フルーツを食べて種から育てる

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トップページ > フルーツを食べて種から育てる > デコポンの実生

デコポン(不知火柑)の種からの栽培

デコポン

近所のスーパーで買ってきたデコポンを食べた時に入っていた種を蒔いてみました。発芽するかどうか見てみます。不知火(しらぬい)柑の中で糖度が13度以上と高いものはデコポンとされています。この記事では食べたものがデコポンだったので便宜的にデコポンの種として扱っています。

英語ではdekopon (Citrus reticulata Siranui); sumo mandarin; sumo citrusとされています。なぜsumoなのか、個人的には面白いと思いました。sひょっとしてあの「相撲」でしょうか。



デコポン(不知火)近所のスーパーからネット入りのデコポンを買ってきました。果柄のところが出っ張っていて、外果皮がデコボコしています。(2018年3月19日)
デコポン(不知火)そのデコポンを食べて、中に入っていた種をプランターの中央付近に蒔きました(ピントが合っていませんが)。写真のデコポンはまだ食べていないので、当然ながら蒔いた種のデコポンとは別の個体です。(2018年3月19日)
デコポン(不知火)この日に蒔いた種は8粒あります。(2018年3月19日)
デコポン(不知火)別のデコポンを食べながら観察してみます。(2018年3月24日)
デコポン(不知火)外果皮はふつうはやや粗いのですが、この個体に限ってはわりと薄く、剥きやすかったです。内果皮(じょうのう膜)は簡単に開きました。私はそのまま全部食べます。果肉は橙色です。(2018年3月24日)
デコポン(不知火)丸ごと食べると多汁(succulent)であることがわかります。(2018年3月24日)
デコポン(不知火)内果皮(じょうのう)は薄くてやわらかいので、そのまま食べられます。砂瓤(さじょう)または砂嚢(さのう)とよばれる果汁が入った小さいつぶつぶがきれいです。このデコポンには種はほとんど入っていませんでした。(2018年3月24日)
デコポン(不知火)別のデコポンに入っていた種を数日間水に浸しておいたら、1個だけ発芽しそうな感じになっていました。(2018年4月2日)
デコポン(不知火)プランターに蒔きました。(2018年4月2日)
デコポン(不知火)デコポン(左端)を蒔いた同じプランターの中にブラッドオレンジ(中央)と黄金柑(右端)の種も蒔いています。(2018年4月2日)
デコポン(不知火)市販の培養土「花と野菜のかる〜い培養土」で覆いました。(2018年4月2日)
デコポン(不知火)約1ヶ月後、大きい方のプランターに1個発芽しかけているのを見つけました。まわりにたくさん発芽しているのはムベ。左下にはキウイもあります。(2018年4月13日)
デコポン(不知火)接写してみると、地中に根が入っているように見えます。でも、腐ってしまうこともあるので安心はできません。(2018年4月13日)
デコポン(不知火)小さいプランターの方の種も蒔いてから11日後、発芽しかけていた1個が緑色になって大きくなっていました。(2018年4月13日)
デコポン(不知火)蒔いてから37日後、大きいいプランターの方の種は葉っぱが出てきました。多胚種だったようで、2本以上出ています。(2018年4月25日)
デコポン(不知火)小さいプランターの方の種も蒔いてから23日後、発芽しかけていた1個が緑色になって大きくなっていました。(2018年4月25日)

まとめと今後の予定

デコポンの種は現在のところ2個だけ発芽しそうです。ほかの柑橘類(例えばレモンやシークヮーサー)の種と比べると、デコポンの種の発芽率はかなり低いのではないかと感じています。数を数えて定量的に評価したわけではないですが、肌感覚ではそうです。とりあえず発芽することが確認できたら、その先は未定です。そこでやめるかもしれません。

2018年4月25日現在、種2個から発芽して生長しています。いつまで栽培を続けるか未定ですが、実が生るまで育てる予定はありません。ひとまず発芽が確認できたので、目的は達成しています。






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