べられるそうです。
ファーストクィーンという大きなみかんを田ノ浦道の駅で買いました。
大きい方を剝いてみることにします。
身がぎっしり詰まっていて、種もたくさん入っています。
種を外しました。
器に盛ってみました。
2分の1個のファーストクィーンにこれだけの種が入っていました。
いろいろな鉢に蒔きました。これらの鉢はほとんどりんごの種を蒔いてあるので、発芽しても区別はつきます。
沖縄島オクラの根元にも蒔きました。
大きな丸底の鉢の中で1本発芽していました。
2本目の発芽したファーストクィーンの種。根が地中に埋まっていませんでした。これを土に植え直しました。
複数の鉢やプランターで10本以上発芽しました。最もきれいな実生を4本ほど示します。そのうちの1本目。
2本目。
3本目と4本目。



ベランダの大きな丸いプランターのファーストクィーンの実生苗にアゲハが卵を産みつけていました。オレンジ色の角を出すイモムシになるので処分しました。
ベランダの丸底のプランターに2本ある苗のうちの1本に花芽のようなものが付いていました。
きれいな大きな葉っぱがついています。エカキムシにはやられていません。もう寒いのでこれからは食害はないでしょう。
2本あって、高さが60cmと50cmになりました。そろそろ地植えしようと思います。同じ鉢の中の太秋の実生苗2本のうちの1本は枯れてしまったこともあって、地中では根がかなり混み合っているため、夏場の水切れの時に枯れるのも出て来ているように思われます。
そろそろ地植えしようかと思います。
これから実家に持ち帰ります。
このままプランターから根鉢を抜き取って、そのまま地植えします。右側はフェイジョアの実生苗。
根鉢ごと裏の畑に植えました。ファーストクィーンは2本あります。左下に太秋の実生が1本あります。ほかに、アケビの実生が生えています。パッションフルーツの実生もありますが、そのうち寒さで枯れるでしょう。食べた感想としては、あくまでも個人的な感想ですが、晩白柚ほどではないにしても甘くて美味しかったです。色がきれいなので美味しく見えます。ファーストクィーンはきれいに皮を剝き、器に盛れば高級フルーツとして来客のおもてなしにも使えるし、野菜サラダの中に彩りとしても使えます。表皮の裏のスポンジ状の部分は砂糖で煮詰めると文旦漬けになり、衣を付けて天ぷらにすることもできます。果肉の丸ごと入ったクィーンゼリーにしたり、スナック菓子に果肉をピューレにして乗せたおやつにしたり、いろいろと工夫もできそうです。
種を蒔いたので、発芽したら状態の良い数本だけ育ててみようと思います。晩白柚はたくさん発芽したので、ファーストクィーンもたくさん発芽するような気がします。
2016年3月23日、やっと1本発芽しているのを見つけました。あれだけたくさん蒔いた割には発芽率がかなり悪いです。以前蒔いてみたことがある晩白柚とは大違いです。
2016年4月1日、2本目の発芽が確認できましたが、根が地上で伸びていたので、写真を撮ってから地中に埋めました。
2016年5月6日現在、10本以上発芽して育っているのが確認できました。耐寒性がないので我が家の畑では植えることはできませんが、鉢植えで楽しむなら栽培可能といえます。晩白柚同様、発芽させて楽しむ自由研究には良いかもしれません
2017年4月26日、アゲハが卵を産みつけていました。そのままにしておくと孵化するので取り外して捨てました。
2017年6月14日、実家の畑に植えた苗以外に、丸底のプランターに2本の苗があります。
2017年11月20日現在、高さが60cmになったので、そろそろ鉢植えはきついかなと思うので、春に畑に植えてみようと思います。
2017年12月2日に実家の裏に根鉢をそのまま埋めました。陽当たりはあまり良くなく、土も痩せているので、あまり育たない可能性が高いです。様子を見ていきます。これでベランダから鉢が1つ減りました。